2006-05-14 価格.com、口コミ掲示板の情報をユーザの97%が信頼
■価格.com、口コミ掲示板の情報をユーザの97%が信頼
価格.comは一時期の不正アクセスによる障害を見事挽回し、また大きな伸びを示していますね。
その中でも、ユーザの口コミ情報に対する意識について、なかなか面白いデータが出てきましたので、今日はこのニュースについて考えてみたいと思います。
口コミを信頼するユーザは全体の約9割
「クチコミ掲示板の書き込みが購買に影響」は9割、カカクコム調べより引用
クチコミ掲示板の書き込みによる影響としては、「複数で迷っていたが、特定商品に絞り込んで買った」が57.2%で最多。次いで、「購入予定だったものをとりやめた」が39.7%、「購入予定外のものを買った」が28.5%で続いた。
複数回答式なのでこれを単純に合算することは出来ませんが、91%が何らかの形で口コミ情報を参考にしているとの事。
これは、価格.comにおいては価格比較サービスだけではなく、口コミ掲示板が非常に重要なサービス要素となっている。更に言えばユーザが認識する価格.comの価値は、価格比較ではなく口コミ掲示板にシフトしているという事も言えそうです。
ちなみに、上記のメッセージを裏付けるデータも上記の記事に掲載されていました。
価格.comのクチコミ掲示板への訪問頻度は、「ほぼ毎日」と「週に数回」が3割を超えたほか、「週に1回程度」と「月に数回」が1割程度だった。
単なる価格比較であれば、週に何回もアクセスするユーザが3割も居ないのではないかと思います。
ユーザプロファイルから今後の発展について考えてみる
このように口コミが非常に強いコンテンツ能力を示している価格.comですが、とても特徴的なユーザプロファイルを持っています。
まず、トータルのユーザ数から。
というわけで、一時期の不正アクセス騒ぎから見事復活し、2006年4月30日時点でユーザー数795万人の巨大コミュニティを形成しているわけです。(実にmixiの倍ですからその大きさが分かります)
そして、非常に特徴的なのが795万人のユーザプロフィールです。
驚くべきは、この30代以上のユーザ数の割合の多さです(正直、30代後半以降にコレだけ強いサービスを僕は知りません)。転じてmixiでは若年層に強く、以下のようなユーザプロファイルとなっています。
■ 年齢
10代 6.0% (4.9%) [4.2%] 20〜24 37.2% (33.8%) [28.8%] 25〜29 26.4% (28.4%) [30.3%] 30〜34 16.1% (17.6%) [19.6%] 35〜39 7.1% (7.7%) [8.7%] 40〜44 3.2% (3.5%) [3.8%] 45〜49 1.4% (1.4%) [1.5%] 50〜 2.6% (2.7%) [3.1%] ( )内は、2005年12月、ユーザー数200万人時点のデータ
[ ]内は、2005年 8月、ユーザー数100万人時点のデータ
ユーザプロファイルでみると、mixiと価格.comでお互いがお互いを食い合いにくいターゲットを形成しています。
仮に、価格.comがソーシャル化を進めてショッピング特化オープンSNS的な展開をしたとすると、いまメジャーなSNSが開拓していないユーザ層をゴッソリと囲い込む可能性が出てくるのではないでしょうか?
果たして、メジャーなSNSが30代以降のユーザ層を取り込むのが先か、価格.comのような既存サービスがオープンSNS化していくのが先か、いずれにせよ1年後位には決着が付いている事でしょう。非常に楽しみです。
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