Hatena::ブログ(Diary)

iPhoneと本と数学となんやかんやと RSSフィード Twitter

2015-03-19

メタ情報カード的、WorkFlowy&Evernote〜メモに対して今いろいろと考えていることその15〜

情報カードが好きです。

今は日常的にはあんまり使ってはいませんが、以前はガッシガシ使っていましたし、着想メモをカード的に扱いたいがゆえに、WorkFlowy着想置き場にしています。

で、その情報カード、いろーんなサイズがあるんですね。名刺サイズや5×3サイズなどの少し小さめの情報カードや、「京大型カード」として有名なB6サイズの情報カードなどが。ぼくが以前使ってたのは、その中でも5×3サイズとA6サイズ。二種類のサイズの情報カードを日常的に使ってました。

ポッケに入る5×3サイズは、常に持ち歩き、何でもかんでもそこにメモしていました。着想から覚え書きから、タスクに至るまで。その書き散らかしたカードを見返し、着想の書かれたカードに関しては、ときには大きな紙をひろげてさらにじっくり考え、ふくらませたりしながら、最終的にA6サイズのカードに内容をまとめていました。つまり、着想をとらえる用の5×3サイズ、とらえた着想どうしを組み合わせ、まとめる用のA6サイズ、という風に、二種類のサイズを、用途によって使い分けていたんです。  

一口に情報カードと言っても、いろんなサイズがあるがゆえに、その用途も違ってきます。情報カードにおける”サイズ”ってのは、なかなかに重要な要素です。

で、以前のこの二種類の情報カードの使い方って、「メタ・ノート」を実践してたんだな、ということに気づきました。

  • 日々の着想は全てメモや手帳に書き付ける
  • それらを時間を置いて見返す(第一次発酵
  • 見返してまだ「おもしろい」と思える着想はノートに書き写す(1つの着想に1ページ)
  • ノートに書き写す中で、拡がったアイデアは書き加えていく
  • さらに時間を置いて、ノートを見返す(第二次発酵
  • 見返し時にまだ「おもしろい」と思えるものは、さらに別のノートに書き写す(1つの着想に見開き2ページ)
    思考を整理する「メタ・ノート」習慣を始めよう! | シゴタノ!

情報カードを使って「メタ・ノート」を実践していたので、「メタ・情報カード」とでも呼ぶことにします。

WorkFlowyは5×3サイズ、ブログはA6サイズ

話は、WorkFlowyに移ります。

ここのところ何回も書いてるように、着想を書きとめる媒体が、情報カードからWorkFlowyになりました。

着想メモの保管場所〜メモに対して、今いろいろと考えていることその1〜  

WorkFlowyには、着想を書きとめるわけで、イメージ的には、5×3サイズの情報カードって感じです。まだまだまとまる前の段階。でも、メモの一つ一つは、もちろん後から読み返しても意味がわかるよう、文章で書きためていってます。

発見、着想を、小さめのカードに書きつけていっている、という感覚が、WorkFlowyにはあります。

一方、その着想たちを組み合わせ、書き加え、できあがるのがブログの一つのエントリです。WorkFlowyに書きためてあるメモを集め、順番を入れ替え、書きたし、ブログの骨子を組み立て、文章にしていきます。つまりは、ブログは、以前のA6サイズの情報カード的役割を担ってくれている、というわけです。

そうとらえると、WorkFlowyとブログで、5×3サイズとA6サイズで行っていた、「メタ・情報カード」を運用している、と言えます。が、ここまできて、「ちゃうな」と感じました。WorkFlowyとブログではないな、と。だって、書き終わったものは、ぜーんぶEvernoteに放り込んでるわけですから。

WorkFlowyとEvernoteでメタ・情報カード

書いたブログはすべてEvernoteに放り込んでいますし、他には、授業の準備をWorkFlowyにて行い、記録はEvernoteに保管しています。

着想を書きつけておくWorkFlowyに対し、それらを見返し、膨らませ、形にしたあとの物を保管する場所はEvernoteなわけです。WorkFlowyとEvernoteで、「メタ・情報カード」を実践している、と言えそうです。

