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しあわせは日々のなか

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2007-09-24 Mon

だって自分は可愛くないから

オンナらしさ入門(笑) (よりみちパン!セ 27)

オンナらしさ入門(笑) (よりみちパン!セ 27)

 女の子は、二歳になるともう十分に、「自分」を眺める自分の視線を持っています。

「私は、可愛くなんかない」

「私の身体は、私のものではない」

 女の子は、自分の身体は自分の持ち物なのに、どうしてこんなに居心地が悪いんだろうと、徐々に感じはじめます。自分は自分の身体の王様ではない。自分は、他人の視線の中にある。可愛くない女の子は、大人の愛をいつ撤回されてしまうかわからないという恐怖を内側に抱えはじめます。

 もっとも恐ろしいのは、「あの子の顔は可愛くない」と言われることです。

 可愛いものを「女の子」というらしいのに、可愛くない「自分」というのは、いったいなんなのでしょう。(P.36)

「可愛くなければ女ではない」。

「女の子」は、二歳ですでに大きな強迫と闘っています。強迫とは、自分の意思ではどうしようもないもののことです。(P.37)

 このへん読んだ時にふっと思い出したことがあります。

 マンガやらドラマやらの中で、男の子と女の子が一緒に歩いてて、途中で出会った男の子の方の知り合い・友達らしき別の男の子が、「彼女?可愛いじゃん」というような台詞を発する、という類の場面。十代前半ごろまでかな、これに出くわすたび、やけに悲しかったんですよね。胸が痛んだというか。

 たぶん、そういう場面を見るたび「ああ自分には異性からこうして『可愛い』と評されることは一生無いんだろうなあ」と思って、傷ついてたんだろうなあ、と思います(傷つくと言い立てるには気が引けるほど些細な事柄だけれど)(というか被害妄想激しいな)。

 なまじ「男の子っぽい」と評されることはない外見と性格だっただけに、「それなのに女の子としての価値(=可愛さ)はない」自分に絶望してた気がします。見た目も可愛くなければこんなことぐるぐる考えてる内面もまったくもって可愛くない……!という絶望。


 そしてこれが十代後半になると少々開き直りだし、「いいもん一生恋愛とかできなくても!」「児童文学と結婚してるんだから!(気持ちの上では)」とか言い出すような人間になったわけですね。ははん。

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