群狼の舞〜満州国演義 3

群狼の舞―満州国演義〈3〉

群狼の舞―満州国演義〈3〉

昨年1.2を読んだ*1満州国演義第3弾。
本巻は満州国建国からスタート。本書は過去2冊に比べると主人公敷島四兄弟ここの動きよりも
時代全体の描写に重きが置かれているように思う。もちろんこの時代の動きは言うまでもなく劇的で
大きなうねりを出しているんだけど個々の動きがあまりなくその分、はらはらドキドキ感は
過去2冊に比べれると少ないように感じた。
以前どこかで読んだ著者のインタビューで全4冊で完結予定と合ったように思うが
本当に後一冊で完結できるんだろうか。