Evernoteを利用しはじめ、「思考の整理学」を読んだときに、「Evernoteでメタ・ノートを実践しよう!」としばらく挑戦してみましたが、うまくいきませんでした。「メタ・ノート」というノートブックを作ったんですが、着想を見返し、膨らませてそのノートブックに移動させる、って行為が、なかなかに定着しなかったんです。

WorkFlowyに着想を書きためるようになり、WorkFlowyにてメタ・ノートを実践しよう!と思い立ちました。タグによって、はじめの着想と、それを膨らませたメモとを区別しようとしたんですが、めんどくさくてうまくいきませんでした。

しかし、ここにきて、WorkFlowyからEvernoteへという流れが出来上がって、ようやくメタ・ノートをまともに運用できるようになったんだなぁと感じています。特に「メタ・ノートを実践するぞ!」と思ってなかったのに、よくよく考えてみるとメタ・ノート的に両者を扱ってたってのが、不思議なところです。

おわりに

日常的に、自分の考えや行動を記録し、文章で残すという行為自体は、とても意味あることだと思います。頭の中を流れていくものをとらえ、文章化し、残す。常々それを行っている人といないひとでは、やはり大きな違いが出てくるように感じます。もちろん、文章は、何年後の自分が読んでも、意味がわかるように書いておくことが最低条件ではありますが。

メタ・ノートを実践することで、着想をとらえ、文章で残し、それを大きなアウトプットへとつなげていきたいものです。

では、お読みいただきありがとうございました。

2015-03-10

「平方完成考えたやつって、頭ええよなぁ。」からはじまる数学

  • 平方完成考えたやつって、頭ええよなぁ。
    • 平方完成って、 っていう風に、二次式を平方の形に式変形するやつだよね。

    • FlickrEvernote Camera Roll 20150215 172920 by choiyaki
    • 確かに、これを考えた人って、きっとすんごい頭良かったんだろうなぁって思うね。
  • やろ?こんな式変形、自分で思いつかへんわ。
    • 自分で思いつかなくても、ある意味それは仕方ないことなんじゃないかなぁ。だって僕たちが今学んでいる数学っていうのは、何百年もかけて発展してきたことをほんのごく短い期間の間に習ってるんだから。
  • そうか、習ってると、「そんなん思いつかんわ!」っていうようなことばっかりに感じるけど、確かにそれって当然なんかもな。昔のかっしこい人が、あーでもないこーでもないって考えながら発展させてきたやつなわけなんやから。じゃあ、思いつかんくてもしゃーないしゃーない。覚えたらええんか。でも、おれ覚えるのん、むちゃ苦手やねん。
    • 覚えてしまえば、暗記してしまえばいいってのは、一つの方法としてはありかもしれない。でもそれじゃあ数学の楽しさを感じにくくなっちゃうよね。自分で考えつかないことは、ことごとく覚えていくってなったら、結局ぜーんぶ覚えないといけないことになりかねないじゃん。
    • 自分で考え付くのは、確かにかなり難しい。でも、はじめに考えついた人が、どういう意図も持って式変形していったのか、なぜ考え付いたのかってのを、推測してみるって事は出来ると思う。その推測が、あっているにしろ、間違っているにしろ、自分の頭で考えながら、先人の道筋を辿ろうとすることは、覚えるだけよりも得るものは格段に多いんじゃないかな。
  • 「なんで考え付いたんか?」を推測できるってほんまか?平方完成も、なんでそう式変形しようと思った推測できるもんなんか?
    • うん。ぼくなりにだけど、なぜ平方完成っていう式の変形の仕方を考え付いたのか。どんな意図で、そのように式変形をしてみようと思いついたのか、説明することはできるよ。あくまでも、ぼくの推測になっちゃうけど。
  • ほんまかいな!?それ、なんかおもろそうやな!じゃあ、なんで平方完成っていう式変形は生まれたん?
    • そうだなぁ。。。どんなときに、平方完成する?
  • えー、二次関数の頂点求める時やな。
    • 他には?
  • 他には?んー、二次方程式の解の公式の証明にも出てきたんとちゃうかな。
    • うん、その二つがぼくもすぐに考えつく。で、はじめはたぶん二次方程式の解を求めようとしたときに、平方完成ってのは生まれたんだと思うんだ。
    • 解の公式の証明は、係数を一般的な文字で表して、平方完成を使って解を求めていけばいい。公式ができたのは、まず二次方程式が解けるようになってからだろうから、ぼくたちは、係数の値として、具体的なものについて考えていってみよう。
    • 例えば、 っていう二次方程式があるとする。これを、「はじめて解くことができた人は、どんなことを考えたんだろう?」「何に注目して、式を扱っていったんだろう?」と想像するんだ。
  • 想像する言われても。。。解の公式使えば解けるけども、それはまだ生み出されてへんってことやんな?
    • そうそう。
  • うーん。。。
    • 今考えてるのは二次方程式なんだけど、もっと簡単に解を求めることができる方程式ってどんなのがある?”二次”は難しい。けども、もっと簡単な。。。
  • あー、一次方程式やったら、簡単や。 とかは、計算して、移行して、 が答え。
    • おー!そうそう!丁寧に式変形を追えば、 だよね。じゃあ、はじめの式変形は、どんなことを考えながらした?
  • は計算して にできるなぁ思うて。
    • うん、そこ。 どうしは計算することができるから、計算してしまう。
  • うん。
    • じゃあ、 、、、これなら、どうする?
  • そんなん簡単やん。 やろ?
    • そうそう。 ってはじめの二項だけ計算しておしまい、にはしないだろ?一つになるまで式変形できるなら、式変形してしまう。つまり、文字は散らばっているなら、計算して一つにまとめたいんだよ。そのほうが、式として整理されているし、一つにすることで、「 」の形にまでもっていくことができて、解が求まる。

