初めてドラッカーに触れて実践した、3つのこと


実戦するドラッカー[思考編]、[行動編]を読み終えました。
成果をあげる人の思考【書評】実践するドラッカー[思考編]
時間を管理し、行動せよ【書評】実践するドラッカー[行動編]
読んで切に思ったのは、「時間をもっと貴重なものであると認識しなおし、この貴重な資源をもっと有効に使うべき」だということ。

時間

一日が24時間であることは変えようのない事実。意識しないと簡単に浪費していってしまうのもまた事実。
「もし一日のはじめに86400円もらうことができ、自由につかうことができます。しかし、一日の終わりにはあまったお金は回収されます。あなたならお金をどうしますか?」
と聞かれれば、間違いなく「使い切る」と答えます。少なくとも「使い切ろう」とがんばります。
この「86400」という数字は、24時間を"秒"で表したもの。お金であったら使い切ろうとするのに、お金より貴重とも言える時間を使い切ろうとしないのはちゃんちゃらおかしいです。

変化

とはいえ時間は勝手に消費されていくので、その使い方を十分に考えておかないとすぐ浪費してしまうことになります。ここが、今回上記の二冊を読んで変化を起こそうと一番強く思ったところです。"時間"は、使い方を十分に考えないといけない、と。
そこで、3つのことを新しくはじめました。

1.すべて記録することにした

24時間をどのように使っているのか。それをすべて記録することにしました。いちいち紙に書き付けるのは難儀なので、iPhoneアプリ「aTimeLogger」を使って。

aTimeLogger 1.7.8App
iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: 無料
更新: 2011/05/18
一日の行動を大まかに分類して、あとはそれぞれの行動に移るときにこのアプリを起動、ボタンをポチッと押すだけ。なんという手軽さ。こんなときにもiPhone様様です。
まだとり始めて一週間なので、曜日ごとの時間のデータが不十分。最低でも一ヶ月はとり続けようと思っています。

2.スケジュールを一元管理することにした

ぼくはこの4月から学校に勤め始めたばかり。なので研修のある日が不定期的に訪れます。また様々な学校行事などもあります。そういったものの予定は、基本的にそれぞれ書類でわたされています。さらには、仕事以外の予定ももちろんあります。めんどうくさくて避けていたのですが、それらをまとめてGoogleカレンダーに記入しておこうと決意しました。

3.一年に二度、時間見直し期間を設ける

「正しい時間の使い方」は誰にもわかりません。そのとき正しいと思っていても、あとで考え直すともっといい使い方があるかもしれない。
まずは記録をとり、「こう使えばいいのではないか」という仮説を立てる。それを実行し、結果と成果を検証する。そこからまたあらたな使い方を模索する。この繰り返しが必要であると思います。
つねに時間の使い方をアップデートしていく。そのためにも一年に二度の見直しをすると決めました。今決めていてもどうせ忘れるので、半年後の自分に向けてリマインダをすでに設定してあります。

おわりに

読書から得るものはたくさんあります。しかし、たくさんのものを得たとしても、実践することを怠ると何のための読書なのかわからなくなります。

価値ある本から価値ある気づきを得て、それを繰り返し実践することが大切です。

今回こうして3つの具体的な行動を起こすことができたこと。それが一番の収穫だったと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。

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