21歳大学生、投票してきました。 #tohyo

本日、期日前投票を済ませてきました。元々この手のエントリーを上げるつもりではいましたが、以下のエントリーに触発されたものでもあります。

 投票した後に、投票したことと投票所や案内板の写真をアップしてください。どの党やどの候補者に投票したかを書くと選挙運動とみなされる可能性があるので注意してください。以前にもこの企画はやったことがあり、何も指摘されていませんが、気になる方は30日の投票終了後にアップしてください。

衆議院選挙の投票行動をブログにアップしよう - ガ島通信

特に同世代の、主に投票率が低いと言われる20代前後の方々。投票しましょう、ぜひぜひ。

投票は政治への参加表明

投票しても何も変わらない。そういう言葉をよく聞くけど、投票しなきゃ何も変わらない。まァこっちの言い回しもよく聞きますが。投票しなきゃ何も変わらない。そういうなら、じゃあ具体的に何が変わるのよと。

若い世代が政治に参加していることの表明になる、と思ってます。世代別に投票率を調べてみたとき、若い世代だけ投票率が低かったら、どうだろう。若い人は政治に参加していないと思われても已むを得ない。「じゃあ、アイツらのことは別にいっか」と思われるかもしれない。そして高齢者や中年に向けた政策ばかりがもてはやされるようになる。

投票に行って若い世代の投票率を上げることで、若い世代が政治に参加しているのだと、我々を無視してはならないのだと表明する必要がある。こっちを見てもらう必要がある。

数万票のためには一票が必要

たった一票が政治に実際どう役立つのかなんて、実感が湧かない。本の一人ぐらい投票しなかったところで、何も変わらないんじゃないかと思えてくる。

だけど、小選挙区で一人の候補者が当選するには、数万という票が必要になる。数万の票が集まるためには、数万人が「別に私なんて行かなくても……」と思わずに一票を投じていかなければならない。数万票を集めるために、一票はなくてはならない存在。

政治は他人事じゃない

ニュースや新聞で見ていても、政治が自分たちの身近なところに作用しているとは思えないことがある。高齢者医療制度は若年層には一見関係してこないし、少子化が進んだって何か悪いことがあるようには感じられない。容易に実感を抱けるのは消費税ぐらいか。それだって、自分の力で止められるーとはなかなか思わない。だから「政治で生活が変わるわけじゃないし……」と思えるかもしれない。

でもそれは、政治によって何が起きているのか、単に知らないだけじゃなかろうか。ちょいと調べてみれば、その政策と自分との連関がわかるかもしれない。テレビで見て「えー!?」と思っていた政策に、実は地元の議員が賛成しているかもしれない。ちょっとだけでもいい、調べてみれば、自分とのつながりは見えてくるはず。つながりが見えれば、投票へのモチベーションにもなってくる。

衆院選本番は30日

こんなエントリーで啓発になるんだろうか……。やらないよりマシかな。衆院選は30日が投開票。だけどもしその日の都合が合わなければ、前もって「期日前投票」を行うことができます。学生はどーせ夏休みなんだし、有り余った時間を活かして政治を知って、一票投じてみてはいかがでしょうか。