Hatena::ブログ(Diary)

しあわせは日々のなか

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2008-01-31 Thu

嶽本野ばら 『下妻物語・完』 小学館

男のコのことは解らないけど、女のコって、何事に対しても全部、恋愛感情で動いちゃうんじゃないのかな。(P.316)

 ああここから次ページまで長々と引用したいくらい好きな場面なのだけれど、このへんでとめておきます。『下妻物語』と続編の『下妻物語・完』を最後まで読んでこそ胸に来る場面だと思うから。

 最初に読んだ嶽本作品は『ロリヰタ』だったのだけれど、主人公が大勢の人に誤解されて攻撃対象になって傷つくという展開はいやに胸が痛くなるから苦手なわたしとしては、表題作も併録作の『ハネ』も、苦手も苦手ど真ん中な話だったんです。それでずっと敬遠してて。

 あと、わたしは嶽本さんの書く乙女像がたいへん苦手だと、『ミシン』を読んで改めて思いました。……「自分を貫く」ことを最優先にしている、愛するお洋服を買うためなら親のお金を勝手に使い込むこともいとわない、そういうところが。わたしは、「教育」というものがどうしてもくっついてくる、だからどうしてもモラリスティックなものが多くなる*1児童文学にどっぷりつかり、さして反発を覚えることなくそういう心性を受け入れて育ってきたから……その価値観で「悪いこと」とされていることが悪いこととして描かれなかったり(本の中で、とはいえ)、「大事なこと」とされていることをまったくぞんざいに扱われたりすると、落ち着かないんですね……*2

 その点、『下妻物語』は、家の門限はきっちり守るし、「このへん農家で朝早い人が多いし、うるさくしたら迷惑だろ」と暴走行為も夜遅くまではやらないヤンキーちゃん・イチゴというキャラクターが投入されているおかげで、わたしの苦手な嶽本野ばら成分がずいぶん薄められており、読んでてとっても楽しかったです。

*1:全部が全部そうだとは決して言えない

*2:うまく言えないなあ。「悪いこと」とされていること、たとえば殺人が本の中で起きてるだけで悪い気分になったりはしないんだよ。それを「悪いこと」だと指摘する視点がまったく作中にまったくないと、嫌なのかなあ……主人公であれ語り手であれ登場人物の一人であれ、誰かにそれは「悪いこと」だという視線を持っていてほしいのかなあ……

2008-01-30 Wed

 テスト終わったーーー!

フィクション補給

 レポートにぜんぜん関係ないもの読みたーい、という気持ちがむくむく起きたので、買ってきた『ぼくらの』8巻(鬼頭莫宏小学館)と、図書館から借りてきた『バナナブレッドのプディング』(大島弓子白泉社文庫)と、『ミシン』(獄本野ばら・小学館)を立て続けに読みました。ふう。満足。

2008-01-28 Mon

自業自得で地獄に行ってましたが生還しました

 半分だけ書いて煮詰まって放置とか、引用したい箇所だけ書き出して放置とか、文献に付箋つけただけで放置とか思いついたことメモしただけで放置とかしてたレポートが多かったせいで土日はいっぱいいっぱいでしたー。ふー。

 レポート提出後、部室に行ってポスター作り。せおちゃんと「ほとんど寝てないけど元気だなわたし」「わたしも」「若いからかなあ」「そうだよきっと!」という会話をかわしました。

 まだ終わってないけれど、あとは水曜のテスト一つ、レポート提出一つを残すのみです。がんばる。

2008-01-25 Fri

ごめんなさいとしか

 謝らなくてもいいよと言ってくれるのはわかっていても(実際言われたし)ごめんなさいしか出てこない。

2008-01-24 Thu

今日から学年末試験

 風の強い日でした。髪が「なびく」どころか「巻き上げられる」感じがするなあと思いながらはしはし歩いて学校へ行きました。

2008-01-23 Wed

雪が降る

 降雪なんて年に一度あるかないかで、降ったとしても雪というよりみぞれに近かったり、降っても積もらなかったりする土地に生まれ育ったし、上京一年目の去年はずいぶん暖冬で初雪も遅かったようだし(ようやっと降った時には帰省してたし)……というわけで、雪を見たのは二年ぶりです。

