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2007年09月30日(日)

[]十楽の夢 十楽の夢を含むブックマーク

作者:岩井三四二文春文庫

戦国時代の長嶋の一向一揆を描いた作品。長嶋という土地が尾張のすぐそばにあることに驚かされた。

また、海に流れ込む河口にある輪中で生活を営む、海の貿易商人が主人公というのも新鮮だった。

主人公坂田弥三郎は、妾腹の3男だったが、織田家との戦いで、父と兄を失い、坂田家を継ぐことになる。

弥三郎は、織田家と衝突を繰り返しながらも、東国との貿易を行い、独立自治を保っていた。

死ねば浄土にいけるという一向宗長嶋の土地にも根付いており、信長の対抗勢力となっていた。

大坂本願寺は、長嶋の土地を信長の防波堤とするために、坊主を指揮官として派遣してくる。

だが、国侍や商人、農民たちの個別の戦闘が繰り返され、プロの先頭集団の信長軍に追い詰められていく。

実利を重視する商人の弥三郎たちは、長嶋の土地から逃げ出そうとするが、坊主達に妻子を人質に取られてしまう。

食べるものも無くなり、坊主達は夜陰に紛れて逃げ出し、降伏を余儀なくされた弥三郎たち。

城を出た途端に、織田軍の銃撃に会い、虐殺が始まる。悲惨な結末だが、面白いと思った。

それは、一向一揆を醒めた視線で捉えていることと、信長に仕える武将達のサラリーマン的な抑圧がリアルだったからだ。

弥三郎がもっと劇的な活躍をすれば、傑作だっただろうが、結末の描かれ方を読み、納得した。

日根野信就と、常蔵をもう少し、活躍させてほしいなと残念にも思った。

こういう歴史の知らない部分にスポットを当ててくれる小説は良い。

十楽の夢 (文春文庫)

十楽の夢 (文春文庫)

[]中館の衝撃 中館の衝撃を含むブックマーク

アストンマーチャンで勝った後のインタビューを見て、ショックを受けた。

いつの間に禿げたのだ?それもかなり同情を誘う禿げ方だ。

2007年09月29日(土)

[]馬券の調子が悪い 馬券の調子が悪いを含むブックマーク

馬インフルエンザで、競馬が中止になってから、馬券が取れなくなった。

全然当たらないので、この4週間で10万円以上のマイナスだ。

先週は買い目を絞り、勝負をしたが、全くかすりもしなかった。

今日は、軸馬を決めて流し馬券を買うが、ことごとく外れた。

不思議なくらい馬券が当たらない。明日はスプリンターズステークス

この期におよんで、エムオーウィナーとか、アグネスラズベリ馬券の対象に考えている。

明日も当たりそうな気がしないし、まだまだ、不調は続きそうだ。

日ハムが優勝したが、森本って、完全ハゲの無毛症だと思ったが、眉毛が生えてきたのか?

稲葉の右頬の痣も何が原因なのか、気になる。

2007年09月28日(金)

[]落下→下半身露出 落下→下半身露出を含むブックマーク

●その1

18の時に、神社の足場を親方の奥さんと2人で組んでいたら美人巫女さん2人が休憩しませんか?とお茶を持ってきてくれた。

当時、童貞で硬派を気取っていた俺は無言で足場(3メートル)から飛び下りたが

3超ロングのニッカ服だった為、裾をひっかげて宙ぶらりんになったあげくズボンが脱げてしまい

足場で顔とお腹を強打しつつ下半身丸出しで巫女さんの前に投げ出された。

落ちた時に体の側面を強く打ってしまいブッ!と屁をこきながら軽く失禁してしまった。

痛くて意識が朦朧としていたがオシッコだけは止めようと思ったがチョロ…チョロチョロと垂れ流し状態に…

帰ってから泣きながらオナニーした。

あの時の巫女さんの顔が今でも忘れられない


●その2

小学3年のとき、友達と2人でマンションの階段の踊り場で遊んでいたら

赤ちゃんってどうやってできるか知ってる?」とメガネ君でまじめそうな

青年が寄ってきた。マジで知らなかったので「知らない」と言うと、本を

取り出して懇切丁寧に説明してくれたうえ、アレを出してその赤ちゃんの素

になるものまで出して見せてくれた。

なんにも知らなかった友達と私は珍しい物が見れて大喜び!(w

多分お目目キラキラ状態だったと思う。

が、兄さんはそれが終ったらさっさと帰ろうとしたので、二人してひきとめよう

として袖をひっぱったら、足がもつれたのか兄さんが階段をころげおちた!

それはもう見事な階段落ちで、兄さんは苦しそうにうめいている・・・。

友達が泣き出したので私もつられて泣いてみたら、その泣き声でおばさん達が

出てきて階段下の兄さんをハケ―ン!そして響き渡るおばさん達の悲鳴・・・。

「怒られる!」と思ってさらに泣いたら、逆に「大丈夫?もう大丈夫よ」と

みんなにやさしくされたので驚いた。おばさん達の軽蔑の視線の先を見てみると、

そこにはアレまるだしでまだ身動きできずにうめいている兄さんの姿が。

しかも、ごていねいにエロ本仕様済みのティッシュを握り締めて・・・。

そのあと、友達と私はうしろめたいながらも被害者になりきった。

まわりが心配してやさしくしてくれるのが心苦しかった。

でも言えなかったんだよ、

「 ア レ が も っ と 見 た く て ひ き と め よ う と し た 」

なんてことは・・・。

これが、私が墓までもっていく話です。

変態野郎とはいえ、あの兄さんが死ななくて本当に良かった・・・。

長々と失礼しました。どっとはらい

2007年09月27日(木)

[]時津風部屋 時津風部屋を含むブックマーク

17歳の力士リンチで殺されたのではと疑惑を持たれている時津風部屋

親方がビール瓶で、兄弟子が金属バットで彼を殴ったと報道されている。

力士死体は耳がちぎれ、全身に殴打痕、足の裏にはタバコの火を押し付けられた焼け焦げが数十箇所。

かわいがり」という名のシゴキは、殺人リンチだったわけだ。

さらに、力士死体勝手に火葬しようとする証拠隠滅まで図ろうとしていた。

これがもし立件されれば、名跡を消滅させるくらいの処分は当然なされなければならない。

死亡から3ヶ月経ってからの報道には、タイミングに不審な点があると思う。

これは朝青龍のサボリ問題以上に深刻な問題で、大相撲イメージが地に落ちるような事件だ。

[]ティッシュ ティッシュを含むブックマーク

小学校性教育で、自分が昔、精子だったことを知った。

聞くところによると莫大な数の精子と戦ったらしい。

そして最期に勝ち残ったのが俺様だということだ。

その結果得た人生が、この有様。

俺が思うに、精子達は戦っていないのではないか?

