夏休みの宿題を通じて感じた自分の変化と、成長のスパイラル的なこと

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人は変わることができるとはいいますが、最近自分の変化を強く感じることがありました。
それは、ほんの二年前までは夏休みの宿題はラスト二日間ほどで一気にやっていたのに、今年はすでにどんどん着手していくことができている、という変化です。

追い込まれることでしか動けなかった自分

働き出してまだ一年目ということで、夏休みに課題を幾つか出されています。言わば夏休みの宿題です。
昨年までの自分だと、「やらなあかんなぁ」とは考えつつも「まぁでもなんとかなるだろう」と放ったらかしておき、追い込まれてはじめて「やなねば!」と宿題をやり始めていました。
「やろう!」という気持ちを起こす術を、自分を追い込まれた状況に置くこと以外には知らなかったのが一番の原因でしょう。
ぼくは基本的に怠け者で、弱い人間です。そんなやつに「早くやってしまうんだ!」と、意思の力で夏休みの宿題をどうにかするなんてすごい真似はできるはずもありません。

今は早めに終わらせたくて仕方ない

自分でも「なに?この変化は」と驚くのですが、今年は学校が夏休みに入った初日から宿題に着手し、もうすでにかなりの部分を終わらせることができています。
でもその変化は突然起こったものではなく、時間をかけて少しずつ自分が変わっていったものが、夏休みの宿題で顕著に現れただけだと思います。

変化の原因

自分が少しずつ変わっていった理由。それは、愚直に「知識を得る→実践する→効果を実感する」を繰り返してきたからだと断言できます。
■知識を得る
一年半ほど前に携帯電話をiPhoneに変え、その頃からいろいろな方のブログを読みはじめ、参考にしていました。特にライフハックについて書かれている方々のブログをRSS登録し、よく記事を読み、そこで紹介されている本を購入していました。これは今でも変わりません。
ちょうどEvernoteに出会い、読んで参考になった記事をどんどん保存し、読み返すことができる環境を手に入れたこともプラスに作用したと思います。
■実践する
で、いろいろ実践してみました。頭の中は空っぽにしたらストレスフリーになれるよと言われれば、思い浮かんだことをぜーんぶ書き出してみたり、着手しにくいタスクは細かく分解してみたり、やるべきことを適切な時に知らせてくれる仕組みを作ってみたり。
片っ端からやっていったというよりは、「お!これ良さそうかも」と感じたものを中心にお気軽な感じで試すことが多かったように思います。
■効果を実感する
そして最も大切だと感じるのが、その効果を実感すること。実践するのは効果を実感するためです。
当たり前ですが、やってみてあんまり自分にあってない、もしくは効果を感じなかったことは、定着しません。無理やり続けようとしてもいつか破綻します。
逆に、効果を実感したものについてはまたやろう、という気持ちになります。実践してみて効果を感じたことが自分に定着して行き、今の自「夏休みの宿題を早く終わらせることができる自分」が作られていったんだと思います。
この変化は、自分ではとても喜ばしいものであると思っているので、これからは夏休みの宿題、というかやるべきこと・やらなければいけないことは早め早めに着手してくれることでしょう。

おわりに

日々の中でじぶんの成長というのは感じにくく、むしろ失敗やできなかったことに目が行ってしまい、落ち込んだり自分にはできないんだという思いになったりします。でも、成長を願っていれば、必ず自分の成長している部分というのはあるとおもいます。最近はとにかくそういったところに注目し、書き記すようにしています。だってその方が気分がいいですものね。成長の実感が、次の成長を呼び寄せてくれるんじゃないかなーと思います。
では、お読み頂きありがとうございました。

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