Hatena::ブログ(Diary)

しあわせは日々のなか

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2007-11-30 Fri

ついったー

http://twitter.com/chiho17

 5月にアカウントをとっておきながらずーっと放置してたのですが、最近ちょこちょこ書いてます。

2007-11-29 Thu

 外から見ると、たぶんこういうこともあるんだろう、起こりうるんだろうと思う。でもなんでわたしが渦中にいるのか含まれてるのかわからない〜。

2007-11-28 Wed

ネオ・ファンタジー

ボロワーズ(字) [VHS]

ボロワーズ(字) [VHS]

 授業で観ました。原作『床下の小人たち』を読んだのはずいぶん前だけれど、舞台が現代のアメリカに移っただけでずいぶん印象が違ってくるんだな。

今日のできごと

 子ども文学研究会のメンバーで、晩ご飯食べたりカラオケ行ったりしてきました。

2007-11-27 Tue

女子大、という場所

 なんだかファッション誌を見ているみたい、だと思うことがある。華やかな女の子たちがたくさん生息してて、色彩の鮮やかさにくらくらする。かわいいな、きれいだなと惹きつけられる、見惚れてしまう対象には事欠かない。「それに比べて自分は……」と劣等感を抱く機会にも事欠かない。

ケータイ小説

「本」というかたちはまだまだ魅力的なのかな、と、書店で書籍化されたケータイ小説平積みになっているさまを見るたび思う。

2007-11-26 Mon

申し訳なさ

 この大学に来てよかった、と思ったことはいっぱいある。後悔してない。

 ただ、この大学を選ぶということは、母親の「進学するならできれば九州内にしてほしい」という希望より、自分が児童文学に惹かれる気持ちの方を優先させるということだったから。そういう選択をしたことに、母親の気持ちをきっぱり無視した申し訳なさが付随してくるのは仕方ない、と思う。

2007-11-25 Sun

ホラーだと思った

 過去の日記(大学ノートに手書きでたまに書いてた方)をパラパラめくってみた。直視する勇気はなかった。だいたい負の感情に駆られてる時に書くことが多いからいろいろひどいのだ。

 どうしたいのかわからなくて、考えてること言ってることやってることがちぐはぐだった自分をありありと思い出した。

三連休だから

 いっぱい本読みたいと思ってたのにな。あんま読めなかった……

2007-11-24 Sat

岡田淳 『ふしぎな木の実の料理法』 理論社

ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)

ふしぎな木の実の料理法 (こそあどの森の物語 1)

 こそあどの森の物語、第一作目。寒い季節に読むのがぴったりなお話でした。

 コートのフードをかぶって、ひとり粉雪のなかを歩きながら、もうたくさんだとスキッパーは思いました。

 せっかく練習していったのに、会話はまるでうまくいかなかったのです。(P.105)

 一緒に住んでいる博物学者バーバさんが旅に出て以来、ひとりで暮らしていた少年スキッパーの元へ、ふしぎな木の実と手紙が届けられます。手紙には木の実の料理法が書いてあったようですが、とある事情から一部がにじんで読めなくなってしまっていました。しかたなく、判読できる「つくりかたは……さんにたずねるとわかるでしょう」という部分を頼りに、こそあどの森の住人たちの家を訪ね歩くことになるのですが、ひとりで本を読んだり化石を眺めたりするのが好きで、自分から人を訪ねたことがなかったスキッパーにとって、それは気軽にできることではないのでした。おっくうになったりぐったりしたり、ドアの前まで来てためらったり。

 そんなスキッパーの心の動きに共感できてしまう自分がいるよう……。

2007-11-23 Fri

那須正幹 『ご家庭でできる手軽な殺人』 偕成社

ご家庭でできる手軽な殺人 (偕成社ミステリークラブ)

ご家庭でできる手軽な殺人 (偕成社ミステリークラブ)

 ミステリ好きの少年も出てくるのだけれど、ほんの脇役で、そういうことに全然興味のない女の子が主人公。 ……「顔がにきびのために変形している」とか、描写のしかたがけっこう容赦ないよなー……