なきたい こころがいたい いきぐるしい

 なんだかすごく駄目だ。自分の感情の動きが目まぐるしすぎてついていけない。結局人によりかかってる自分が嫌だ。

2008-01-22 Tue

自分はずるい

 私は安易に泣いたり、つらいって言ったりしちゃいけないんだよ。実際以上に、必要以上に「かわいそう」に見えてしまうことが多いから。自分にも悪いところはいっぱいあるのに、相手を悪者にしてしまうから。

2008-01-21 Mon

今日のできごと

 twitterは行き場のない思考がだだ漏れる場所になりやすいですね。眠れぬ夜中に布団にもぐりこんだ姿勢でぽちぽちメールで更新とかするとなかなか恥ずかしいことになりますね……などと考えながら学校へ。月曜に授業があるのはひさしぶり。

 せおちゃん(id:seo19114)に今日の服装を「かわいい」と褒められたので大変嬉しかったです。わーい。

 来年度どのゼミに所属するかの結果発表が、ようやっと今日行われました(先月、1月中旬発表予定、と告知されていたから、先週からそわそわしながら待ってたんです)。第一希望が叶ってました。わーいわーい。

2008-01-20 Sun

電車の中

 おばあちゃんと孫(小学校3、4年生と推測される男の子)らしき二人が「エラゴンて、ナルニア国ものがたりと同じ人が書いてるんでしょ」という会話をしていて、ちっっっっがーう!と全力で訂正したい思いに駆られました。作者の生きた時代すら重なってない……!『エラゴン』の作者クリストファー・パオリーニが生まれた年は1983年、ナルニア国ものがたりの作者C・S・ルイスが没してから20年後だよ……!

 ……ネオ・ファンタジーの授業とってたり、今そのレポート課題抱えてたりするから耳聡くなってるのかなあ……

2008-01-19 Sat

そんな気分

 自分で自分を否定し続ける分、自分以外の誰かからは肯定し続けててもらいたいなんて随分勝手な願望だと思う。自己嫌悪

2008-01-18 Fri

自分は女の子と見なされない女の子なんじゃないか、という恐怖(小学生編)

 うんと小さかった頃でも、髪が短かった頃でも、男の子に間違われたことも男の子っぽいと見なされたこともなかった。通知表にはいつも「おとなしい」「引っ込み思案」「恥ずかしがりや」「感受性豊か」といった言葉が並ぶ子どもだったけれど、女の子だからそう評されるのも多分そんなに「おかしい」ことではなかったんだと思う*1

 そういう風に、私は外見も内面も「女の子らしい」子だった。自分のキャラは、「女の子らしい女の子」という位置以外に行き場がないのだと小さい頃から知っていた。その一方で、目の保養となる美少女性とか、細やかな気遣いだとか、女の子に期待されている役割――果たせれば女の子としての評価が高くなる役割を、自分が果たせるとは到底思えなかった。私は私に、「女の子らしい」と言われる性質の負の面しか見いだせないでいた。見ていたくなるような可愛い顔ではないし、被害者意識ばかりが強い内面は、「これだから女は」と言われそうな、ねちねちじめじめべたべたしたものばかりが満ちているように思えた。

 女の子らしい女の子でしかないのに、女の子に期待されるような美質を備えていない自分は、異性の対象物*2には一生一度もなれないかもしれないという恐怖は、小学生の頃から抱いていたのだ。女の子の世界には「容姿は普通の女の子が、自分より美人なライバルの妨害を乗り越えて好きな人と幸せになる」物語*3があふれていたけれど、自分はその「普通」より劣っている女の子だと思っていたので、そういう物語でカタルシスを得ることはなかった。