    • FlickrEvernote Camera Roll 20150215 172948 by choiyaki
    • 文字式ってのは、同じ文字が散らばっているなら、計算できるなら計算してしまって、一つにまとめたいなぁって思う。それはとても自然なこと。そうすることで、解が求められるから。
  • ふんふん。確かに同じ文字は計算してもうて、一つにしてまうな。そうか、同じ文字は、散らばってるなら一つにしたい。やから、計算して整理してまうんか。
    • ここで、具体的に考えてる二次方程式を眺めてみよう。 をぼくたちは解きたいんだったよね?
  • 文字 は、二箇所にあるな。 と。これを、もし一箇所にまとめることができれば、嬉しいわけやな。

  • FlickrEvernote Camera Roll 20150215 173131 by choiyaki
    • ”嬉しい”って表現いいね。そう、嬉しいんだ。なんせ、そうできれば、解が求められそうだから。 という二箇所にある を、一つにしてしまいたい。そう考えながら、じぃーっと式を眺め、あれこれ変形してみる。
    • ただ、この手がかりだけでは、なかなか平方完成には結びついていかないと思う。ちょっと視点を変えながら、もう少し考えてみよう。
    • は、二次方程式だよね?この方程式を解きたい。解きたいんだけど、いきなりこれをスラスラと解くことはできない。そこで、どうしよう、となる。でもこれが、さっきも確認したように、 っていう一次方程式なら解ける。解ける形から、今の解けない形をどう扱っていけばいいかってのを考えてみて、「散らばっている文字をまとめたい」ってのが出てきた。だからさらに、解ける形を考えていってみよう。
    • じゃあ、二次方程式で、解ける形ってないかな?
  • 二次方程式で解ける形。。。
    • きっと頭のどこかにはあると思うんだ、簡単に解ける二次方程式が。今はまだそこと結びついてないから、出てこないだけで。
    • もう少し考える材料を。散らばってる文字を一つにできたら、「 」の形に持っていけそうなんだよね?
  • でも、一つに計算してしまえるのん、一次方程式のときやろ?二次方程式で散らばってるのんを一つにできへんから、今困ってるんやん。
    • 散らばってる、文字が二箇所にある二次方程式が嫌なら、一箇所にしかない式を考えてみるってのは?
  • はじめから、一箇所にしか文字 がない二次方程式。。。あ! とかって二次方程式やんな?これやったら、 っていう風に、解くことができるわ!