今日のできごと

 勤労感謝の日だけれど、用事があったので学校へ。人の少ない時の学校の雰囲気、好き。

 小学校も中学校も……高校もそうだったなあ。自分以外にあんまり人がいない状態の「学校」って空間が、なあんか好きだった。静まり返った廊下を意味なく歩いてみたりして。

 小学生の頃も、にぎやかな昼休みの図書室より、朝早くとか放課後とか、人があんまりいない図書室の方が居心地よくて居座ってたな。学校が好きな子どもではなかったけれど(給食は時間内に食べられないし、体育は苦手だし。嫌なことはいっぱいあった)、当時から、「学校」という空間そのものには愛着を持っていた気がする。

2007-11-22 Thu

緊張緊張

 なぜかわたしは学生会の書記をしていて、次の書記を決めるべく1年生の候補者さん一人ひとりと面接しなくてはならないのだけれど、日時を決めるために候補者さんたちにメールするだけで妙に緊張するのでした。

 なんで事務的内容メールを送るだけでこんなに心拍数あがるんだろう。なんで深呼吸を何回もすることが必要になるんだろう。そんなに苦手なのか、自分から人にコンタクトとるのが。

 何かしらの行動を起こす時、自分のこういう部分が本当に邪魔。

 知らない人……というか、大多数の人に対してこんな風に緊張してしまう分、自分から気軽に連絡できるような人たちには、とことん依存してしまっている気がして、それも本当に嫌。

森見登美彦 『四畳半神話大系』 太田出版

四畳半神話大系

四畳半神話大系

 気分転換のために勉学に励もうとした。しかし教科書に向かっているうちに、この不毛に過ぎた二年の遅れをがつがつとみっともなく取り返そうとしているような気分になってきた。そんないじましい己の姿が私の美学に反するのは言うまでもない。したがって勉強は中断を余儀なくされた。私は信号が点滅しても決して走らないことを信条としている。つまりは紳士だということだ。(P.19)

 登美彦氏(id;Tomio)いわく「荒くれ者」「ひねくれ者」の次男、『四畳半神話大系』を読みました。

 ぴかぴかの新入生の時、どのサークルを選んだのかを分岐点に繰り広げられる4つのパラレル大学生活。ああまた出てきたよこの人、また来たよこのエピソード、とにやにや。主人公の親友で、顔は「縁起の悪そう」、性格は「他人の不幸をおかずにして飯を三杯食う」と評されている、気持ち悪い奴であるはずの小津が、最後まで読むとなんか愛着わいてかわいく見えてきてしまいました。

2007-11-21 Wed

恩田陸 『三月は深き紅の淵を』 講談社文庫

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

三月は深き紅の淵を (講談社文庫)

人間が一生に読める本は微々たるものだし、そのことは本屋に行けばよーく判るでしょう。私はこんなに読めない本があるのか、といつも本屋に行く度に絶望する。読むことのできない天文学的数字の大量の本の中に、自分の知らない面白さに溢れた本がごまんとあると考えると、心中穏やかじゃないですね。(P.61)

 恩田陸の作品を1冊読むたびに、大好きだ〜、と思います。でも、立て続けに読んでしまって全著作を制覇してしまう気になれないのでした。

 読書で冒険したい時、未知のものを知りたい時もあるけれど、自分にしっくり馴染む、自分にとって好ましいとわかっているものを読みたい時もあって……恩田陸作品はそういう時に読むためにとっておいてある、という感じです。自分の中では。

今日の出来事

 故障中(通話中の相手の声がまったく聞こえなくなってしまった)だったケータイが戻ってきました。修理が無償ですんでよかったです。

2007-11-20 Tue

2007-11-19 Mon

可愛い女の子は大好きです☆(と言ってみる)

 本館(http://cloud.raindrop.jp)のお気に入り動画ページに、アイマスMADカテゴリがあったのがびっくりした、という反応がありました。そ、そんなに意外だったのでしょーか;;

 最初に観たのどれだったかな〜、たぶん十二国記の曲使ってあるのを見つけたのがきっかけだったかな。それから時々観るようになったのでした。まさかアイマス関連動画で十二国記の新刊を望むコメントを目にするとは思わなかった。

 「いつまでだって、待っているから……」って台詞が『東の海神 西の滄海』にありましたけど……うん、ほんとそんな気持ちで待ってます……。

2007-11-18 Sun

石井睦美 『五月のはじめ、日曜日の朝』 岩崎書店(絵・南塚直子)

