年下の男の子

作者:五十嵐貴久実業之日本社文庫
食品メーカーに勤める37歳のOLの晶子は、マンションを購入する。
このまま独身で過ごすのかという諦めがあった。
そう考えていると、取引先の23歳の児島から、猛烈なアプローチを受け始める。
年齢を気にして、積極的になれない晶子だが、徐々に児島を受け入れるようになる。
また、憧れの上司の西川部長が離婚して、フリーになり、晶子に近づいてくる。
過剰な恋愛の描写はなく、30代後半の独身OLの日常を淡々と描いている。
話は面白いが、児島君のような青年は現実には存在しないだろうな。


年下の男の子 (実業之日本社文庫)

年下の男の子 (実業之日本社文庫)