教育費に身ぐるみはがされた中年サラリーマンの逆襲

教育費の巨人にアラフィフサラリーマンが無謀な闘いを挑みます。

1ヶ月でTOEIC130点アップ! かつてネトゲで数十人率いた妻の英語勉強法

英語と簿記と法律と

会社で成功したかったら、自分の専門分野に加えて、英語と簿記と法律の勉強をやっておきな

と妻に言われたのが5年前。結局どれも手に付けられないままでしたが
ついに重い腰を上げて英語を勉強することを決意しました。

とにかく始めなさい

そのことを妻に伝えると、妻が早速動きはじめたのです。

勉強とか趣味とか新しい事を始める時、最初に力をかけるべきことは、それをやる時間を確保すること。時間を確保して実際に始めたら自然とやることも見えてくるよ。『やりたいことがあるのにできてない』と愚痴っていても何もかわらないし、こっちも気分悪いだけから、まずきちっと時間を作りなよ

その日中に、妻はSkypeでの英会話教室を申し込みました。
そして僕は毎日帰宅後にSkypeでのレッスンを受けることになりました。
少なくともレッスンの時間は英語勉強の時間として確保されることになったのです。

1週間続けたら習慣になるから、悩んでないでまず始めなよ。一方で、無駄な事も1週間続けたら習慣になっちゃうの。だから意識して無駄を切り落とすことも大切。そうしないと新しいことなんて始められないよ…っていってるそばから何でマンガ持ってトイレに向かってるの!

…というわけでトイレでマンガを読む習慣も辞めたのです。

境遇が近くて極めた人を目標に

レッスンを始めた頃はあまりにしゃべれなくて
挙句の果てには、先生が片言の日本語で話しかけてくる始末でしたが、
コツコツ続けるうちに下手ながら会話ができるようになってきました。

この調子だとTOEIC700点レベルにはなれるかなと思っていたのですが…。

自分と近い経歴でその道の最高峰にたどり着いた人を探すの。例えば英語なら日本にいながら翻訳家になった人とか。その人がやったことを調べて真似るの。それが手っ取り早い上達法だよ。ところで今のあなたを真似ようって人いる?

…そうですよね。やっぱり目標は高く持たないとだめですよね。
はい。まずはTOEICで860点目指しますよ。ええ。
言っちゃいましたね。。。

日本にいながら翻訳家になった人は、
シャドウイングというトレーニングをしてたとのこと。
そこでシャドウイングの勉強も導入することにしました。

決定版 英語シャドーイング

決定版 英語シャドーイング

常に自分の弱点を意識すること

Skypeのレッスンとシャドウイングを1週間ほど続けていました。
我ながらよく続いたものです。

しかし…

いつまで同じことやってるの?常に自分の弱点を意識しないとだめだよ。そしたらやり方はどんどん変わるはず。いろんな方法を試しながら、自分なりの勉強法を確立することが大切だよ

…というわけで変化を加えることにしました。

まずは、Skypeのレッスンで使用している教科書を変更することに。
事務局に相談すると「先生と相談するように」と言われ、
悪戦苦闘しながら英語で新しいテキストの相談をしました。

"This text is too easy for me!"(この教科書、簡単すぎ!!)

表現力がないためにかなり高飛車なことを言いながら
なんとかよさげな教科書に変更できました。

さらに、圧倒的なヒアリング能力のなさは、1日1時間のレッスンでは
どうにもならないことを痛感し、通勤時間は常に英語を聞くことにしたのです。

教材は以下を使いました。

入門ビジネス英語ベストプラクティス 1―NHKラジオ 自己紹介からプレゼンまで (NHK CDブック)

入門ビジネス英語ベストプラクティス 1―NHKラジオ 自己紹介からプレゼンまで (NHK CDブック)

不思議なもので2,3週間聴き続けていると、何を言っているか
なんとなくわかるようになってきます。

模試の結果、そして今後

こうやって勉強を1ヶ月続けた後、
TOEICの模試を自宅でうけてみました。

その結果、1ヶ月前が590点だったのに対し、
今回はなんと720点!!

まさかの130点アップでした。

あまりに効果があったので、思わずこのブログを書こうと思い立ったわけです。

でも、妻はこういうのです。

一つのことばかりやって100点を狙うより、三つのことをやって30点ずつ狙いなよ。手をつけて初めて世界が開けるんだよ。英語以外にもやるべきことがあるでしょ?完璧じゃなくていいから進めなよ。そもそも、あなたは一つしかやってなくて50点くらいだし

たしかに英語だけがすべてじゃありません。
でも、英語ができないと前に進めないのです。

頑張れ!俺!

と自分を鼓舞しながらこれからも英語を頑張っていこうと思います。