収録作品

  • 五月のはじめ、日曜日の朝(1986年度はないちもんめ童話大賞受賞作)
  • おじょうさん、おはいんなさい
  • ぼくのピエロ
  • しろつめ草のかんむり
  • 夏まつりのまぼろし
  • いじめっこに、ごようじん

 ママに「はやくはやく」と言われるのが嫌で家を出たり、クラスの中に同じ苗字の異性がいて「ふうふだー」とからかわれたり、自分に意地悪をする男の子がいるから学校に行きたくなかったり……身に覚えがあったり見覚えがあったりするエピソードがいっぱい。

松村栄子

 今まで読んだ松村栄子作品は、『僕はかぐや姫』『至高聖所』『生誕』『紫の砂漠』。一冊読むたび好き度が増していっているのでした。未読の作品がまだまだあるのが嬉しい。早く全部読んでしまいたいような、もったいなくてとっておきたいような。

2007-11-17 Sat

『むかしのはなし』(三浦しをん・幻冬舎)収録「ディスタンス」感想

むかしのはなし

むかしのはなし

 主人公は十六歳の「あたし」。彼女が、心療内科の先生にあてて書いた手紙、という形式で語られる物語です。

 鉄八にちゃんとメンテナンスしてもらえないと、あたしはすぐに壊れる。鉄八があたしを作ったんだから。あたしの体のすみずみまで手入れして、「愛してる」とささやいてくれなきゃいけない。そうでないと、あたしの胃は食べ物を受けつけないし、皮膚はぬくもりもそよ風も感じない。(P.92)

 鉄八が胸の小さな女のひとが好きだと言うから、あたしは小さめのブラジャーをしている。しめつけると胸が大きくならないと、なにかの雑誌で読んだ。

 あたしは鉄八が好きなかわいくて子どもっぽい服を着て、ニキビができないようにすごく気をつけて、余計な肉がつかないように野菜ばかり食べて、ピンクのリップをつけて、オレンジの香りがするコロンをしゅっと吹きかけて……とにかく数えきれないほどたくさんのことを、すべて鉄八の好みに合わせてする。

 それなのに鉄八は、あたしにどんどん興味を失っていっているような気がする。(P.98)

 鉄八ひどいやつー。姪っ子に手を出して引用部のような状態にさせておいて大人の体に近づいたら捨てるなんてっ!そういうのは二次元で充足すればいいのにっ!!

 ……って、小説の登場人物に何本気で怒ってるんでしょうわたしは。でも、この「ディスタンス」とか、同著者の『秘密の花園』で出てきた幼い女の子がいたずらされるエピソードとか、女子高生が電車内で痴漢に遭うエピソードもそうだけど……幼い、若い、明らかに自分より弱い立場にある存在を対象に選んで傷つけることへの憎悪が行間から噴出してる気がするのだけれど、これはわたしの気のせいですか……。

 江國香織さんの『すいかの匂い』に収録されている「はるかちゃん」にも、女児がいたずらされるエピソードはあったけれど、あれは書かれ方がさらっとしてたなーと。三浦しをんさんの書き方にはなんか……そういう行為への怨念を感じる……。

 これでおしまい。さあ先生、あたしのことを分析して。パパたちが満足するまで、好きなだけ。

 どれだけ切り刻んでも、どんなに深く掘っても、あたしの中にあふれるのはただ、

 会いたい。会いたい。会いたい。

 それだけなの。(P.99)

 そんなわけで、読んでいて気持ちのいい話では決してないのだけれど、主人公のひたむきさがなんだかいとおしくて、「ディスタンス」は収録作の中で一番好きなのでした。

 あと、あとがきの文章が好きなので、そちらも引用しちゃいます。

 なにかを語り伝えたいと願うときとは、きっとなんらかの変化が起きたときだろう。喜びか、悲しみか、定かではないけれどとにかく、永遠に続くかと思われた日常の中に非日常性が忍び入ってきたとき、その出来事や体験について、だれかに語りたくなるのだ。

