姉歯被告の保釈許可/木村建設社長は認めず

東京地裁は14日、耐震強度偽装事件で建築基準法(構造耐力)違反や議院証言法違反(偽証)罪などに問われた元1級建築士姉歯秀次被告(49)の保釈を許可する決定をした。保釈保証金は500万円で同日中に納付されなかった。詐欺や建設業法違反(虚偽申請)罪に問われた木村建設熊本県八代市、破産)の社長木村盛好被告(74)の保釈請求は却下された。

 姉歯被告は4月26日に警視庁などの合同捜査本部に逮捕され、5−6月に起訴・追起訴された。6日の初公判で起訴事実を大筋で認めた。

 一方、木村被告は7日の初公判で建設業法違反罪を認め、詐欺罪は「だますつもりはなかった」などとして否認した。


(2006/09/14 18:29)
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