基本的には譲り合い、・・・いえいえお先にどうぞ!

この言葉に騙され続けたのが俺だと思う方が自然だ。

・・・過去に戦った精子たち。

今頃俺を笑っているのか・・・

2007年09月26日(水)

[]顔なし子 顔なし子を含むブックマーク

作者:高田侑|幻冬舎

修司は妻と子を連れ、20年ぶりに群馬の寒村にある実家Uターンする。

実家には年老いた父の和郎が1人で家を守っていた。

修司と和郎の親子には忘れがたく、思い出したくない苦い過去があった。

修司が中学生の時に母が死亡するが、その直後に、セリという美女が桐也という少年を連れ、家を訪れる。

和郎はセリを後妻に迎えようとしていた。あまりにも不釣合いな二人に寒村は騒然となる。

和郎の地主の貫一郎は、セリに横恋慕し、和郎から奪い取ろうとする。

その後、作品ではセリの複雑な生い立ちが描かれ、和郎と再婚する直前に、セリ自殺してしまう。

和郎は桐也を引き取るが、激しい恨みを残し、数年で失踪してしまう。

修司が実家に戻ってすぐに、周囲では不審な事件が発生する。

かつてセリを苛めた女性の家が燃え、老婆が焼死する。

貫一郎の息子の晃一郎が働く林業現場で事故が発生し、若者が足を失う大怪我を負う。

その後、姿をくらませていた桐也の姿の目撃情報が相次ぎ、ついに晃一郎の娘が殺害される。

村人は桐也を血なまこで探し、和郎と修司は沈黙を守りながら、事態を見守る。

表紙の暗さと、オビに書かれているキャッチほどおどろおどろしい作品ではなく、むしろ社会派ミステリーだ。

血縁と土地に縛られた人々の矮小さ、昭和の後半まで貧乏にあえいでいた田舎の人たち。

なぜそこまで卑屈になることができるのか、もどかしさを感じながらも2世代の親子の生活を描いた大河作品だ。

田舎の閉鎖性に怒りを感させるストーリー展開には上手さを感じたし、結末をすっきりとさせたのもよかった。

デビュー作の「裂けた瞳」はイマイチだったが、「うなぎ鬼」に続いて、より面白い作品だったと思う。

顔なし子

顔なし子

2007年09月25日(火)

[]水の中の犬 水の中の犬を含むブックマーク

作者:木内一裕|講談社

警察を辞め、探偵となったアウトローを描いた作品。3話で構成されているが、一つのストーリとなっている。

主人公は警察を姑息に利用しながら、問題を解決し、モルヒネの常習者で、正義感は残っているという複雑な性格。

主人公の下に、不倫相手の義弟に犯され、強請られている美女から、義弟を排除して欲しいという依頼が来た。

義弟の性犯罪歴に嫌悪感を持った主人公は、痛めつけようとするが、返り討ちに遭い、命乞いをする羽目となる。

その後、主人公はだまし討ちのような手段で義弟を殺害し、美女は不義理不倫相手を射殺する。

だが、不倫相手の父親は巨大暴力団の組長の息子で、美女は警察署内で、殺し屋に殺害されてしまう。

主人公死刑宣告を受けたまま、娘を殺害しようとする男から守って欲しいという母親の依頼に取り掛かる。

ヤクザの報復に怯えながら、調査を始めた主人公は、母親の夫を殺害した元警官に目をつける。

だが、元警官の服役後は行方が知れなかった。服役中の仲間を調べるうちに、ディーボという組織を突き止める。

ディーボとはヤクザの代わりに手を汚す組織で、人殺しから死体の処理までする集団だった。

ディーボの一員に近づいた瞬間に、半殺しにされる主人公。初っ端から痛めつけられすぎだ。

おまけにこの主人公は、ひどいショックを受け、警察を辞めており、精神科医からそのことを思い出さないよう、治療を受けていた。

臆病だが、命知らず、麻薬常用者だが、正義感という危うい主人公をスピーディーに描いた作品。

面白かったが、警察をドロップアウトした主人公小説はあまりにも多いので、記憶に埋もれてしまうだろうな。

ストーリーは面白いのだが、真新しい刺激が無いのが残念。

水の中の犬

水の中の犬

山本山山本山 2007/09/26 18:55 感想で記憶に埋もれてしまうだろうな…とおっしゃっている通り、二話目の誘拐話が記憶からすっかり抜け落ちているような…。ちなみに死体処理をするのはディーボではなくヤクザだったような…。もしや速読ですか???

chiyodakuchiyodaku 2007/09/26 22:43 ご指摘ありがとうございます。ヤクザでしたね。ありがとうございました。

chiyodakuchiyodaku 2007/10/28 00:01 この作家がBE-BOP HIGH SCHOOLの漫画家、きうちかずひろだったとは今日、初めて知りました。

山本山山本山 2007/10/30 06:22 著者がそういう人だったとは…。
で、調べてみたところ この作品の二話目は
著者が監督した”鉄と鉛”(渡瀬恒彦主演)という作品で
随分前に映画化されているそうです。
見てみなければ…

2007年09月24日(月)

[]阪神今日で終わり 阪神は今日で終わりを含むブックマーク

阪神は5連敗で、中日マジックが点灯。リーグ優勝は極めて難しくなった。

まだ、僅かに可能性が残っているが、奇跡に期待するしかない状況だ。

驚異的な追い上げを評価するべきかもしれないが、去年も終盤に息切れした。

同じ過ちを繰り返している。先発投手より、打線の貧弱さが一番の原因だと思う。

仮に奇跡的に優勝するか、クライマックスシリーズで勝ち上がっても、パ・リーグにはひねられる。

劇的な試合をするチームだが、打線の強化は来季の課題となるだろう。

シーツは今年でお払い箱だろう。外国人野手の補強が急務となるが、阪神は下手だ。

そこで、新庄に注目。CM以外に見ることの無い彼を、選手に復帰させてみてはどうだろう?