 だれでもいい。だれかに。

 ひとは変化する世界を言葉によって把握するものであること。

 どんな状況においても、言葉を媒介にだれかとつながっていたいと願うものであること。

 語られることによって生きのびてきた物語は、人々にそう伝えているように思う。

誕生日なのでした

 未成年じゃなくなりました。

 中学生の頃、ちゃんとした大人になりたいと強く願っていました。当時わたしは何年も同じクラスにいる子にも自分からは声をかけられず、外に出て人に会うのがやたら怖くて学校以外の場所に一人で行けず、そんな自分が高校生になるところも大学生になるところも社会人になるところも想像できず、ただこのままじゃ「ちゃんとした」大人になれない、大人になるまでにはどうにかしなきゃ、という恐怖だけはいっぱい抱え込んでいました。

 この時想定していた「大人」とは、たぶん、二十歳になる時だったのだと思います。その年齢に達してしまったわけですが、未だにうすぼんやりで常にうつむきがちで周囲の心優しい方々に助けられてばかりな人間のままで、「ちゃんとした大人になれるのかな。ちゃんと生きていけるのかな」(森絵都『つきのふね』より引用)という不安に満ちた問いも健在なのでした。

 まあ、一人じゃ家の半径1キロ以内から出られない中学生だったけど、大学生になったら一人で九州から東京まで移動できるようになったんだから進歩はしてるよね!これからだってなんとかなるよね!と思っておく。ことにする。頑張る。

 トラバやメッセージを下さった方にも、この場を借りて。ありがとうございます。

2007-11-16 Fri

気にしてもしょうがないけれど

http://d.hatena.ne.jp/seo19114/20071116

 小学生の時の服って今でも着られますよね話。

 小学校高学年の時着てた服、わたしも未だに着られるなあ……スカートはともかく、シャツワンピのボタンがちゃんと留められる(余裕あり)という事実には少々微妙な気分にさせられますが(聞かされた人が反応に困る話である)。

2007-11-15 Thu

女の子らしい、と言われること

 顔とか雰囲気が女の子らしい、と言われることが時々ある。

 それはほんとに嬉しいことなのだけれど、一方で、なんていうんだろう……申し訳なさ?みたいなものを感じることがある。外見は「女の子らしい」のかもしれないけれど、「女の子」に期待されることが多いのであろう能力……細やかな気遣いとか、そういうものが、自分にはまったくもって足りていないのを知っているから。要求されているであろう役割に応えられない申し訳なさ、なのかな。

 ああ、自意識過剰だなー。

子ども文学研究会

 ども研で、先週、次の部長とか会計とかを決めまして。わたしは、来年度の部誌(毎年学園祭で販売している)担当という役職(?)につくことになりました。

 今年は全然学園祭の宣伝とかしなかったのだけれど、来年は「よかったら部誌をぱらりらしに*1来てください……そ、そしてよかったら買ってください……」と、mixiででもこそっと宣伝してみようかな……

*1:この言い回しは桜庭一樹日記のまねっこ

2007-11-14 Wed

石井睦美 『群青の空に薄荷の匂い 焼菓子の後に』 ピュアフル文庫

 読むのがもったいなかったのだけれど、やっぱり我慢できなくて読んでしまった。

 中一の四月のはじめに菜穂と出会って、そしてわたしたちはこころの奥にしまってあるものも話せるくらいの友達になった。こころのなかにあっても言えなくて、でもそれをずっとこころに溜めこんでおくと、こころもからだも蝕まれてしまうのだとじぶんでもわかるそんなもの、わかっているからといって、おいそれと吐き出すことができるようなものじゃないそんなものを、伝えられるくらいの友達になったのだ。(P.111)

 『卵と小麦粉それからマドレーヌ』は、中学生になったばかりの菜穂が語り手の、菜穂自身の物語でした。最初は「やなやつ」と思っていた同級生の亜矢と、とても仲のいい友達になったり、母親が突然「フランスに留学する」と宣言したことをうまく受け入れられなかったり。

 『群青の空に薄荷の匂い』は、それから三年後。語り手は菜穂の友達、亜矢です。『卵と小麦粉〜』の時の菜穂からすると、両親の離婚やいじめを経験している亜矢は、同い年の友達でありながら、しっかりした先輩格の相談相手でもありました。そんな亜矢の物語が、今度は亜矢自身の言葉で語られていきます。

