サウスポー・キラー(ISBN:479664458X)

サウスポー・キラー
水原秀策

出版社 宝島社
発売日 2005.02
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  479664458X

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 第三回「このミステリーがすごい」大賞受賞作。プロ野球界が舞台ということで手にとって見た。
 うーん、なんと言うか話がきれい過ぎるとでも言えばいいか。話の展開もそうだが主人公のせりふも理路整然と言うかきれい過ぎて(と言ってもきざなかっこよさでもない)引っ掛かりがない。スーッと読めてしまう。スーッと読めてしまうことをこの本のよさととればものすごくいい本なんだろうけどはっきり言って読み応えがない。ググって見ると結構好意的な書評があちこちで見受けられるんだけど。ミステリーとして謎解きがどうこうというより好みの問題なのでご勘弁を。

一輪の花〜父子十手捕物日記(ISBN:4198921989)

一輪の花(徳間文庫)
鈴木 英治

出版社 徳間書店
発売日 2005.02.04
価格  ¥ 680(¥ 648)
ISBN  4198921989

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 鈴木英治の父子十手捕物日記シリーズ第3弾、実は第2弾の”春風そよぐ”*1は未読なんだが、図書館頼みの身なので文句は言えない。
 本作もこれまで同様時代劇ミステリー。主人公の同心文之介とその父丈右衛門の活躍よりもむしろ犯人側の動機と人間関係に重点がおかれる。スカッとした読了感は感じられないがそれでも読んでいてやめられない強い力が感じられる作品。事件とその解決の過程はずっしりと重いが主人公親子やそれを助ける十手持ち勇七他魅力的なキャラクターがそれを救ってくれる。ここのところ鈴木氏の著作がまた立て続けに刊行されているようだ。追っかけるほうも大変、大変。<図書館頼みの癖に贅沢言うな。

ラインナップの詳細が未だわかりませんが

ラジオだけではないようなんですがカテゴリーわけはご勘弁

USEN、500番組ネットで無料放送・CMなどで収益
 有線放送大手のUSENは4月から、映画や音楽など500番組を家庭のパソコンに無料配信するブロードバンド(高速大容量)放送を始める。市場が拡大しているインターネット広告やCMを収益とする。一定の通信速度を確保できれば、好きな番組を見たいときに視聴できる。テレビ局と類似の事業の提供で、放送と通信の垣根が下がりそうだ。(後略)

 500チャンネルってことは今のUSEN440に映像チャンネルを加えてその大部分を無料配信するってことなんだろうか。記事を読む限り、プロバイダーの制限もなさそうだし。個人的にはかなり楽しみだが、ラジオ局からすればたまったもんじゃないような気がしますがどうなんですかね。USEN440にはラジオ放送の再送信チャンネルもあるがさすがにそれははずされるのかな。ホリエモンは、先を越されたなんて思っているんだろうか。