選手としての年俸は極端に抑え、活躍次第の出来高払い。で、マスコミの取り扱いはオープンにする。

目立ちたがり屋の彼を上手く使えないだろうか?盛り上がると思うが。

桧山四球でしか点が取れないようでは、ダメだ。今岡浜中年俸大幅ダウンだな。

東京では、MXテレビ以外では見ることはできないが、残り試合は意地を見せて欲しい。

2007年09月23日(日)

[]「203号室」&「祝山」 「203号室」&「祝山」を含むブックマーク

作者:加門七海光文社文庫

同じ作家ホラー小説を2冊を続けて読んだ。期待していたのだが、イマイチだった。

まず、「203号室」

地方から上京した女子大生が居住したアパートの異変に関する話。

オビには「ひとり暮らしの人はけっして読まないでください」とある。

お決まりの誰かの気配を感じる不安から始まり、周りからは信用されない。

女子大生アパートにいる何かに取り込まれ、ついには人格崩壊を起こす。

ありがちなストーリーの上、因果関係も明らかにされず、くだらない怪談だった。

次に読んだのは「祝山」

ホラー作家のもとに、廃墟でおかしな写真が取れたとかつての仲間がやってくる。

その写真に不審なモノを感じた作家は、その場所を調べるが、廃墟を訪れた連中は徐々に精神を冒されていく。

廃墟のそばに、いわくつきの神社発見したときには、廃墟を訪れた1人は死亡し、作家にも異変が起きる。

これは「203号室」に比べると、面白かったが、主人公作家罵詈雑言が気に入らない。

怪談徒然草」は面白かったのだけど、この2冊でこの作家の評価は下がってしまった。

203号室 (光文社文庫)

203号室 (光文社文庫)

祝山 (光文社文庫)

祝山 (光文社文庫)

2007年09月22日(土)

[]キマイラの新しい城 キマイラの新しい城を含むブックマーク

作者:殊能将之講談社文庫

千葉中世フランスの城を移築し、テーマパークを開設した江里は、元の城主の亡霊に取り付かれてしまう。

江里はかつての十字軍騎士エドガーとして振る舞い、周りの人たちを戸惑わせていた。

この状態に困ってしまった取締役達は、名探偵石動戯作に750年前の城主の死因の調査を依頼する。

石動はエドガーに会い、テーマパークの中で、750年前の舞台を再現させるべく、取締役を巻き込み、仮想推理劇を展開する。

だが、その寸劇の間に、江里の秘書が殺害され、江里は逃亡する。

中世騎士エドガーになりきった江里は、東京六本木に乗り込み、大立ち回りを引き起こし、石動の事務所に逃げ込む。

殺人容疑者の登場にうろたえた石動は、本腰を入れて、殺人事件と750年前の城主殺害の謎を調査する。

中世騎士による、現代の日本への視線は面白く、石動のだらしなさと併せて、これはよく出来たギャグだった。

推理小説としては、明かされる謎があまりにも陳腐で納得できないが、面白い小説だった。

デビュー作の「ハサミ男」や「黒い牛」も独特の展開で、魅力があったが、これはこの作家の魅力がわかりやすく伝わる作品だ。

逆に言えば、これが面白いと思えば、他の作品を読んでも期待ハズレに終わることはない。

キマイラの新しい城 (講談社文庫)

キマイラの新しい城 (講談社文庫)

2007年09月21日(金)

[]地方格差 地方格差を含むブックマーク

自民党の総裁選出馬している二人は、地方に対する立場は一致しているようだ。

地方の切捨ては良くない。これは田舎に対する甘やかしではないかと思っていた。

でも、東京で生活してみて、何でこんなに人が多いねんと感じることばかりだ。

明らかに東京は人が多すぎる。自分のように無理矢理東京に連れてこられた人も多いだろう。

政策の不味さだけでなく、企業が人を東京に集めた無策ぶりも責められてもいいはずだ。

地方に金をばらまく前に、人を戻すことを前提とした政策を考えるべきだ。

企業は東京に人を集中させず、分散させてもやっていける体制をつくるべきだ。

少なくとも自分のやっている仕事は、大阪にいても十分できる内容だ。

それでも、組織は居住費の大半を負担してくれる。居心地がいいから、自分から声は挙げない。

いびつな状況は変えたほうがいい。

それは、どうしようもないほど寂れた田舎道路を作るような、政府の焼け石に水の政策ではない。

人を大阪福岡仙台札幌などの地方都市に人を戻すことで、状況は少し変わると思っている。

そのためには大企業をはじめとする法人の今後の取組みが必要だな。

2007年09月20日(木)

chiyodaku2007-09-20

[]土俵乱入土俵乱入女を含むブックマーク

今日日刊スポーツの一面は、大相撲だった。

中入り後の取組み前に、土俵に上がろうとした女性が、何かビラを撒こうとしていたらしい。

頭のイカれた女性との配慮からか、顔にはモザイク処理が施されていた。

高見盛錦戸親方(元水戸泉)が女性を取り押さえ、土俵から下ろしたそうだ。

で、ビラには「助けて、悪霊」とか書かれていた。

新聞を読んで、気づいたのだが、この女性は既に裸足だった。

ということは、最初から土俵に上がろうとする意思があったのだろう。

その後、WEBで他の記事も探してみた。

以下はスポーツ報知サイトから引用

事件は豪栄道が最後の塩を取りに行った瞬間に発生した。

正面と西の間の通路から、40代と見られる女性が接近。

福山雅治=悪霊に取りつかれている」などと意味不明な文章が書かれた大量のビラを抱え、

「やめて下さい! 親方! 親方!」と奇声を発し、女性警備員の制止を振り切って土俵へ向かった。

異常を察知した西の錦戸審判員(元関脇水戸泉)と、控えにいた高見盛(31)=東関=が制止に動いたが、

女性は一瞬早く両ひざを付くように土俵に上がってしまった。

すぐに錦戸審判とファンらが土俵から引きずりおろし高見盛も加わって通路に連行。協会は110番通報し、身柄を本所署に送った。

福山雅治が悪霊に取り付かれているのなら、なぜ土俵に上がろうとするのだろう。

「やめて下さい!親方!親方!」という発言やビラを撒こうとする行為は狂人ならではで、笑ってしまった。

写真で見る限り、安っぽい服装で、不細工な体型だ。

顔はモザイクでわからないが、何となくジェンキンス氏の嫁(曽我ひとみ?)のような顔をしているのではと想像する。

2007年09月19日(水)