 ああ、もう、いいなあ。高校生になっても仲良しの二人にまた会えて嬉しかったです。「丁寧につづられる女の子の日常がいい」とか、言葉にするとありきたりにしかならないけれど、ほんとにほんとに、好き。

 あと、1月10日発売の新刊予告を見てびっくりしてしまった。

さとうまきこ『4つの初めて物語』

 ささささとうまきこ……!ピュアフル文庫の人選はわたしにとってツボすぎます。嬉しすぎます。わーい。でも、ポプラ社から単行本が出ているのだから、ピュアフルで文庫化されるのは当然のことなのか。

 さとうまきこ『ハッピーバースデー』は、ピュアフル文庫で復刊されたりしないかなー。

忘れかけてた

  • 先週「もうすぐ誕生日でしょ」と言われてびっくりした……
  • そういえばそうでした。言われるまで忘れかけてた……忘れかけてた、は大げさか。意識していなかった、というか
  • 本人がそんなんなのに、覚えてくれている人がいるというのは嬉しいですね。

2007-11-13 Tue

授業:基礎演習B

 はっ……発表終わった……ぐだぐだにもほどがあるけれどとりあえず終わった……。反省点がありすぎてしょんぼり。担当だったのはこの本。

 舞台は第二次世界大戦下のワルシャワ。小さな身体とすばしっこさを生かして、盗みをして生きている孤児の「ぼく」の物語。

 こちらは先生から紹介された、女の子がゲットーにいるユダヤ人たちに食べ物を届ける「持ち込み屋」になるお話。

2007-11-12 Mon

授業:イギリス児童文学入門

 「イギリス」「児童文学」と授業名にはあるものの、そのへんに限らずいろんな作品が取り上げられるこの授業。今、物語の中の「空間」とか「場所」とか「建物」について語られているのです。「推理小説だと館ものというのがあって」「へんな家とかが舞台になることがあって」というような話もされました(例として島田荘司とか綾辻行人とか篠田真由美とか出てきた)。期末レポートはそういう推理もので書いてもいいんだそうです。

2007-11-11 Sun

一言メモ

 ジェリー・スピネッリはいいなあ、と改めて思った。2冊しか読んでいないけれど。邦訳されている他の作品も読みたいけれど……『スターガール』も『ミルクウィード』も、言語化したくてもできない感情がふつふつとわきあがってきてもどかしくなったから、次々と他作品も読んでしまう気にはあんまりなれない。時間をおいてから読んでみたい。

2007-11-10 Sat

今日のできごと その1 読み聞かせ

 雨の降る中、サークル活動に参加してきました。公立図書館での読み聞かせです。

 ラスカルと二人、迷うかもしれないからと早めに行ったのですが、先輩が事前にメールで詳しく道順を説明してくださっていたおかげで早めに到着しました。

 協力してくださった図書館員さんがたいへん気さくでノリのいい方で、「ちびっこにはこれが受けますよ!」と他の図書館員さんも呼んで「パネルシアター*1」のやり方を教えてくださいました。本当は絵本の読み聞かせだけの予定だったのですが、それで急遽、パネルシアターで「ねずみのよめいり」をやることに。

たのしい ふゆごもり (日本傑作絵本シリーズ)

たのしい ふゆごもり (日本傑作絵本シリーズ)

からすのパンやさん (ビッグブック)

からすのパンやさん (ビッグブック)

 わたしが読んだのが『たのしいふゆごもり』、ラスカルが読んだのが『おうむとあみもの』『からすのパンやさん』。

 途中で帰るからね、とお母さんと約束しておはなし室に入ってきた女の子がいたんですね。『からすのパンやさん』の途中あたりで、もう帰るよ、とお母さんが呼びに来たのですが、彼女はぷいっとそれを無視して絵本の方を向いてしまって。聞き入ってくれるのはこちらとしては嬉しいけれど、お母さん困ってるよ〜と横で慌てました(結局彼女はしぶしぶ帰っていきました)。

 これらの絵本を読んだ後、いよいよ二人でパネルシアターに初挑戦。わたしはお話を読むの担当、ラスカルが絵をパネルに貼っていくの担当。絵本の時にはあんまり興味を示さなかった子も、熱心に見てくれたので嬉しかったです。

