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2008-02-10

tcpdumpの使い方

パケットをキャプチャする時の定番コマンドtcpdump

使い方によっては結構凝った使い方もできます。

デフォルトではヘッダまでしか出しませんが-sオプションを使うことでパケット全部をダンプできたりもします。

基本的なものを以下に記しておきます。

コマンドライン

# tcpdump <条件式>

条件式には,type,dir,protoが指定できる.

type

対象にするパケットの種類を指定する。タイプで指定できるのは

-host(ホスト)

- net(ネットワーク

- port(ポート)の3種類

例:host hogehoge、port 80など


dir

通信の方向を特定する。方向として指定できるのは

- src(ソースアドレス)

- dst(ディスティネーションアドレス)

- src or dst

- src and src~

の4種類。dir修飾子がない場合は、「src or dst」が指定されたものと見なされる


proto

プロトコルを特定する。プロトコルとして利用可能なのは、

の15種類。proto修飾子がない場合は、(type修飾子と矛盾しない範囲で)すべてのプロトコルが指定されたものと見なされる

 上記の修飾子で構成された条件を演算子「and」「or」「not」でつなぐことで、複雑な条件を指定することが可能である.


使用例

  • 基本編

tcpパケットを監視する場合

# tcpdump tcp

udpパケットを監視する場合

# tcpdump udp

IPv6パケットを監視する場合

# tcpdump ip6

ICMPv6のパケットを監視する場合

# tcpdump icmp6

RTPのパケットを監視する場合

# tcpdump -T rtp

RTCPのパケットを監視する場合

# tcpdump -T rtcp

80番のポートを監視する場合

#tcpdump port 80

SSH以外のポートを監視する場合

#tcpdump port not ssh

送信アドレスが192.168.0.1のものを監視する場合

# tcpdump src host 192.168.0.1

  • 応用編

IPアドレス192.168.0.100に関する80/TCPパケットを監視する場合

# tcpdump tcp port 80 and host 192.168.0.100

宛先が192.168.0.100に関する80/TCPパケットを監視する場合

# tcpdump tcp port 80 and host dst 192.168.0.100

IPv6で5004/UDPパケットを監視する場合

#tcpdump ip6 and udp and port 5004

IPv6TCPUDPパケットを監視する場合

#tcpdump ip6 and \(udp or tcp\)

IPv6TCPと5004/UDPパケットを監視する場合

#tcpdump ip6 and \(\(udp and port 5004 \) or tcp\)

LAN(192.168.1.0/24)内のtcpによるやりとりを監視する場合

tcpdump tcp and \(src and dst net 192.168.1.0/24\)

LAN(192.168.1.0/24)の外から中に入っているパケットを監視する場合

tcpdump \(src net not 192.168.1.0/24\) and \(dst net 192.168.1.0/24\)

-F file 条件式を file から読み込む。条件をあらかじめファイルに記述しておけば、毎回条件を記述する手間を減らせる
-n アドレスを名前に変換しない。これは IP アドレスだけでなく、ポート番号なども数字のまま出力する。
-i interface 複数のインターフェースを使用している際はこれで指定する事が出来る。
-r file これは前もって -w オプションなどで作成したファイルからパケットを読み込む。Snort もこの -r オプションで読み込み可能なファイルを作成することができる。
-w file ネットワークに流れるパケットをそのままファイルに保存する。このログを読むためには-r オプションを使用する
-x パケットの中身を 16 進数で表示する。
-X パケットの中身を ASCII で表示する。16 進数も同時に表示する。暗号化されていない通信ならば、このオプションでほぼ全ての内容が見れる。
-T rtp (Real-Time Applications protocol),rtcp (Real-Time Applications control protocol), snmp (Simple Network Management Protocol), vat (Visual Audio Tool)、 wb (distributed White Board)を指定することができる
-sダンプするデータ長を指定する。デフォルトは64byte(ethヘッダ除く)パケットを全部みたい場合は1500などにすると良い(ethernetの場合)。MTUサイズより大きくすればパケット丸ごと取れる)

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