  • FlickrEvernote Camera Roll 20150215 173153 by choiyaki
    • そうそうそうそう! っていう風に、最初から が散らばっていない、一次の係数が0のときは、解けちゃうだろ?ほら、解ける二次方程式をみつけることができた。
  • ほんまや。見つけれたわ。
    • じゃあ、今の解けないやつを、解ける形に変形したいなぁって思うよね。どうにか、 っていう形に変形できないかな、[二乗]=[値]って形にしたいな、って。これで、手がかりが2つになった。
  • の散らばってる を一つにしたい。 って形に持っていきたい。 の散らばってる を一つにしたい。 って形に持っていきたい。。。やから、二乗の展開公式が浮かんでくるわけか!

  • FlickrEvernote Camera Roll 20150215 173206 by choiyaki
    • そう!二乗の展開公式は、 。右辺を見てみると、今変形したい っていうのに似た形がある。左辺は、右辺では散らばっている が、一つにまとまってるよね。どうやらこれは、使えそうだな、と。
    • 具体的に、 の部分を変形してみよう。この形は、 を展開すると出てくる。
    • 4だけを左辺に移行すると、
    • 右辺の式は、左辺の式へと変形することができる。これを利用して、もとの を変形していく。
    • ここから、 となるので、解は 。求めることができた。
  • 二乗の形にもっていきたいことと、 という形で散らばっている を一つにまとめたいこと。この2つの手がかりから、二乗の展開公式 を利用するってところに行き着いたってわけか。んで、”平方完成”は生まれた。
    • あくまでもぼくの推測だけどね。でもこんな風に、手がかりを探して、それをもとにどう考え、生まれたのか推測するの、楽しいだろ?だからぼくは、公式とかが出てきたら、「どんなことを考えたのか?」「どういった目的で、式を扱っていったのか?」ってのを自分なりに考えるようにしてる。そうすると、ただ公式を覚えるよりも、得るものが、何倍にもなるんじゃないかと思うんだ。そして、覚えるだけよりも、何十倍も楽しい。
  • おれも「こんなん思いつかんわぁ」て投げ出さず、ちょっと考えてみるようにしてみよかな。昔のえっらい人は、なんでこういう風にしようと思ったんやろう?って。

2015-03-06

なぜ、WorkFlowyがしっくりきたのか?〜メモに対して今いろいろと考えていることその14〜

WorkFlowyとEvernote

ぼくはブログを書くときに、この両者を利用しています。

ネタを集め、育て、内容を組み立てるのがWorkFlowy、文章を書き、仕上げるのがEvernote

ずーっとこの二つを利用していたか、というと、そうではありません。以前は、ブログを書くときには必ず、自己流のマインドマップのようなものを描いていました。それが、今ではマインドマップをまったく書かずとも、ブログを更新できるようになりました。WorkFlowyが手になじみ、しっくりきているということでしょう。

なぜ、これほどまでにしっくりきたのか。

マインドマップは、文章どうしをつないで描く

本来のマインドマップは、中心にテーマを書き、そこから枝を伸ばし、連想するキーワード、つまり単語を、枝にのせていきます。でも、この「単語をのせる」ってのがあまりしっくりこなかったので、「中心にテーマを書く」ことと「そこから枝を伸ばし、連想していく」という部分だけを真似して、マインドマップのようなものを描いていました。


Flickr20140210064929 by choiyaki

ぼくのマインドマップのようなものは、関連する文章をつなぎ、拡げていくというもの。単語ではなく、文章どうしをつないでいき、描き進めていくというスタイルです。

ここに、WorkFlowyが手になじんだ理由があるように思いました。

WorkFlowyで扱うのは、”文章”です。文章どうしを組み合わせ、ブログの内容を考えていました。マインドマップのようなものを描いてた時も、「文章どうし」をつなぎ、ブログの骨子を組み立てていたぼくにとって、WorkFlowyはぴったりだったわけです。