 まだお母さんの腕に抱かれてて、読み聞かせの途中でぐずっちゃうくらいの赤ちゃんがいたのですが、その子が最後に「ほら、バイバイは?」と促されて小さく手を振ったようすに心を撃ち抜かれました。ずきゅん。無条件にかわえー。みじょかみじょかー(方言)。

今日のできごと その2 本の交換会

 読み聞かせ活動終了後、せおちゃん(id:seo19114)と待ち合わせして、一緒に乙一ファンつながりのメンバー(黒子さん・わいえすさん・さつきいちごさん)での本の交換会に参加。

 迷いかけてしまって、結局迎えに来ていただいて合流したり……すみません。いつもいつもありがとうございます。

 自分の中で本を買うのを控えますキャンペーンを実施中だったにも関わらず、本屋さんめぐりの途中で、石井睦美さんの新刊(しかもサイン本!)『群青の空に薄荷の匂い』を発見し、買うことを即決してしまいましたとさ。だって……だってこれは買わないと後悔しそうだったから……。

 その後居酒屋へ。食事が一段落してから本の交換会に。いつものことながら差し上げた本よりいただいた本の方が多い。今日は絵本を入れておく用の大きめバッグ持参だったので助かりました。

 そして、個人的に好きで図書館から借りてきていた『Qはせかいいち』という絵本を持参していたので、その場で読み聞かせもしました。この絵本をこの日お会いした方々に紹介したかったので。あと、さつきいちごさんに「読み聞かせ、聞いてみたいです」と言ってもらえたので調子に乗ってしまって。

Qはせかいいち

Qはせかいいち

 今回もいろいろなお話(主に本とか)ができて楽しかったですー。門限があったので、途中で離脱しなくてはいけなかったのが残念でした……。

 皆様お疲れ様でした〜。

2007-11-09 Fri

授業:児童文学の読み方

  • 槇本楠郎 『原つぱの子供会』
  • 殺さねばならない毛虫=資本家という比喩
  • プロレタリア児童文学
  • 『メーデーごつこ』『赤い旗』
  • 時代は作者の半身

2007-11-08 Thu

今日の会話

「当分はこのネタでいじります」

「あ、わたしいじられてたんだ…」

「まじめにとってたんですか」

「いやそうじゃないですけど」

 こんな会話を今日しました。

 いや……そのネタをネタとしてとらえてなかったわけでなく、なんか「いじる」って言葉を面と向かって使われたのが久しぶりだったので新鮮に感じたのでした。高校時代はしょっちゅういじられキャラだと言われていたのをつられて思い出したので、少し懐かしくもなりました。

本筋に関わらないことにばかり言及しているよ

半身 (創元推理文庫)

半身 (創元推理文庫)

「嫁き遅れの姉娘」って言葉がぐさっと刺さった。妹のいる姉としては。うう……。ひきこまれたしおもしろかったと言えるけれど。

 最近、改めて、ネタバレせずに本に言及することの難しさを実感している。

授業:日本児童文学講義・近現代

「となりのトトロ」について(先生の話メモ)

  • 長編なのに、幼児でも最後まで飽きずに観ることができる
  • 母親不在なのは何故?
  • 物語の中で母親が入院していなかったとしたら、何が失われてしまうのか
  • サツキに家事を担わせることで、母性はよけいに強調される?

2007-11-07 Wed

小川洋子 『偶然の祝福』 角川文庫

偶然の祝福 (角川文庫)

偶然の祝福 (角川文庫)

 言葉たちはみんな私の味方だ。あやふやなもの、じれったいもの、臆病なもの、何でもすべて形に変えてくれる。ブルーブラックのインクで縁取られた、言葉という形に。(P.75)

江國香織 『いくつもの週末』 集英社文庫

いくつもの週末 (集英社文庫)

いくつもの週末 (集英社文庫)

 子供のころからテンポがのろく、ひとをたすけるよりは圧倒的にひとにたすけられてきた。でも、だからこそ依存は恐怖だったし、これまでずっと、なんでも一人でできるように、というふうに(結果はさておき)思ってきたのだった。

授業:ネオ・ファンタジー

ゲド戦記 [DVD]

ゲド戦記 [DVD]