*1:これが男の子だと、男の子のくせに元気がない…みたいな評価になるんじゃないだろうか

*2桜庭一樹ブルースカイ」で読んで以来お気に入りの言い回し

*3少女漫画少女小説

2008-01-17 Thu

レポートに追いかけられてますが元気です

 うちの大学もセンター試験の会場になるので、明日は準備日として学生は入るの禁止になるのでした。今のうちに借りとかなきゃいけない資料を、図書館で借りて帰りました。

2008-01-16 Wed

じゅーでーん

 せおちゃんとゆっくり話せて嬉しかった日。

 桜庭一樹さん直木賞受賞!わーいわーいめでたいな。本屋さんで直木賞特集が組まれて桜庭作品が平積みされるようすを見るのが楽しみ。

2008-01-15 Tue

2008-01-14 Mon

駄目だなあ私

 ずさんすぎる。余計なことはくよくよ考えるくせに、肝心なとこで考えなしで、めんどくさがりなんだから。

2008-01-13 Sun

どっちが大事なの

DIVE!!(4) コンクリートドラゴン

DIVE!!(4) コンクリートドラゴン

女はすぐに「どっちが大事なの?」と順番をつけさせたがる。そんなの比べようもないことを説明するのに、自分は一生苦労しつづけるだろう。(P.43)

 これは作中での、中学生の男の子の述懐なのでした。ここ読んで、そういえばわたしは小学生の頃同級生の女の子に「本と友達どっちが大事なの」と訊かれて、「本」と即答した*1ことがあったらしいなあ、と思い出しました。

 あったらしい、というのは、そう訊かれてそう答えたことをわたし自身は覚えていないからです。ただ、その質問をわたしにしたらしい同級生が、後々まで「あの時ちほちゃん本の方が大事って言ったよね」と繰り返していたので、どうやら自分はそんなことを言ったらしいと記憶することになったのでした。

 その一件があんまりわずらわしかったので(比較すること自体なんかおかしい、とぷんぷん怒ってた)、当時「わたしは絶対『どっちが〜』って人に聞いたりしないもん」と決心した覚えがあります。

 今のところその決心は守ってるつもりなのだけれど、どうなんだろ。覚えてないだけで言ったことあったりして。

よしもとばなな 「満月――キッチン2」

f:id:sagara17:20080113230617j:image

「そうね……私に。」できることがあったら言ってね、と言うのをやめた。ただ、こういうとても明るいあたたかい場所で、向かい合って熱いおいしいお茶を飲んだ、その記憶の光る印象がわずかでも彼を救うといいと願う。

 言葉はいつでもあからさますぎて、そういうかすかな光の大切さをすべて消してしまう。(P.106)

 昨日「ムーンライト・シャドウ」だけ読みたくて引っ張り出したのだけれど、結局「キッチン」も「キッチン2」も読み返してしまった。

 ペチコートってなんか好き。

*1:嫌な子だ……

2008-01-12 Sat

今日買った

BRUTUS (ブルータス) 2008年 1/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2008年 1/15号 [雑誌]

 明らかにわたしこの雑誌の想定読者ではないなあと思いつつ。いしいしんじさんのおすすめ本が30冊もご本人のコメントつきで載っているのに惹かれて買っちゃった。

よしもとばなな『キッチン』収録 「ムーンライト・シャドウ」

キッチン (角川文庫)

キッチン (角川文庫)

「うん、一度家に帰ってから。みんなで久々に集まるんだ。」

「よろしくね。でも、どうせ男ばっかりでやらしい話するんでしょう。」

 私が言うと、

「そうだよー。悪いか?」

 と彼は笑った。

(中略)

「あ、でも君のことは絶対、変なふうにゆわないから。」

 思い出したように等がそう言ったのがおかしく、私は自分のマフラーに顔を埋めて笑いをこらえた。四年もいて、こんなに好きだなんて不思議なこともあるものだと私はその時思っていた。(P.177)

 冬のまっただなかに読みたくなる話。この回想シーンは何度読んでもきゅんきゅんする。

 実際はこんな男性なかなかいませんとか言われたら、わかってますって言ってそっぽ向いてやるーっ……と、そこまで考えてしまうのでした。

2008-01-11 Fri

フィクションの中の女の子への思い入れ

 小説やら漫画やらアニメやら、フィクションの中でわたしが好きになる*1キャラクターは、圧倒的に女の子が多い。

 自分の中の女性性が嫌いな分、フィクションの中の浄化された女性性を愛するみたいな……?浄化、っていうか純化っていうか……特化、がいちばん近いかなあ。物語の中で、ある一定の役割を果たせるように、特化された女性性。