着想は、情報カードかEvernoteに書いてた

また、ブログの種になる「あっ!」とか「こうかも!」みたいな思いつきは、以前は手書きは情報カードに、テキストはEvernoteにメモをとっていました。ブログのエントリを書くときは、それらの着想メモを見返し、ブログのエントリに仕上げれそうなものを選びます。そのテーマを中心に据え、マインドマップのようなものを描き、文章の骨子を組み立てます。自己流のマインドマップでは、発想を広げていくという用途よりも、文章同士をつなげ、ブログの内容をまとめる、組み立てるという意図で描いていたように思います。かなりマインドマップの用途とは違っている感じです。文章どうしが枝でつながれているので、そこから文章に仕上げるのは比較的簡単なこと。あとはそのマインドマップを見ながら、「Mou」という、マークダウンのプレビュー表示に対応しているエディタで文章を書き、一つのエントリまで仕上げていってました。もちろん、アップしたエントリは、Evernoteに保存です。

まず、情報カード・Evernote、次にマインドマップ、最後にエディタで仕上げる。ブログを書き上げるまで、3つのステップを経ていました。

「情報カード or Evernote」の部分を、一つにできないものかずーっと考えてた

3つのステップを経てブログを書いていたわけですが、はじめの部分、つまり、着想を捉える部分は、情報カードとEvernote分散されていました。これをどうにか一つにできないものか。そんなことをずーっと考えていました。

カードの良さは、順番を自由に入れ替えることができ、グループなど作りたいときも、たばねるだけでいいこと。床に並べれば、俯瞰性も素晴らしい。でも、書きためたカードを、大量に持ち歩くことはできません。

対してEvernoteは、順番を自由に入れ替えることはできませんが、iPhoneからでもPCからでも、サクサクっとメモをとることができ、それをいつでもどこでも見返すことができるという利点があります。

どちらの良さも取り入れることはできないものかと、「TextWellを、縦にながーいメモ帳として使う」ことを試みてみたり、「「リマインダー」をメモ帳として使う」のを試してみたりしていました。

いつでもどこでもEvernoteのようにメモを見返すことができ、かつ、情報カードのように順番を入れ替えたり、グループを作ったりできる。そういう道具をずっと追い求めていました。

WorkFlowy=Evenote+情報カードに加え、マインドマップも

いつでもどこでもEvernoteのようにメモを見返すことができ、かつ、情報カードのように順番を入れ替えたり、グループを作ったりできる。その一つの解が、WorkFlowyだったわけです。実際、着想メモは完全にWorkFlowyに移行し、書きためていっています。いつでも見返せて、いつでも書きたせる。順番を入れ替えることができ、グループを作ることもできる。WorkFlowyは、最適解と言っても過言ではない感じです。

さらに、WorkFlowyを利用するようになって、もう一つの変化が起こりました。

ブログを書く際に、自己流のマインドマップのようなものを描かなくなったんです。描かずとも、ブログを更新できるようになりました。WorkFlowyが、マインドマップの部分も担ってくれるようになったためです。

前述したように、ぼくは、ブログを更新するときには、マインドマップのようなものを、発想を広げるというよりも、内容を整理するために描いていました。文章を枝でつないでいたわけです。文章どうしのつながりを明らかにするのであれば、WorkFlowyでもできます。しかも、WorkFlowyには、書きためた着想たちがいっぱいあります。それらから、関連のあるものをブログの内容を整理するときに加えることも簡単。

WorkFlowyでメモとらえ、組み合わせる→WorkFlowyで文章の骨子をつかむ→Evernoteブログを書く。

Evernote、コンテキストを活用しながら、ブログ更新〜メモに対して、今いろいろと考えていることその12〜

着想を情報カード・Evernote、次にマインドマップ、最後にエディタだったものが、WorkFlowyとEvernoteで事足りるようになりました。テキストを扱う時の道具は、WorkFlowyとEvernoteさえあればそれでいい、とさえ思えるほどです。

おわりに

テキストを扱う際、WorkFlowyとEvernoteは最強ではないか。使えば使うほど、そんな風に感じるようになりました。

じゃあ、WorkFlowyとEvernoteしか使っていないのか、というと、そういうわけではありません。ブログを書くときには、この二つで十分ですが、ほかのものを生み出す部分、例えばぼくの場合は、授業案を考えたりするときには、この二つでは足りません。考えるときに使うツールは、考えることの種類によって、しっくりくるものって変わってきます。その辺の部分について、今後書いてみたいなと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