 前回と今回に分けて、ジブリ版「ゲド戦記」を全部観ました。

 事前に悪評*1を耳にしすぎたせいで、観終わった後、「あ……そんなにひどくもないんじゃ……」という気分になってしまった。でも原作ファンが怒るのはわかる……。

 「真の名」をうかつに明かしちゃだめ、っていうほのめかしが不十分だった気がしてならない。ハイタカテナーの過去(原作だと1巻、2巻か)は、台詞の中でちらっと出てきただけだったな。ハイタカは「大賢人」と言葉では説明されてはいるけれど、そのすごさが伝わる描写はあんまりなかった気がする……。「父殺し」の扱いもやっぱり腑に落ちない……。

 エンドロールを見て、二木真希子さんがこの作品の作画監督補だったことを初めて知りました。

2007-11-06 Tue

墓穴をいくつも掘りましたとさ

 「墓穴を掘るってこのことだ……」と恥ずかしさにじたばたするよーなことがありました。いや結局、とある出来事をとある人に話す流れになったこと自体は嫌ではなかったのですが、それにしても、なんていうか、恥ずかしい。でも、わたしが一方的に被害を受けたかのような印象を与えたままその話を終わらせてしまうのは気が引けたのです……いまだに、思い出すにつけ当時の自分を殴りたくなるからなあ。話す過程で記憶再生してたら「死にたい……」と呟きたくなるような気持ちになってきましたが(自業自得です)。


 ああもう「穴掘って埋まってますー!」*1と言いたい気持ち。佐伯さん*2の掘った穴に入れられて埋められたい。

 ……そういえばよしもとばなな『TUGUMI』にも穴を掘るエピソードがあったなあ。でも「穴」といえばやっぱりルイス・サッカー思い出すなあ。小野不由美屍鬼』を読んだばかりだから、「墓穴……埋葬……起き上がり……」って連想もはたらく。

佐藤友哉 『鏡姉妹の飛ぶ教室』 講談社ノベルス

鏡姉妹の飛ぶ教室 (講談社ノベルス)

鏡姉妹の飛ぶ教室 (講談社ノベルス)

 兵藤君と佐奈ちゃんのやりとりを読んできたら、感動らしきものがわきあがってしまい、「わあユヤタンにうっかり感動させられちゃった」という甚だ失礼な感想が浮かんできてしまいました。

平山瑞穂 『忘れないと誓ったぼくがいた』 新潮社

忘れないと誓ったぼくがいた

忘れないと誓ったぼくがいた

 装丁に惹かれて買ってから一年以上経ってしまいましたがようやく読みました。うわーん。ちょうど今、感情の振れ幅が大きい時期だったこともあってか、最後の最後まで読んだら泣いてしまった。どこがよかったのか言おうとするとネタバレ全開になるので言えないのでした。

*1萩原雪歩風のつもり。……わたしなどが安易に使ってしまってはファンの人に怒られそうな気がしてきた

*2乙一GOTH

2007-11-05 Mon

本にまつわるいくつかの出来事

 とある本屋さんの誤字がとっても気になる。「島本理生」が「島本理緒」にだし「豊島ミホ」が「豊島ミネ」だし*1。「理緒」はなあ……まだ、誤変換かな、って気がするけれど(それでもやっぱりちゃんと確認してほしいけれど)、「ミネ」って。一字違うだけだけで、すごく「おばあちゃん」な感じの名前になるなあ……。

 学校帰りの電車の中で、サラリーマン風の男性(推定50代)が読んでいたカバーのかかった文庫本の中の、「大きな引き出し」という文字がふと目に入りました。わあ恩田陸だー、『光の帝国』だー。その本わたし大好きなんですー、と心の中で言いました。

 そういえば夏休み、帰省するために乗った飛行機の中で、隣の席に座っていたスーツ姿の男性(推定30代)が読んでいた文庫本は『太陽の塔』(森見登美彦新潮文庫)だったなあ。そ、それおもしろいですよね……と話しかけたい衝動に駆られてしまった(実行できなかったけれど)。

夏目漱石 『門』 新潮文庫

門 (新潮文庫)

門 (新潮文庫)

