羽生結弦くん、宇野昌磨くんが金銀獲得!

 一昨日のショートプログラムを見て、結弦くんがまったく右足の故障を感じさせない完璧の演技をしたので、驚愕した。しかし昨日のフリーは、長いしどうか無理をしないでほしいと思った。まさか、本当に勝ちに来たという言葉通りの演技を見せてくれるとは。テレビに向かってどうか転倒しないで、と元気玉を送っていたが、・・・。
 chosu-manmaのみならず、世界中のゆづファンは祈っていたことだろう。彼のゆるぎない信念が、彼の右足を支えたのだろうか。危ない場面が二度あったが、彼は転ばなかった。
 ネイサン・チェン選手が、ショートで転びまくってしまったのはオリンピックの魔物のせいかもしれない・・・。安倍晴明式神が、平安時代から平昌の会場へやって来て、もしかしたら、チェン選手の脇の下をくすぐったのかもしれない。彼がいつもどおりの演技をしていれば、結弦くんの金メダルを脅かしただろう。

 昌磨くんは、小柄であどけない顔をしているが、その溌剌とした演技で銀メダルを獲得した。フリーの最初の4回転ジャンプの転倒で、金メダルを狙えるという野心が消えて淡々と演技できたというが、無心の演技に徹した結果の銀メダル獲得だったのは。

 銅メダルを獲得したスペインのベテラン選手フェルナンデスは、ジャンプをすべて確実に決めたのだが、守りに徹したため4回転ジャンプがひとつできなかった。ただし、彼がオリンピックでメダルを獲れたことは素晴らしい。オーサーコーチの下で、共に練習して来た結弦くんの勝利を称える姿は紳士的でかっこ良かった。

 惜しくも実力を出しきれなかった田中刑事選手。しかし、きっと悔しさを今後の糧にして、もっと強くなって戻ってくる。練習したとおりの演技を、必ず私たちに見せてくれるだろう。彼にも、オリンピックの魔物が取り憑いてしまったのだろう。

 chosu-manmaは、彼らの活躍に痛く感激したので、杖なしですぐ近くのスーパーへ買い物に行った。ずっと杖を頼って歩いていたから、腹筋も背筋も衰えてしまった。
 結弦くんが怪我から復帰して、オリンピック連覇を果たしたように、名も無き貧しいばあさんのchosu-manmaも、長い距離でも背筋を伸ばして、杖なしで歩けるようになろう!

 ブラックバイトから帰って来たchosuと、恵比寿ビールとスーパーのパック寿司で乾杯した。藤井聡太くんが羽生善治二冠を破り朝日杯を優勝したことも、ついでにお祝いして。