情報カード、Evernote、マインドマップ、WorkFlowy | メモ帳発、象さん経由、なんやかんや行

2015-02-28

価値は、増したわけではなく

価値は、増したわけではなく。

以前、「文章は、財産」というエントリを書いた。

文章は、財産

それ以来、今まで以上に「文章を書く」ということを大切にしている。それは、ふとしたことをメモする時であっても、ブログを書く時であっても、授業の記録を残す時であっても。

書いた文章が、すべて自分の財産になる、とは限らない。書く内容にもよるし、書き方にもよる。だから、書くことや、書き方には気を払っていきたい。

文章は価値を増す

最近、「マシュマロを、もう一つ」を読み終えた。ブログ、「R-style」を毎日更新している、倉下さんの電子書籍

とてもおもしろい。「セルフマネジメント」について、具体的な方法は書かれておらず、どういう背景があって、やりたくなくなるのか、コントロールできなくなるのかが存分に書かれてる。で、その文章のほとんどが、ブログR-style」から選ばれ、過去のブログのエントリを、順序を新たに編集されたもの。

ぼくは毎日「R-style」を読んでいるので、おそらく本書に登場する話の大半は、過去にブログにて読んでいると思う。読んだことがあるはずなのに、それが、すごく面白い。「マシュマロを、

もう一つ」以外の、「CategoryAllegory」、「真ん中の歩き方」もおすすめ。どちらも、「R-style」からセレクトされた文章から出来上がった電子書籍

これらを見て、「文章というのは、価値を増してくれるものなのだな」という感想を抱いた。ブログの1エントリとして読むよりも、膨大なブログの中から、あるテーマでひとくくりにし、提供されたものの方が、おもしろく感じる。文章を蓄積していくことで、どんどん価値をましていくのではないか、と。

価値は、見出された

R-style » ブログにピリオドをうつ」にて、ブログを集め、本を作ることについて、倉下さん自身が言及している。「ブログにピリオドを打つ」という表現で。

毎日のブログの更新について、「ダンス」になぞらえて、こんな風に表現している。

これまでたくさん踊ってきました。その日の気分に合わせて、そのときの状況に合わせて。その中には、気に入ったステップ、乗ってくる手の振り方、 カッコイ イ決めポーズなんかがきっとあります。それらを振り返り、一つの曲としてまとめること。言い換えれば「踊る」を「踊り」に変えること。そうした再構成に よって、あたらしい価値が生み出せるのではないか、そんな予感があります。

ブログを毎日更新し、日々踊っている、様々なステップの数々の一部分を切り出し、集めることで、全く違ったダンスを見せることができる。

ブログにのせた文章を本にまとめなおすと、香りが変わるのです。 自由に踊り続けていれば、ときどきジャンプが出てくるかもしれません。そのジャンプだけを集めれば、ひたすらジャンプの連続になります。そうする と、踊っていた中ではわからなかった、それぞれのジャンプの差異が目立つようになります。あるいは、並べ方によっては、ジャンプに違った意味を持たせられ るかもしれません。

日々踊ってきたものから選んでいるところにこそ、「マシュマロを、もう一つ」や「CategoryAllegory」、「真ん中の歩き方」のおもしろさがあるように思う。

「セルフマネジメントについて、本を書いてください」とお願いされて、一から書き始めても、決して「マシュマロを、もう一つ」は生まれない。「こんな内容にするぞ」と定めて、書けるものではない。

ジャンプして、その瞬間のコマだけを連続させると、ずっと浮いているような動画を作ることができる。それは、動画では決してとることはできない。ひとつながりの動画では表現できないものを、一つ一つのコマを切り出し、つなげることで、はじめて表現することができるように、「真ん中の歩き方」や「CategoryAllegory」のもつおもしろさは生み出されたのだろう。

「文章というのは、価値を増してくれるものなのだな」という感想は、少し違った。価値は、別に勝手に増したわけではない。倉下さんが、「ブログに、新たな価値を見出した」。

