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2006-06-25 携帯の「パケット定額」はテレホーダイ以上の衝撃だった。

携帯の「パケット定額」はテレホーダイ以上の衝撃だった。

さかのぼる事、今から11年前の1995年。テレホーダイというNTTの電話サービスが始まりました。

テレホーダイは、23時から翌日8時まで特定の番号に対する通話料金が月極の一定料金になるサービスです。

テレホーダイが出るまでは完全従量課金であったダイヤルアップインターネット接続が、時間限定とはいえ常時接続できるようになり、若かりし僕のインターネット利用スタイルは一転し大きな衝撃を受けました。

そして、30才になった僕は、最近ちょっとした必要性から携帯の「パケット定額」を契約して、今度はテレホーダイ以上の衝撃を受けました。

今日は、そんな僕の今さら感が漂いまくりの「パケット定額」関するお話、です。

僕にとって衝撃的だった3つのこと。

PCを使ったインターネットが好きなだけ使える常時接続・定額制は、間違いなく僕をPCの前に釘付けにするキッカケになり、その前と後ではインターネットに張り付いている時間が大きく変わりました。

それを上回る衝撃を僕が携帯のパケット定額から受けた理由には、以下3つが挙げられると思います。

(1) 携帯のパケットの方がPCのダイヤルアップよりも割高

確かにダイヤルアップの頃の通話料金も高かった(月のバイト代の内、1万円以上が飛んでった)のですが、パケットの方が心理的に割高感があった為、料金を気にせず使えることに対する開放感が高かったです。

(2) 見れるコンテンツの幅が大きく広がった

1995年当時は所詮28.8kbpsのモデムでのダイヤルアップだったので、見れるコンテンツは限られていましたが、今携帯では動画やFlashのムービー等を見ることが出来るので、パケット定額にするだけで見れるコンテンツの幅が一気に大きく広がりました。

(3) 携帯は常時持ち歩いていて、常時起動している

PCは当然「PC起動→インターネット接続」というプロセスを踏むことになり、使うまでの時間がそれなりに必要ですが、携帯の場合は常時持ち歩いていて常時起動してる為、Webを見るまでの障壁がとても低いのです。

これがパケット定額の金額的な開放感と合さると、「ちょっと何かが見たい」とか「ちょっと調べてみよう」というときの優先順位がPCよりも携帯の方が高くなる場合があり、PCヘビーユーザとしては衝撃的でした。

パケット定額の加入率とサービスモデルの変化

では、パケット定額の加入率はどの程度なのでしょうか?

ケータイ白書2006によると、3キャリア合計で2004年9月に18.7%、2005年9月に40.8%と大きな伸びを示している調査結果が出ています。さらにキャリア別では、auが63.9%、DoCoMoが37.5%、Vodafoneが37.5%であり、以前よりもパケット定額が利用しやすくなったDoCoMoを中心に今年も加入率が伸びることが予測されます。

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さらに、以下で引用したように加入率トップのauでは、パケット定額を前提としたサービス設計が既に行われているようです。

ITmedia ビジネスモバイル:auの次世代コンテンツメディア戦略――KDDI高橋誠氏に聞く(前編) より引用

実際、auのコンテンツメディアサービスを見渡せば、着うたフルやEZチャンネルはもちろん、EZナビウォークの度重なる機能強化など、最新のサービスは「定額制」を前提にしたものが多い。2月23日にオープンしたばかりのau shopping mall(2月23日の記事参照)も、定額制が前提である。

また、ボーダフォン=ソフトバンクでは将来的に全端末でフルブラウザを搭載するとの事です。

ITmedia News:「フルブラウザを標準搭載に」──孫社長 より引用

ソフトバンクの孫正義社長は6月23日、携帯電話事業に関連し、将来はボーダフォン端末でフルブラウザを標準搭載する方針を明らかにした。同社定時株主総会で株主からの質問に答えた。

今後、益々パケット定額の加入率上昇と、パケット定額を前提としたWebサイトやサービスが登場することは間違いなさそうです。

昨今のTV CMにおけるインターネットへの導線と断絶

ここ何日か、久しぶりにテレビをゆっくりと見る機会があったのですが、最近のテレビCMではWebサイトへの誘導の方法として「検索キーワード」をアピールするのですね。一昔前は、URLがCMの中で表示されていた気がしますが、それだけ「検索」が一般的になったという事の裏づけなのでしょう。

で、パケット定額をキッカケにすっかり携帯でWebを見るのがアタリマエになった僕は、CMを見た後にPCではなくて携帯でキーワードを検索したんですよ。そうすると、携帯Webの検索エンジンからでは期待すべき検索結果(CMの内容のWebサイト)に行き着かない。ここでいわゆるAIDMAの流れが止まるんですね。

正直言うと、CMで流れてた検索キーワードを携帯で検索する僕がマニアックすぎるのか、若しくは実は良くあるユースケースだけど広告主及び代理店側が理解していないのか、僕には分かりません。

ただ、この断絶をつなぐようなサービスモデルやビジネスモデル。もしかしたら可能性があるかもしれませんね。