[]夏光 夏光を含むブックマーク

作者:乾ルカ|文藝春秋

オール讀物新人賞』受賞のホラー短編集。ノスタルジックかつ耽美的な雰囲気が印象的だ。

表題作の「夏光」は、左半分を黒痣で覆われた少年・喬史と、疎開先で苛められる哲彦との交流を描いた話。

空襲が激しくなる中、哲彦は叔母の元に疎開し、そこで喬史という少年と仲良くなる。

喬史には身寄りがなく、寺に預けられていた。父は蒸発し、母はスナメリの死肉を喰らって、死んだという。

喬史は村の人たちから忌み嫌われているが、哲彦は喬史の不思議な魅力に引かれていく。

ふとしたときに、喬史の瞳に青い光が走るのを見た哲彦は、直後に周りの人が死ぬことに気づく。

苛めに堪えかねた哲彦は、喬史とともに夜行列車に飛び乗り、瞳の謎を聞くことになる。

翌朝、到着した母の住む街で、哲彦は今まで以上に青く輝く喬史の瞳を見る。

その直後に空襲警報が響く。

スナメリの死体の描写と、喬史の嫌われ方が哀れで、結末も救いがないが、よく出来た話だ。

「夜鷹の朝」は体調不調の学生が、教授の勧めで、札幌郊外にある道庁役人の邸宅で療養する話。

モダンな邸宅だが、人気がなく、学生は、そこでマスクをした少女に出会う。

家人に聞いても、そんな少女はいないと言われるが、学生少女と交流を深めていく。

決して外そうとしない少女マスクの下には、どんな可憐な口があるのか、学生は堪えられなくなる。

「百焔」は容姿端麗な妹を妬んだ姉が、ロウソクに願をかけ、妹の不幸を望む話。

願が叶うと、どんな災いとなるのかはわからないが、姉は100日間ロウソクを燃やし続けた。

その直後、自宅から火事が発生する。これは横溝正史戦前の作品を強く連想させた。閉じた雰囲気がいい。

「は」は現代の話で、怪我で変わり果てた姿となった友人と、鍋を囲み、怪我の理由を聞く話。

食欲をそそる描写と、友人の怪我となった少し笑える理由と、オチの効きかたがいい感じだ。

マジシャンの父を持つ友人と過ごす夏を描いた「Out of This World」も、物悲しくて、朱川湊人のようだ。

「風、檸檬、冬の終わり」は東南アジア女性人身売買の話で、これは唯一、面白くなかった

オール讀物新人賞』って、あまり馴染みがないけど、面白い話を書く作家だと思う。

今年の「怪談文学賞」をとった作品より、内容がしっかりしていて、格段上だ。

表紙が雰囲気にマッチしていないので、そこは残念だな。

[rakuten:book:12123113:detail]

2007年09月18日(火)

[]人を殺す、という仕事 人を殺す、という仕事を含むブックマーク

作者:大石圭光文社文庫

小学生の僕の元にある日「C」を名乗る人物から手紙が届くようになった。

最初は僕の読書感想文正義感を称えるような、他愛も無いものだった。

ある日、「大阪にいる父に遭うための明日の飛行機には絶対乗るな」という手紙が届く。

半信半疑のまま、飛行機キャンセルすると、その飛行機は墜落し、乗客乗員のほとんどが死亡した。

その後も、僕の命を救うための助言や、妻となる女性を誘うアドバイスなどが手紙で届いた。

守り神だった「C」の手紙の内容が一変したのは結婚をして、子供が二人できてからだった。

「4歳の女の子を殺せ」と具体的な方法や逃走ルートと、実行しないと母親の命を奪うと書かれていた。

無視したところ、母は不審な交通事故死を遂げてしまう。

次もある人物を殺すよう指示が来るが、今度は、従わない場合、妻か娘二人を殺すと書かれていた。

その後、手紙の指示のまま、殺人を重ねるが、「C」の指示は的確で、警察の姿が近づくことはなかった。

だが、報酬として振り込まれる銀行口座の残高に不審を感じた妻に問い詰められ、秘密を話してしまう。

妻は人を殺すくらいなら、自分が死んだほうがマシだと僕に殺人を禁じる。

手紙をまた無視するが、妻は僕の目の前でマンションから転落死をしてしまう。

子供を守るため、僕は手紙の指示に従い、政治家女子大生妊婦を殺害していく。

そんな時、同じマンションに住む、引きこもりの男が、僕の娘に目をつけ、いたずらをしかけてくる。

後ろめたいところのある僕は、警察に届けることもできず、初めて自発的に殺意を覚える。

この作家はエピソードをつなげ、淡々ストーリーを紡いでいくので、読みやすく、面白い。

この作品では、章の冒頭に絶滅した動物の話が出てきて、興味深かった。

これまで背徳的なテーマに取り組んできた作者だが、今回は小児性愛の描写が出てくる。

残酷で、グロテスクで、肉体的痛みを伴う内容は平気だが、小児性愛だけはダメだ。

子供が性的な暴力を受けている様は、読んでいて不愉快になる。これさえなければ面白い作品だった。

[rakuten:book:12117361:detail]

2007年09月17日(月)

