今年も3月11日がやってきた
東日本大震災から7年が過ぎた。しかし、依然として2562人(2016年2月現在)が行方不明のままだという。地震と津波の恐ろしさをあらためて実感する。
そして、人間は自然災害に対して、あまりにも無力で太刀打ち出来ないことに打ちのめされる。
が、それより恐ろしいのは、東京電力の福島第一原発の事故によって放たれた放射線だ。未だに除染がされていない場所もあり、汚染土の行き場は定まらず、汚染水の処理も難しい現状だ。廃炉作業にあたる作業員の健康被害も心配だが、しっかりケアがなされていないという記事を読んで、暗澹たる気持ちになる。まだまだ溶け落ちた燃料棒からは高濃度の放射線が出続けているという。
原発事故の一番の影響は、人々の心身が蝕まれ続けているということ。
悲しくて憤ろしくて、やりきれない。
原発の再稼働反対!人間が制御できないものを、エネルギーにしてはならない。