ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#26 私の王子様<終>

 正直、25話26話のガッカリ感は尋常ではない。懲役420年を食らっているから自分が死ぬことなんて気にしていない囚人42号は相当な強敵。それに立ち向かうにはしっかりした策が必要なのだが、陽動作戦に振り回されたアリソンとトラヴァスは懐かしの飛行機で追いかけるのが精一杯。
 走行中の列車と飛行機で会話が成立するのかというところは置いておいてもいいが、崖から列車とともに転落したトレイズが何事もなくリリアの学校に転校生として現れるのはひどすぎる。何か理由をつけてくれるのかと思ったらそのままダンスパーティーで踊っておしまい。これはご都合主義じゃなくて、ただの超展開です。
 「ガラスの艦隊」「鋼鉄三国志」など突き抜けたクソアニメはそれはそれで味わい深いものがあるのだが、そうではない単なるつまらないアニメというのは非常にタチが悪い。そして、残念ながら「アリソンとリリア」はそれに該当する作品だった。原作は未読だが、きっと読んでいたら激怒していたのではないだろうか。あと、感情移入できるキャラクターがいなかったのが個人的には痛かった。

黒執事 #01 その執事、有能

 以前からGファンタジーのCMでよくお目にかかっており、マンガもアニメ化するということで1巻だけ読んでみた。セバスチャン=小野大輔はそりゃ似合うだろうと納得のキャスティングだったが、アニメ自体はちょっとテンポが悪く、軽快な執事ものでもなく、かつシリアスにもなりきれていない半端な出だしに思えた。

#01 終末の世界で

 新しくアニメ枠が追加され、1時間30分のアニメタイムになった木曜深夜、2本目はコレ。「新造人間キャシャーン」自体は70年代の作品ということもあってMADテープや文献でしか内容を知らないが、映画「CASSHERN」なら見た。
 キャシャーンがルナを殺してしまい滅びに向かっている世界が舞台なので画面が灰色い。

天使たちの軌跡

 30分で詰め込めるだけ詰め込んだ総集編。2ndシーズンに向けての番組で、見ていた人が内容をおさらいするのには十分だが、2ndシーズンから見る人が予習として見るにははしょられた部分が多い印象。
 来週からのこの時間は「CLANNAD 〜AFTER STORY〜」で木曜深夜3本立て。「伯爵と妖精」はKBSとサンが同時間放送で、KBSは一番割を食いそう。