[]夏の改札口 夏の改札口を含むブックマーク

作者:福澤徹三徳間書店

良質のホラーを発表している作家の、死が身近に迫った人々を描いたサスペンス短編集。

夕立ち」は酒の飲みすぎで、脂肪肝となり、死を意識した酒場の主人が、自殺しようとする若い女性を救う話。

潰れかけの店には、夢も希望も失った客しか訪れないが、主人が救った女性が店に立つと、華やかになった。

だが、主人には、それが束の間のことと理解しており、やがて、店はいつもの澱んだ店に戻る。

「蛇飼う男」は、自宅に引きこもりとなった若い男の部屋に、蛇が現れる話。

男は父と二人暮しで、口うるさい父の前で、自殺を試みると、父は何も言わなくなった。

冷蔵庫の中に男の食料が減っていることに気づき、男は父を激しく憎み、蛇は父を殺せと言う。

やがて父を殺した男のもとに警察がやってくるが、事件は意外な結末を迎える。

青空記憶」は、余命3ヶ月のすい臓がんを宣告された経営者の話。

仕事に打ち込み、家族を省みることなかったため、冷淡な家族

癌を知った途端に、手のひらを返したように、裏切る部下。経営者絶望と怒りがストレートに伝わる作品。

「老信者」は認知症の妻を抱えた老人に、親切に近寄ってくるヘルパーとの交流を描いた話。

だが、ヘルパーは霊感商法の手先で、気づいた老人は排除しようとするが、すでに周りを取り込まれていた。

「夏の改札口」は登校拒否になった中学生が、ネットで知り合った自殺志願者と練炭パーティーを行う話。

パーティーに集まった仲間は会社にリストラされた中年や、リストカットを繰り返す太った女性など、年上ばかり。

少年はあっさりと死ぬつもりだったが、パーティー参加者の1人の卑怯な行動が許せなくなる。

犬死にの旅」は職場ではリストラに怯え、家族にバカにされている冴えない中年サラリーマンの災難を描いている。

会社の命運がかかったプレゼンの日、男は満員の通勤電車の中で、痴漢と間違えられ、必死で逃亡する。

だが、大事なプレゼンの資料は電車の中に残したままだった。「もう死ぬしかない」と男は思い出の温泉を訪れる。

ベランダの鳩」は、平凡な夫に嫌気が差し、口うるさいマンションの管理組合から攻撃される女性の話。

同じマンションの男性と言葉を交わすことだけが、心の支えとなってきて、だんだんと夫が邪魔になってくる。

いずれも死が迫った緊迫の状況を描いているが、なぜかコミカルに感じる。

ホラーでは無いが、面白い話を描く作家であることを再認識した。そろそろ売れてもおかしくない作家だ。


[rakuten:book:12132328:detail]

2007年09月16日(日)

[]彼女はたぶん魔法を使う 彼女はたぶん魔法を使うを含むブックマーク

作者:樋口有介創元推理文庫

警察を辞め、フリーライターとなった柚木草平の活躍を描くシリーズの1作目。

柚木は、妹を交通事故で失った香絵から、死因を改めて調査の依頼を受ける。

一見、普通の轢き逃げ事件だったが、肝心の車が発見できないので、柚木は調査を始める。

妹の交友関係を洗ううちに、怪しい男を発見するが、何者かに殺害されてしまう。

妹の友人と事件を調べているうちに、姉の行動にに不審な点を発見する。

テンポの良いストーリー展開と、気取った会話は漫画を読んでいるようで、一気に読める。

「夢の終わりとその続き」が面白かったので、この1作目を読んだが、あまり面白くなかった。

ただ、あくまで「夢の終わりとその続き」と比較してなので、悪くはない。

でも、美女との絡みと軽妙な会話だけでは、辛い。もう1作くらいは読もうと思うけど。


彼女はたぶん魔法を使う (創元推理文庫)

彼女はたぶん魔法を使う (創元推理文庫)

2007年09月15日(土)

[]FLY FLYを含むブックマーク

作者:新野剛志文春文庫

北九州高校生向井は、近所の公園で戸浦という男と知り合う。

彼が、殺人事件で指名手配されているに気づいた向井は警察に通報する。

察知した戸浦は逃亡し、その後、向井東京に転校する。

4ヵ月後、戸浦は向井の目前で恋人を刺殺し、再び逃亡する。

一方、同じ北九州歌手を目指していた千恵理は、暴力を振るう父親が邪魔に思っていた。

公園で知り合った戸浦に父親の殺害を依頼し、オーディションを受けるために上京する。

10年以上の月日が流れ、千恵理は有名歌手となり、向井は戸浦を追い続けていた。

東京高校生俊介は、末期がんの父親の面倒を見ながら、同級生の祥子と交際していた。

祥子は戸浦の娘で、犯罪者の娘という負い目を持ち、歌手になる夢を諦めていた。

祥子の近くに時々現れる向井に興味を持った俊介は、過去の事件を調べ始める。

事件発生から15年を描いたミステリーで、非常に面白かった。


『誰の手も届かないところまで行ってしまえば、自分は自由になれると信じた。

だが今は、そうならないと知っている。どんなに高いところにいても、心は自由にならない。

もう届くはずはないのに、まだ誰かの手が届くかも知れないと恐れ、もっと高く、もっと高くと汲々として過ごすのだ。

自分は高さを測る能力に欠けているのだろう。』


走り続ける向井の執念と純粋さ、俊介好奇心と執念と、千恵理の誰も寄せ付けない上昇志向。

600ページの長編だが、ストーリー純粋に面白く、一気に読めた。傑作だと思う。

FLY (文春文庫)

FLY (文春文庫)

2007年09月14日(金)

[]清掃作業員はなぜ背が低いのか? 清掃作業員はなぜ背が低いのか?を含むブックマーク

大阪にいたころも含め、10箇所以上のオフィスで働いている。

で、自分は昔から、朝早くから職場にいるのが習慣になっている。

必然、清掃中の作業員とオフィスの中でかち合うことが多い。

以前から疑問に思っていたが、この人たちはなぜ、皆背が低いのだろう?

年配の女性が多いことを考慮しても、同年代の女性と比べても、背が低すぎる。

男の清掃員も、年配で小猿のような印象だ。

何か理由があるのだろうか?

「何であんたら、揃いも揃って背が低いん?」なんて聞くのもかなり失礼だ。

確かにオフィス内の清掃作業は、床の掃除ゴミの持ち運びだけに限られている。

だから掃除機を当てたり、床に落ちているゴミを拾うのには、背が低い方が向いているのかもしれない。

でも、そんな単純な身体条件だけが理由なのだろうか?

