読書メモはどうとるのが良いか


本を読むときは必ず「読書メモ」をとるようにしている。この読書メモをどうとるのか、それが最近の課題。読書メモの重要性については十分理解しているつもりなので「とるぞ!」という気持ちは強いが、あまりにもめんどうくさかったらぼくの性格上たちまちやめてしまう。めんどうくさすぎず、かつ情報を十分に後に残せるもの。それが読書メモの理想。

何をメモするか

読書中に何を、どこまでメモするのか、というのはなかなか難しい問題。本の気に入った一文をメモするのか、そのとき考えたことをメモするのか、その考えを引き起こした文章までメモをするのか。

■自分の思考は記録したい

読書という行為は本当に思考を刺激してくれる。本を読むことにより、それまで考えたことがなかったようなことも考えることがおおい。言わばそれまでの自分と本とが融合していく感覚。新たな発見もあれば、自分の考えをより強固にする味方になってくれる意見、はたまた真っ向から対立する考えなど、そういったものから自分はいったいどう考えるのか。
そんな自分の思考は必ずメモしておきたい。そんなふうにあれこれ考える機会、チャンスを与えてくれるのが読書の一つの良いところだと思う。

■本の一文も記録したい

そのときの自分が感銘を受けた、何かを感じた、思考を刺激された一文もメモしておきたい。今の自分にある感性が、未来の自分には無いかもしれない。それなのに今の自分が何かを感じた文章を残していないとなると、それすら気づけずに終わってしまう。それはイヤ。

■結論としては「ねぎま式」と呼ばれるもの

というわけで、読書メモをとりはじめたころから「本文→そこから自分が考えたこと→本文→そこから自分が考えたこと…」という形式のメモをとっている。後で知ったが、これは「ねぎま式」と呼ばれるメモの取り方らしい。
「そこから自分が考えたこと」とは言わば、小さなアウトプット。この形式をとることで、一冊の本からプチアウトプットをたくさん行うことになる。そして最後に書評を書くことで大きな一つのアウトプットにまとめる、という流れが今の自分にとってはベストとなっている。

読書メモ環境

読書中は思考が刺激される。読んだ内容からあれやこれやと様々なことを考える。それをしっかりと記録しておきたい。なので読書メモには「即時性」が求められる。思いついたこと、考えたことを瞬時に記録できるような存在でないといけない。また、読書をするときには常にメモることができる環境がなければいけない。

■何を用いてメモるのか

本に書き込む、ということができない性分なので、メモを持ち歩くことは必須となる。そんなときに活躍するのがiPhone。正直、こいつがいるおかげで「読書メモをとる」という行為が習慣付いたといっても過言ではない。それだけでも携帯電話をiPhoneに買えた効果はすさまじい。
はじめはiPhone一本でメモっていたが、読書メモが習慣付いた今ではiPhoneにこだわる必要はなく、大きめの付箋を用いたり、メモパッドに書いていったりしているが、正直明確には定まっていない。デジタルかアナログか。どちらでもいいので、とにかくいつでも携帯できて、なおかつササッ!パパパッ!とカンタンに手間なくメモれる方法を考えては試していきたい。

おわりに

読書中にメモをとる方もいれば、とらない方もいる。ぼくは断然とることを進めるが、とるとしたらどういった方法があるのかをもっともっと知りたい。そうやっていろんな方法を知ることで、自分のメモの仕方を考え直す良い機会になると思う。
「こんなんどう?」であったり、「ぼくはこうしているよ。」であったりがあるのなら、ぜひ教えてください。
では、お読みいただきありがとうございました。

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