おわりに

ブログを含む、あらゆる文章は、その見せ方を変えることで、新たな価値を創造する可能性がある。そういう思いを抱くようになった。

ぼくも、ポツポツとブログは書いているし、ブログ以外にも、仕事やメモなど、様々な文章を書いている。一つでも多く、価値ある文章を書いていきたいもんだ。

価値を増す、文章 | メモ帳発、象さん経由、なんやかんや行

2015-02-21

Workflowyは、着想をとらえ、文章の主要な要素を組み立てるまで〜メモに対して今いろいろと考えていることその13〜

今やWorkFlowyは、ぼくにとってなくてはならない存在へと成長しました。というのも、WorkFlowyがなければ、こうしてブログを書くことは困難となりますし、今日、ぼくはいったい何をすればいいのか?もわからなくなってしまいます。WorkFlowyに、着想メモや、やることを書き付けたメモなど、メモの類をすべて集約しているからです。

着想メモをうんじゃかんじゃする場と、一応の完成品をアーカイブする場〜メモに対して、今いろいろと考えていることその2〜

WorkFlowy×43Foldersで、テキストメモをぜーんぶ集約〜メモに対して、今いろいろと考えていることその4〜

ぼくのWorkFlowy内の情報は、大きく分けて2つに分類されます。「やること関連のメモ」と、「着想を書いたメモ」です。今日は後者、「着想を書いたメモ」についてのお話。

Evernoteで書く」に持って行くまでに必要な事

なにかしら思いつけば、すぐにメモをしておくよう心がけています。それら着想メモは、WorkFlowyに集約します。

メモは、メモってはいおしまい、にはなりません。そのメモをもとに、授業の内容を考えたり、ブログの内容を考えたり、普段の生活をより良いものにしていこう、とします。ただ、メモの一つ一つは、それだけでは大きな意味を持ちません。知らず知らずの間に、他のメモと組み合わさっていくことで、ちょっとずつ大きな塊と育っていきます。

「メモが育つ」とはどういうことか?と、メモの育て方〜メモに対して今いろいろと考えていることその6〜

それを参考に、一つのまとまりをもった文章へと仕上げていきます。この、仕上げるところは、Evernoteにて行っています。

Evernote、コンテキストを活用しながら、ブログ更新〜メモに対して、今いろいろと考えていることその12〜

つまり、WorkFlowyからEvernoteへとバトンタッチするわけです。Evernoteで文章を書く理由は、「関連するノート」に、過去のメモやブログで、今書いていることとに参考になりそうなノートを教えてもらうため。教えてもらうためには、Evernoteで文章を書かなければいけません。なので、文章に仕上げるのはEvernoteで、ってのは、ぼくの中でなかなか揺るがない。で、そこに至るまでを、WorkFlowyにがんばってもらいます。

Evernoteにバトンタッチするまでに求めることは、2点。

  1. 着想をとらえ、蓄積する
  2. 文章の”主要な要素”を書き加え、組み立てる

メモをとらえ、それらを組み合わせ、育てる。で、そこに、新たなメモを書き加え、文章を構成する”主要な要素”を挙げていき、文章の骨格を組み立てる。メモをとらえ、蓄積し、育て、文章の骨格を組み立てるまでを円滑に行えるからこそ、ぼくはWorkFlowyに惚れ込んでしまったわけです。

骨格が定まった後は、Evernoteにバトンタッチ。「関連するノート」を参照しながら、過去の考えをつけ加え、ブログという一応の完成品に仕上げていきます。

WorkFlowyで、着想をとらえ、蓄積する

  1. 着想をとらえ、蓄積する
  2. 文章の”主要な要素”を書き加え、組み立てる

のうちの一つ目、「1.着想をとらえ、蓄積する」ために必要なことはなにか。 「いつでもどこでもメモをとれる」こと。これは、かなり重要なことです。

自分の脳みそってのは、絶えず何かしらを考えています。頭に思い浮かんだことに関連して、いろんなことを次から次に連想していったりします。その中で、いつ着想に巡り合うかは、予想できません。巡り合った時にすぐにメモをしておかなければ、また巡り会えるとも限りません。となると、いつでもどこでも、メモができる準備をしておかなければいけない、ということ。

WorkFlowyは、ネットに繋がってさえいれば、いつでもどこでも、どの端末からでもメモを書き込めます。どの端末からメモを書いても、同じ場所に集められる。やっぱりこれって、かなり画期的なことです。