単純に疑問に思うだけで、追求しようとは思わないけど。

2007年09月13日(木)

[]新堂冬樹を読むならこの3冊 新堂冬樹を読むならこの3冊を含むブックマーク

何を間違ったのか、恋愛小説を書いたりするが、この人の真骨頂は暗黒小説だ。

恋愛小説で何冊か読んでいないモノもあるが、暗黒小説はすべて読んでいる。

その中でも、強烈な印象を残したのが、最初に読んだ「無間地獄」だ。

無間地獄

無間地獄

極貧生活を送り、「金が無いのは頭が無いのと同じ」という哲学が身についた闇金経営者

美貌を武器女性をたらしこみ、金を巻き上げる美貌のホスト

この二人を中心に、騙しや脅しの話がスピーディに展開する。

追い込みや取立てのえげつなさを、極限まで描写した作者の出世作。

その後の暗黒小説ベースになっている。「炎と氷」や「溝鼠」もいいが、インパクトの強さはこちら。


次は「鬼子」

鬼子

鬼子

売れない作家の息子が突然、人が変わったかのように家庭内で暴力を爆発し始める。

作家は、見守るだけだったが、その様子を私小説として執筆し、息子を殺害することを決意する。

近親相姦テーマにした後味の悪い作品だが、勘違い野郎の描写がこの作品から現れる。

人を嵌めるという点では、新堂のテイストだが、明らかに異色作。


3つ目は「カリスマ

カリスマ (上)

カリスマ (上)

これは新興宗教をテーマにした作品で、明らかにオウム真理教がモデルになっている。

美貌の妻を新興宗教団体に取り込まれた、冴えないサラリーマンが取り戻そうとする話。

主人公はせこくて、とことん情けなく、騙され、窮地に陥るが、全く共感できない。

教祖のくだらなさも、あまりにも薄っぺらで、それを盲信する幹部が滑稽だ。

ギャグ一歩手前にも関わらず、読み出すと止まらなくなる面白さだった。


この3冊は2000年から2001年に発表された作品で、今は文庫化されている。

その後も面白い作品は出ているが、単純にストーリーの面白さなら、この3冊だな。

2007年09月12日(水)

[]安倍辞意 安倍辞意を含むブックマーク

安倍総理が辞意を表明したのには驚いたと同時に、そのタイミング無責任さを感じた。

3世議員で血統の良さにもかかわらず、聞いたことも無い大学出身で、頭が悪そうで嫌いだった。

なぜ、こんな人に支持が集まるのか不思議で仕方がなかった。

参議院選で負けたときに辞めるべきだったのに、誰かにコントロールされていたのだろう。

自分の身の処し方も知らず、体調が堪えられなくなり、辞めるとは相当なお坊ちゃんだ。

確かに体調が悪そうな顔色をしていたが、あまり同情できないな。

戦後レジームからの脱却」「美しい国」「再チャレンジ」など、今となってはむなしい言葉だ。

次期総裁の候補として、麻生谷垣福田、額賀などの名前が挙がっているが、次の総裁になる人は大変だろうな。

おそらく就任直後の選挙は避けられず、選挙管理内閣となるだろう。

それにしても、無能な小池百合子の名前まで出たのには驚いた。

まさか可能性は無いだろうけど、国が滅びるぞ。自民党に人材はいないのか?

2007年09月11日(火)

[]朝のコンビニ風景 朝のコンビニの風景を含むブックマーク

朝、コンビニで買い物をすると、レジに人が並んでいることが多い。

これはほとんど女性なのだが、合計金額がレジに表示されてから、カバンから財布を出す。

で、だらだらと小銭を確かめ、のろのろと支払う。おそらく育ちが良いのだろうな。

たまに周りから舌打ちが聞こえるが、こういう人はもう少し余裕を持った方がいい。

でも、もたもたした上に、「領収証をください」という台詞にはさすがに「おい」と思う。

他には、雑誌立ち読みしている人、入り口横のゴミ箱の前でカップ焼きそばのU.F.Oを食べている人。

こういう人たちの思考回路は理解できない。いずれにしても、東京は人が多すぎる。

2007年09月10日(月)

[]地図を読めない人 地図を読めない人を含むブックマーク

普段、WEB仕事をしていて、地図を作って欲しいという依頼は年に何度かある。

デジタルデータがあれば楽なのだが、印刷物しかない案件も多い。

これもスキャナで取り込んで、その通りWEBで表示できれば、文句は言われない。

中には3Dにして欲しいとか、周りの写真を入れてFlashで仕上げて欲しいという要望もある。

これも手間はかかるが、そんなには難しいことではない。

結構大変なのは、新しい拠点や店舗ができるときで、これは現地を訪れて、確かめることにしている。

実際に歩いてみて、ランドマークと思われる建物や信号をチェックする。

その後、トレースした市販の地図の上にデフォルメをかけて作っていく。

時間はかかるけど、楽しい作業だ。

ただ、出来上がった地図におかしな修正を入れてくる人が、ごくまれにいる。

ランドマークの追加や、道順を増やすのは理解できる。

でも、東西や南北を逆に作り直せという指示は理解できなかった。

普通地図って北が上に来ますよね。」と言っても、聞く耳を持たない。

本人が言うのには、「駅を出たときに、パンフ地図を臍の位置に持ってくると一目でわかる地図でないといけない」

一瞬、理解できなかったが、その人独自の地図の見方なのだろう。クライアントなので指示に従った。

中央線沿いの案件を作ったとき地図の左側が「至東京」、右側が「至新宿」となってしまい、気持ちが悪かった。

その指示を出した人は組織の中では偉い人で、そこの地図看板も含めて、全部南北が逆になっている。

たぶんこの人は普段から方向感覚がなくて、よく道に迷うのでは無いか思う。

2007年09月09日(日)

chiyodaku2007-09-09

[]愛こそすべて、と愚か者は言った 愛こそすべて、と愚か者は言ったを含むブックマーク

作者:沢木冬吾|角川文庫

調査事務所経営する久瀬の元に、別れた妻から「息子が誘拐された」と電話がかかってくる。

犯人は久瀬を身代金の受け渡しとして、指名する。

久瀬は現場に向かい、誘拐グループのトラブルに乗じて、息子を救い出す。

だが、犯人が捕まる前に、別れた妻は失踪してしまう。

息子の慶太と共同生活を始め、久瀬は妻の行方を追う。

久瀬の住む海斗市は、朋園英一郎が支配する街で、かつて久瀬は朋園の抗争を妨害したことがあった。

久瀬はその後、三上という男から、右足に何発も銃弾を打ち込まれるという報復を受ける。

事件の指揮を執った小野寺は久瀬を疑いながらも、いつしか久瀬に協力するようになる。

ハードボイルドな作品だが、少し長すぎ、主人公の人物描写がイマイチ

といっても、デビュー作でこれだけの内容を書く技量があるので、今後の作品に期待。

「償いの椅子」ほど、面白くはなかったが。

[]日テレは腐っている 日テレは腐っているを含むブックマーク

巨人阪神の中継を最後までやれよ。

視聴率が取れないから、放送を削るのは間違っている。

今まで、日テレは巨人のおかげで稼いできたはずだ。

その点、NHKは偉い。昨日の試合だが、この絵には笑った。

2007年09月08日(土)