はやくおばあちゃんになりたい

 いつまでも若いままでいたいと思わないわけではないけれど、ときどき、女の子とか女性とかおばさんとか全部すっとばしてさっさとおばあちゃんになりたい、と思う。

あたしはきれいだろうか、(中略)きれいじゃない、とも思うし、けれどそんなにひどいわけでもない、とも思う。テレビはもちろん、学園のアイドルにもなれないけれど、整形手術を真剣に考えなければならないほどでもない、ということ。それにしてもこの先あと何百回くらい、こういうことを考えなければならないんだろうか。つまり、あたしはきれいなのか?だれかに好かれるくらいにはきれいなのか?それとも見向きされない?という、たとえば、鮮魚売場の、刺身用の鯵みたいなことを、だ(角田光代『あしたはうんと遠くへいこう』)

 とっとと鮮魚売場から逃げ出したい。いや、もしかしたら性別女として生まれた以上こういう悩みからは一生逃げられないのかもしれないけれど、放っておいても若さは時が経てば失われるんだから焦ることはないのだけれど、それでもときどき思う。「女の子」でいるのは、楽しいのと同程度につらい。わたしがつらい、のは……たぶん周囲が「女の子」に期待する役割の一つであろう、目の保養となる美少女性を持っていない……というのが理由の一つ。

 元々の顔立ちの平々凡々っぷりはわかりきっているのに、ときたま自分の笑顔だとか雰囲気だとかを「かわいい」と形容されるだけでものすごく嬉しいのに、それでも美少女性を持つ女の子になれないのを悲しむ気持ちはなくならないんだなあ。厄介なものです。

*1:きゅんきゅんする、くらいの意味

2008-01-10 Thu

自己否定の否定を相手に求める

「そんなことないよ」って言ってもらっても、あからさまにそんなことを要求した自分にうんざりするんだよ。後から、「気遣って言ってくれただけ」「その場のノリで言ってくれただけ」との疑り深い失礼な考えに基づき相手が言ってくれた言葉すら内面では否定してしまうんだよ。それでも「そんなことないよ」って言われた瞬間はそれを信じられるから、安心できるから、その言葉を欲しがってしまう。あさはかだな、と思うのです。

2008-01-09 Wed

見た目あんまり変わってない

 髪切りました。長さは10センチくらい短くなったけれど、ぱっと見あんま変わってない。

2008-01-08 Tue

作・いしいしんじ 絵・植田真 『絵描きの植田さん』 ポプラ社

絵描きの植田さん

絵描きの植田さん

 ほとんど眠ってもいないみたい、とおかみさんは思った。法律簿記の知識にとぼしく、なんの手助けもできないこの自分ったら、こころの底からふがいないわ。

 そう漏らすと、イルマは雪を割るような笑顔をにっこりと向け、おねえさんがいてくれるだけで、私は大いに助かってるのよ、といった。私の大好きな人が身近にいて、その人らしくまじめに、懸命に暮らしていてくれる、ってことが、いまの私にとっては何よりうれしいの。(P.42)

 いいないいな。こういうのいいな。大好きな人の役に立ちたいけど何にもできないなあと落ち込むことは多々あるけれど、私も身近にいるとうれしい人になりたいものです。

2008-01-07 Mon

東京に戻る

 東京行きの飛行機の中で、眼鏡をかけた小学生の男の子と近くの席になりました。「一人なの?」「何年生?」との客室乗務員さんからの質問に、「一人旅です」「小学三年生です」とはきはき答えているのを、聞くともなく聞いていて、かっこいーなーと思ってました。わたしが小学生の時の行動範囲なんか家から半径1キロ以内だったよ……。

 そして、頭上の荷物入れに荷物を入れようとして、でも身長が微妙に足りないために手こずっていたら、その男の子に「大丈夫ですか?」と声をかけられてしまったのでした。

永井荷風 『あめりか物語』 岩波文庫

あめりか物語 (岩波文庫)