Evernoteの使い始め、この、いつでもどこでも、どの端末からでもメモを書き込め、どの端末からメモを書いても、同じ場所に集められるってのに、すごく驚きました。ちょうどメモの大切さに気づき始めた頃だったので、Evernoteにメモを書きまくっていってました。今はメモを書く場所が、WorkFlowyにかわり、さらにメモの活用の幅が広がったように感じます。

もう一つ、なくてはならないものがあります。それは、「タイムスタンプを押せる」こと。

メモには必ず日付と時刻を書いておくようにしています。手書きメモにも、テキストメモにも、ほぼ全てのメモに対して、です。Evernoteを着想置き場としてながらく使っていたのは、タイムスタンプつきのメモをすごく手軽に作成することができたから。もちろんWorkFlowyにメモ置き場を移行しても、タイムスタンプは欠かせないわけです。

Macでは、タイムスタンプを押すショートカットキーを作成することで、簡単にタイムスタンプを押せるようにしました。問題はiPhoneiPadからメモをするとき、だったのですが、この部分も、iOS8になり、解決されることとなります。純正以外のキーボードが使えるようになったからです。

iPhoneiPadでメモを入力するときには、「Textexpander」によって、タイムスタンプを押しています。

TextExpander 3 + custom keyboard
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化


どのアプリを利用してても、キーボードを切り替えて定めたスニペットを入力すれば今現在の日時を入力することができる。これによって、WorkFlowyでメモをしても、タイムスタンプを押せるようになり、着想をとらえる場所としてEvernoteにとってかわったわけです。

WorkFlowyで、文章の”主要な要素”を書き加え、組み立てる

二つ目、「2.文章の”主要な要素”を書き加え、組み立てる」に必要なことは、それまでにためた着想メモたちを、”くれる”こと。この、”くる”ことができるものを追い求めた結果、WorkFlowyというアウトライナーに行き着いた、と言えます。

知的生産の技術」に書かれてある次の部分を、カードではなくテキストメモで実現するための、WorkFlowyというわけです。

カードは、ただそれになにかをかいて保存しておけばいい、というものではない。カードは、活用しなければ意味がない。カードは、くるものである。p.51

カードを活用するとはどういうことか。それは、カードを操作して、知的生産の作業をおこなうということである。操作できるというところが、カードの特徴なのである。 p.58

着想メモをくり、組み合わせるだけでは、人に提出できるような文章には仕上がりません。今の自分は内容を理解できても、それを見た他の人は理解することは難しいままです。メモとメモのつながりが、自分には見えていても、他の人に見えるとは限らないからです。その間を埋めるために、着想メモたちに、文章を構成する”主要な要素”を書き加え、他の人が読んでも理解できるような骨子になるようにしていきます。

まずは、着想メモをとらえ、蓄積する。それら蓄積したメモたちをくり、文章を書き加え、骨子を組み立てる。ここまでの工程を、とても快適になるようにしてくれたWorkFlowy。ぼくが思い描いていた「理想のメモ環境」を実現してくれた、と言えます。WorkFlowy様様です。

おわりに

着想メモをとらえ、蓄積する。蓄積したメモ同士をながめ、組み合わせたり順序を変えたり、操作する。そこにメモを書き足し、文章の”主要な要素”を組み立てる。

これらを実現してくれたWorkFlowyは、今後もぼくの生活において欠かせないものになってきそうです。

別のブログ、「choiyaki出版」にて、これまで”本”という形で2つ公開してきました。

ePub&PDFファイル公開 ー『Evernote × 情報カード知的生産』ー

「カードを使った超アナログタスク管理〜メモシステムにおける43Tabsとその運用〜」ePubファイル公開

このどちらにも使っているのが、「情報カード」。でも今は、これらに書いた情報カードの使い方は、すべてWorkFlowyに移行し、受け継がれています。そっくりそのまま、です。

まさに、WorkFlowyは、ぼくがずーっと追い求めていたツールじゃないかな、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

→Workflowyは、着想をとらえ、文章の主要な要素を組み立てるまで | メモ帳発、象さん経由、なんやかんや行