[]千代田インフォメーション 千代田インフォメーションを含むブックマーク

千代田区広報誌が、自宅に届けられた。施設案内や区民サービスの概要が出ている。

こういうサービスは良いと思うが、A4版で100ページの冊子は金がかかっているだろう。

1ページ目に区歌が載っていた。千代田区歌なんて聞いたことがないけど。以下は歌詞。


並ぶ官庁 広場 濠

帝の宮居とりめぐり

わが千代田区に誉あり

大東京の中心地

江戸の名残も風情にて

ここを都の都ぞと

澄めり千代田の城の月


オフィスセンタア テレビ塔

世界の文化ひしめきて

わが千代田区に栄あり

新日本の心臓部

国の要と他も見む

ここを都の都ぞと

住めり千代田の区民われ

昭和25年3月26日制定)


ただ単に皇居を取り囲んでいるだけなのに、何だか思いあがった歌詞だな。

千代田市を目指す構想があるようだが、この狭くて、地価の高い場所に人が増やすのは無理がある。

寝言としか思えないな。それにこんな冊子を作る金があるのなら、住民税を下げてほしいな。

2007年09月07日(金)

[]巨人阪神戦 巨人−阪神戦を含むブックマーク

普段はテレビはほとんど見ないけど、今日は久々に8時過ぎから巨人阪神の試合を見た。

巨人ホームラン攻勢で、リードしていたが、終盤に阪神が逆転した。

ウィリアムスが出てきて、2者連続三振を奪ったところで、中継終了。

巨人戦の視聴率が低いためか、テレビの野球中継がどんどん減っている。

野球の人気がなくなったのかといえば、そうは思わない。

野球が好きでたまらない人は、CSなどの専門チャンネル契約をして見ているだろう。

自分はそこまでしてまで、見たいとは思わないが、今日のこれは生殺し状態だ。

面白い試合なのだから、このまま続けろよと思ったが、野球に興味の無い人には迷惑な話だ。

民間放送としては余計な延長はせずに、健全な状態なのだろう。

でも、その後が高校生クイズなんて、別に飛ばしてもよかったのではないだろうか?

番組の落差が激しいので、テレビを切り、ついそう思ってしまった。

その後、阪神が勝ったことを、別のニュースで知った。

巨人は原の采配がネック。ホームランを7本も打ったのに負けるチームがあるか。普通

今、確かに阪神は強い。ここがピークでなければいいけど。まだ20試合以上残っている。

久々に面白いペナントレースなのに、日テレの柔軟性の無さ、ジャイアンツ愛の無さに嫌気がさした。

まあ、阪神が勝ったので、気分は悪くない。

2007年09月06日(木)

[]台風報道 台風報道を含むブックマーク

首都圏に台風が近づいている。交通機関が止まるかもしれないので、早めの帰宅指示が出た。

7時を過ぎると、事務所にはほとんど人がいなくなり、自分も8時前に仕事を切り上げた。

一時的に雨が上がっていたので、タクシーには乗らず、自転車で帰る事にした。

時々、激しい雨と風に見舞われたが、あまり濡れずに帰宅。

近くの飲食店も閉まっている店が多かった。

テレビをつけると、台風の報道をしていた。レポーターヘルメットに雨合羽という格好。

雨風に顔をしかめながら、必死で状況を説明している。何もそこまでしなくてもと思う。

だが、あの画の中に人がいないと、雨、風の強さが伝わらないのも事実だ。

多くのテレビ局新人アナウンサーの度胸試しの場だと聞く。確かに緊張している場合でもないし。

滑稽な姿だが、見る側にも、報道する側にも、少しは役立っているということだな。

昔、友人が四国のどこかで、しどろもどろで台風報道をしているのを見て、めちゃくちゃ笑ったことがある。

その映像は、友人の結婚披露宴でも流され、失笑を買った。

でも、本人は命の危機を感じる中の報道経験は貴重だったと今でも主張している。

まあ、見ている以上に大変な仕事なのだろうな。

2007年09月05日(水)

[]夢の終わりとそのつづき 夢の終わりとそのつづきを含むブックマーク

作者:樋口有介創元推理文庫

妻と離婚し、警察を退職した35歳の柚木は、刑事事件専門のライターとして生計を立てていた。

そんな彼の事務所に、絶世の美女が訪ねてきて、仕事を依頼した。

1週間、ある男を尾行して欲しい。簡単な仕事のはずだった。

だが、尾行3日目に、男は死亡する。直前まで飲み食いしていたのに、死因は餓死

柚木は、やる気の無いスナック経営者の夢子と調査をするが、原因は全くわからなかった。

その後、依頼者の美女が、調査の中止を告げ、直後に彼女は死んでしまう。

彼女の傍らには、餓死した男の死体が転がっていた。

依頼者の素性はいったい誰なのか?死ぬ直前まで元気だった人がなぜ餓死するのか?

柚木は調査を続けるが、国際的な組織が見え隠れし、柚木は危機に陥る。

一見、ハードボイルドのようだが、実はコメディの要素がかなり強い。

気取った柚木の会話内容や、犯人エイリアンと思い込む幼稚さはなどは、ほとんどギャグだ。

でも、ストーリーが面白く、テンポも良いので、一気に読むことができた。

ハードボイルドライトノベルという不思議な作風で、柚木の台詞はスベる一歩手前だが、それが良い。

この作品は柚木モノとしてシリーズになっており、これが最初の事件。

面白かった。続編も読もう。

夢の終わりとそのつづき (創元推理文庫)

夢の終わりとそのつづき (創元推理文庫)

2007年09月04日(火)

