インベージョン

ニコール・キッドマンダニエル・クレイグ競演のサスペンス。
謎のウィルスに人類が感染し始め、一晩寝ると見た目は同じなのに、感情の起伏がない人間になってしまうというストーリー。
要は現代版ゾンビですね。ゾンビみたいに噛まないけど、口から出る体液によって感染が広がっていくという。
ゾンビと違うところは、感染した人間は思考パターンが変わるだけで、見た目や体力などは元の人間のままであるという点と、感染することによって、争いがなくなり世界が平和になると言うジレンマが潜んでいるという点。
なんか、おもしろくなりそうな感じで、結局今ひとつ盛り上がらないまま終わってしまいました。最後の方はそこそこ迫力あったんですが、アクション映画的迫力だもんなぁ。
それにしてもニコール・キッドマンは相変わらず美しかった。

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ナンバー23

「23」という数字にとりつかれた男を巡るサスペンス。
ジム・キャリー演じる主人公が、とある書店で「ナンバー23」という本に出会ってしまい、そこに書かれている「23」にまつわるエピソードに自分を重ね合わせ(名前のアルファベットを数字にして、ごにょごにょ計算したら23になるとか、誕生日が2月3日だとか)ていくうちに、現実と妄想の境が曖昧になっていくというストーリー。住所が1814で、計算すると23という数字になるんだ(18+1+4=23, 1+8+14=23, 18+14=32)というような「気持ち悪い」発見が続いていって、見ている方も落ち着かない気分になります。
ファンタジー的な話かと思いきや、意外と最後は現実的なオチがついて、すっきりしました。
映像的にも、妄想のシーンではシンシティ風のスタイリッシュな映像になったりして、ハードボイルド/ノワール的な雰囲気が好きな人も楽しめるかも。
久しぶりにジム・キャリー見たなぁ。「エターナル・サンシャイン」以降ぱっとしないなぁと思っていたけど、意外とおもしろい映画に出ていてちょっと安心。