さよなら。
多分、誰も見ていないだろうから ここに。
友人(と思っていた人)をなくしたようだ。
私が それで 何より傷ついたのが
『何も言われなかったこと』。
何か 不快に思ったのなら、それを 言ってくれればいい。
そこで 私の気持ちも 伝えることが できるし 私に非があれば 謝ることもできる。
でもきっと 私との関係は そこまでするのに値しないことだったのだろう。
そぉっと 彼女は いなくなった。
それを 受け入れて 平気になるまでは 時間がかかるだろうけれど、それは いつか来るべきものだったのだろうと 思う。
私が ずっと 手を離せなかっただけで。
いろいろ。
娘が 幼稚園に行きたくなくて
一緒に 行ける場所を いろいろと
探して さまよう。
世界を どんな風に 見せたいのか。
どんな風に 感じていくのか。
彼女の「NO!」に 対して
私は どう対応すればいいのか。
復活。
日記を また 書ける時に 書くことにする。
この1年で ずいぶん いろいろ 変わって
たくさん 考えることもあって。
でも 1番 大切なのは この日常。
春。
娘が 小さい虫を 食べたのに 驚いて
「食べちゃダメだよ!」と言ったら
「だって◯◯ちゃん、カエルになりたいんだもん!」と言われて
真っ白になる。
息子。
金太郎の歌を聞いて
手を前に突き出して ぶんぶん 振って踊るのを
不思議に思っていたのだけれど、どうやら
「はいしどうどうはいどうどう」を
「はーいどうぞはいどうぞ」と捉えている様子。
幼稚園の入園式まであと少し。
充分なことができていないまま
離れてしまうような気がしている。
訃報。
顔も見たことのない人の 訃報。
母の仕事友達の息子さん。
言葉にならなくて
ショックを受けている母にも
碌なことも言えず。
日々の隙間に そのことを考える。
春うらら。
雲雀が 空の高くで 飛んでいる。
お城の壁の 漆喰を 撫でて帰る。