[]大衆啓蒙マガジンスレッド大衆啓蒙マガジン「スレッド」を含むブックマーク

出版社:普遊社

初めて見た雑誌だが、「だから大阪は嫌われる〜嫌阪流〜」という挑発的な特集に惹かれて購入した。

創刊2号ということで、特集のトップは「関西ってどんなところ?」というQ&A。

パスポートが必要か、とか言葉が通じるのかとか、治安が心配なのだけどいう、思いっきりハズした内容。

その後は「関西のタウンガイド」という内容で、西成鶴橋を取り上げているが、大阪をあまり知らない人が書いているのがすぐわかる。

ダークサイド関西」は、同和や在日朝鮮人や日教組を叩く記事で、これも既知の内容。

関西ワールドマップ」は、凶悪犯罪の起きた場所を地図マークしているが、正確な場所ではない。

「コア関西人妄言・暴言メッタ切り」は、書いている記者関西のことが嫌いで仕方がないことがよくわかる。

関西人からイジメにでもあったのかな?こんなコテコテな関西人吉本にもおれへんで。

これ、関西でも売るのだとすれば、もう少し勉強して、きちんと取材をしてから雑誌にして欲しいものだ。

関西を攻撃するのなら、もっと過激な内容を取り上げて欲しかった。

あまり場所を特定できることは書けないけど、西成はそこではない。もう少し○側だ。

高槻在日より同和を取り上げるべきだし、在日を取り上げたいのなら、大阪市のあそこだろう。

関西ダークサイドを生々しく記事にするのであれば、○○党は醜悪な形で浮上してくる。

景観を損なっている○川の書割のような、(これ以上はマズイ)

この雑誌で書かれていることは嘘ではないが、内容に深さはないし、構成力は中学生の壁新聞並だ。

サイゾーテイストに似ているが、あまりにも薄っぺらで、足元にも及ばない。

すぐに廃刊になりそうという意味では、貴重な雑誌なのかもしれない。

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2007年09月03日(月)

[]笑わせたるっ 笑わせたるっを含むブックマーク

作者:大崎知仁|ハルキ文庫

冴えない漫才コンビが、賞金1千万円のコンテストに挑む、青春コメディ

結成4年を迎えた「ジャックポット」はボケの勝とツッコミの広志のコンビで、結成4年目。

さっぱりウケないわけではないが、爆発的な人気も出ず、そろそろ後輩にも先を越されるようになった。

そんなコンビが、賞金1千万円の漫才コンテストエントリーするが、自信もなく、やる気も出ない。

だが、そんな二人の下に、勝の父親の借金を肩代わりしろと、闇金の取立てが訪れる。

その取立ては、かつて賞を総なめにした漫才コンビの片割れだった。

二人は借金を背負う条件として、取立ての男、石丸に弟子入りすることになった。

ボケとツッコミチェンジや、1ヶ月で持ちネタの1千回披露など、過酷な特訓でコンビレベルはアップしていく。

1次予選、2次予選とパスしていくが、最終予選前に、勝の父親が現れたことで、コンビは崩壊寸前となる。

漫才コンビネタにした小説は非常に珍しく、肝心の漫才ネタは出てこない。

でも、舞台でしゃべっている臨場感ライブを演じている芸人の緊張感が伝わってきて、面白かった。

作者の本業が吉本興業構成作家ということもあり、売れない漫才師の悲哀を的確に描写し、テンポがよく、一気に読み終えた。

漫才ネタにした小説を、もう1作は読みたいと思った。

[]土佐礼子 土佐礼子を含むブックマーク

世界陸上の女子マラソン銅メダルを取った土佐礼子だが、2ちゃんねるの悪し様な表現は笑ってしまった。

『水木しげるの漫画に出てそうな顔』『号泣している朝鮮人』『藤川球児

『ねずみ男』『顔のレイヤー松島奈々子と一致する部分がある』

2007年09月02日(日)

[]眉毛 眉毛を含むブックマーク

そろそろ、眉毛を異常なくらい細くする若者の傾向は、下火になるように思う。

ジャガイモのような顔の奴まで、眉毛が細くなり、まるで泥人形のようだ。

流行りは田舎者や、どうしようもないほど不細工な連中まで真似しだすと終わりだ。

女性の股上の浅い、ローライズもそろそろ廃れるだろうな。

スタイルの悪い女性があの格好をしているのを、後ろから見ると蝉の死骸のようだ。

お尻のポケットのステッチの部分が、ひっくり返った蝉の腹を連想させる。

[]僕たちの大好きな団地 僕たちの大好きな団地を含むブックマーク

洋泉社MOOK

団地探偵公認!(そんな人がいるのか?)

全国の団地ベストセレクション(誰が決めたのだ?)

昭和30年代から40年代にかけて、日本国中に登場した団地を特集した本。

自分自身、団地で育ったので、ノスタルジックな気分になったが、こういうテーマが本になるのには驚いた。

写真は懐かしく、取り壊されたモノもあるが、まだ現役の団地もある。

間取りや、建築当初の写真もあり、貴重な本だと思う。

団地に住んだことの無い人には、何の意味も無い本だが、自分は保存しようと思う。

2007年09月01日(土)

[]真夜中の神話 真夜中の神話を含むブックマーク

作者:真保裕一文春文庫

夫と娘を交通事故で失った薬学者の晃子は、インドネシアで新たなテーマを探していた。

だが、乗っていた飛行機が墜落し、晃子は奇跡的に生き残り、山奥の住民に救われる。

そこで出会ったのは、蝙蝠を操り、神秘的な歌声を持つ不思議少女だった。

歌を聴き、晃子は驚異的な回復をとげ、村を後にするが、村人から少女のことは秘密にするようにと釘を刺される。

晃子が村から降りてきたことを知ると、付近の住民は明らかに恐れた様子を示し、滞在は許されなかった。

同じ頃、ジャカルタでは首を切られ、胸を杭で貫かれるという猟奇的な事件が立て続けに発生していた。

晃子は少女の持つ歌の力に惹かれ、ヒーリング効果を調べるため、再び、村を訪れようとする。

晃子は製薬会社の日本人アメリカ人の神父、イタリア人のジャーナリストと村を目指す。

少女の持つ奇跡の力に目をつけたのは晃子だけではなく、少女は何者かに誘拐されてしまう。

吸血鬼伝説宗教の共存、癒し効果をテーマにしたミステリーで、ストーリーは面白い。

でも、自分はこの作家小説と相性が良くないのか、いつも集中して読むことができない。

おそらく、登場人物の描写に奥行きがなく、薄っぺらな感じがするからだろうな。

話自体は面白いで、残念。大きな賞を獲れないのも、このあたりに原因があるのだろう。

[rakuten:book:12102051:detail]