あめりか物語 (岩波文庫)

或る日本雑貨店の代理人で、故郷には娘もあり孫もありながら、頻と裸体写真の集しゅう*1に熱心している紳士が、酔った末の雑談に、これは近頃、さる処で手に入れた天下の逸品だ、と自慢で示す二、三の写真。

 ここでニコニコ動画の「紳士の社交場」タグを思い出したわたしはちょっと毒されすぎだと思った。

*1:ころもへんに集って字なんだけど出てこない

2008-01-06 Sun

袴姿にときめくときめく

アイドルマスター 浮舟(GO!GO!7188)千早・美希

 袴姿いいなあ……

Hazel Nuts Chocolate 「風邪ひいてばたんきゅー」

D

 それと角のケーキ屋さんでガトーショコラららららん♪

 こっそりと本館にお気に入り動画コーナーを作るだけでは飽き足らず、とうとう日記に動画カテゴリを作ってしまいました……春香かわいい……

2008-01-05 Sat

振袖

f:id:sagara17:20080105130427j:image

 地元の成人式には出たかったのだけれど、出られないので(明後日には東京に戻るのだ)、今日振袖着て写真撮って親戚の家を回ってきました。実はこれ、母親が成人式の時に着たものだったりします。

2008-01-04 Fri

不思議の国のいおりん

アイドルマスター 「The Beautiful World」 不思議の国の伊織

 一人でも悲しーくなんーてなーいはずだわー。

2008-01-03 Thu

向田邦子 『思い出トランプ』 新潮文庫

思い出トランプ (新潮文庫)

思い出トランプ (新潮文庫)

収録作品:『かわうそ』『はめ殺し窓』『三枚肉』『マンハッタン』『犬小屋』『男眉』『大根の月』『りんごの皮』『酸っぱい家族』『耳』『花の名前』『ダウト』

『男眉』

買物袋を持ち替え持ち替えして歩きながら、すれ違う女たちの品定めをした。

 夫がその女と二人切りで、無人島へ流れついたとする。あの女には、一月で手を出す。この女は、その日のうち。次。あれなら、いかに夫でも三月は手は出すまい。次のは、女の方から手を出しそうだ、などと、答えを出しながら歩くのである。

 こんな馬鹿馬鹿しいことを考えている時、人はどんな顔をしているものかと、商店の鏡にうつる自分をのぞいてみたら、いつもと同じ不機嫌な顔だったので、妙な気持になった。(P.115-116)

 夫との見合いがまとまり、式の日取りが決った頃、うちへ遊びに来たことがあった。年のせいか道楽も下火になっていた父は、やがて義理の息子になる夫に酒をつぎながら、冗談まじりに麻の体のことを口にした。

 酒のつまみを皿にのせて茶の間に入りかけた麻は父の「毛深い」ということばを耳にした時、刃物があったら父に突き立てていただろうと思った。死んでも絶対に泣いてやらないから。(P.116)

大根の月』

 戻ろうか、どうしようか。一番大切なものも、一番おぞましいものもあるあの場所である。(P.139)

2008-01-02 Wed

米澤穂信 『遠まわりする雛』 角川書店

遠まわりする雛

遠まわりする雛

 収録作品:『やるべきことなら手短に』『大罪を犯す』『正体見たり』『心あたりのある者は』『あきましておめでとう』『手作りチョコレート事件』『遠まわりする雛

 古典部シリーズ4冊目。もうきゅんきゅんするーとしか言えません。

 千反田かわいいなあ……『愚者のエンドロール』の、ウィスキーボンボンで二日酔いしちゃったエピソードでも「かわいいなあ」と思ったけれど、今作の「……わたしも、ちょっと、着物を見せびらかしたいんです」は反則級にかわいい……

2008-01-01 Tue

あけましておめでとうございます

 この日記が年を越すのも4回目となりました。

 今年もよろしくお願いします。

アンダンテ日記:謹賀新年

今年は、新作をお目にかけられるかな…と思います。

たぶん、夏以降のことになりますが。

 荻原規子新作情報。わっくわくどっきどき。

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