「どうも字と云うものは不思議だよ」と始めて細君の顔を見た。

「何故」

「何故って、幾何容易い字でも、こりゃ変だと思って疑ぐり出すと分らなくなる。この間も今日の今の字で大変迷った。紙の上へちゃんと書いて見て、じっと眺めていると、何だか違った様な気がする。仕舞には見れば見る程今らしくなくなって来る。――御前そんな事を経験した事はないかい」(P.7-8)

彼等の命は、いつの間にか互の底にまで喰い入った。二人は世間から見れば依然として二人であった。けれども互から云えば、道義上切り離す事の出来ない一つの有機体になった。二人の精神を組み立てる神経系は、最後の繊維に至るまで、互に抱き合って出来上っていた。彼等は大きな水盤の表に滴たった二点の油の様なものであった。水を弾いて二つが一所に集まったと云うよりも、水に弾かれた勢で、丸く寄り添った結果、離れる事が出来なくなったと評する方が適当であった。(P.186)

*1:手書きPOPとかじゃなくて、なんて言えばいいのかな、棚にある作家名別の見出しというか仕切りというか

2007-11-04 Sun

梨木香歩さん朗読会

http://www.library.ferris.ac.jp/img/nashikiroodoku.gif

 行ってきました。

 もう、幸せすぎて胸いっぱいだよ。

 朗読されたのは、『家守綺譚』の中の「サルスベリ」「都わすれ」、未発表の新作「ヤマユリ」。それに加えて、同じく『家守綺譚』収録の「葡萄」が読まれる予定だったのが、『からくりからくさ』の中の紀久から届く手紙の部分に変更されました。きゃああ。

 私はいつか、人は何かを探すために生きるんだといいましたね。でも、本当はそうじゃなかった。

 人はきっと、日常を生き抜くために生まれるのです。

 そしてそのことを伝えるために。(文庫版P.395)

 こ、この大好きなフレーズが生でっ……じかに聞けた……っ!(大興奮)

 そしてそしてサイン会もあったのですよー。事前にはサイン会もあるという告知はなかったのだけれど、こんなこともあろうかと、サイン(してもらえたらいいな)用として『この庭に 黒いミンクの話』を持ってきていたのですよー(こういう時だけ妙に用意がいい)。

f:id:sagara17:20071104230233j:image

朗読以外の、梨木香歩さんのお話メモ

  • 罪と罰』を小学五年生の時に読んだら、翌日世界が灰色に見えて、「今日はどうしてこんなに暗いんだろう」と思った
  • 文学」は脳に来るもの、「児童文学」はもっと違う、身体性の方を活性化するようなもの

2007-11-03 Sat

今日のできごと

 せおちゃんと彼女の友達と一緒にとある大学の学園祭に行ってきました。とあるゆと部つながりの方(って表現でいいのだろうか)が所属している演劇サークルの公演が主な目的。演劇、楽しかったです。青春群像劇〜。

 初対面の方にわりと挙動不審な態度をとりがちな自分が心配だったのですが、せおちゃんの友達さんとは和やかに話せてメアド交換とかもできて嬉しかったです。ばんざーい。

2007-11-02 Fri

スカート買った

 もし母が傍らにいたら「こういうの好きねえ」「同じようなのばっかり買うんだから」と言われそうだなーと思いつつ。物欲に負けた〜。

三浦しをん 『秘密の花園』 新潮文庫

秘密の花園 (新潮文庫)

秘密の花園 (新潮文庫)

 那由多、淑子、翠。ミッションスクールに通う三人の女子高校生の物語。

 言葉をいくら重ねても、果てしなく隔てられ交わることがない。でもだからこそ、どこかに逃げたいとは思わないのだ。どこに行っても一人なら、せめて那由多のそばにいたい。届かなかった言葉が虚無となっていくら押し寄せようと、それでもまだ言葉を重ねたいと思える相手のそばにいたい。(P.244)

 三浦しをんが描く、読んでるこっちが怖くなるくらいに好きな異性のいる女の子や、女の子同士の関係性が好き。

2007-11-01 Thu

更新情報

 本館(http://cloud.raindrop.jp/)の方に、「お気に入り動画」ページを追加しました。

 ただひたすらニコニコ動画で観たお気に入りを並べているだけのページですが……じょ、徐々に数増やしたり一言紹介つけたりできるといいなあ……と思いつつ。

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