中将の研究日誌

2009-07-03

[] 「滅亡の星、来たる ダイノコンチネント」/山本弘

挿絵を見てマリみてより先に手をつける。

タイトルから、「神は沈黙せず」のようなSFかと思って読み始めたら、TRPGのサポートのようなゲーム小説だった。

ゲーム脳の私には、最初から石器時代ファンタジーだと言ってくれれば、素直に世界を受け入れてしまうんですが、冒頭の飛行機事故のシーンが微妙にリアルに書いていてちょっと余計かも。いくらなんでもテックレベルが下がりすぎな気がして、お話に微妙に集中できない。

飛行機事故で500人の乗客が恐竜時代にタイムスリップしてから5世紀が過ぎた、、、という設定ですが、科学らしきものが天文学くらいしか残ってなくてホンマかいなと。高校生レベルの化学でも火薬は作れそうですが。

硝石が産出する欧米の人には、人尿から硝酸イオンを合成するとか考え付かないんだろうか、、、

あと、「時砂の王」/小川一水 を読んだ後だと、鉄と石炭が産出する五大湖周辺を先ず押さえようとか考えてしまうんですが、(Civilization の発想かもしれん)よく考えたら白亜紀には、地層中の木がまだ石炭になってないかも。

ちなみに、お話そのものは山本弘らしく、微妙にエロいジュブナイルで非常に好みなので、続きが楽しみ。


[] 「マリア様がみてる リトル ホラーズ」/今野緒雪

個人的にリリアンで「ひみつの階段」やるのはどうかと。

その中でも「ワンペア」はホラーよりもミステリ風味でいいかんじです。そのまま分厚い新書の推理小説になりそうなネタです。短編なんでオチが無いけど。

あと、魔法や祟りは無くとも、ジンクスや迷信みたいのはあってもよかったかも。フルハウスの話で思ったけど、各薔薇とそのつぼみが2x3のフルセットで揃ってしまうと不吉と思われており、山百合会ではあえて一人掛けた状態を保つことにしている、、、とか。

個人的には、新入生の視点からから祐巳たち三号生が巨大に見えるような話が欲しかったかも。もしくは、瞳子の妹か孫にあたるキャラが卒業する際に「その昔○○という伝説が、、、」と後輩達に語る話とか、、

2007-07-06

[] 「マリア様がみてる フレーム オブ マインド今野緒雪

  • 最初の数ページ読んだ段階で、突然SSを思いついたのでメモ。

祥子:今週末にコンペを行います

祐巳:コンパなら先週やりましたが、、、

祥子:コンペです、コンペティション! あなた方の好きな言葉で言えば、「勝負」です!!

聖 :なに! 勝負!? まーかせて!!

  • こういう誰もが思いつくものは、先にやったもの勝ちということで、、、
  • 紅薔薇様にはダイナマン並の爆発を背負って登場して欲しい。

2006-07-17

[] マリア様がみてる 仮面のアクトレス

  • ようやく読んだ。
  • むー。味良く読ませていただいたが、今回もためる回。
  • 「仮面のアクトレス」は結果的に後の「素面」を際立たせるものになってしまったかなぁ。三年生が二人というのは絵的に少し寂しげな感じ。「恥ずかしい台詞禁止」といって混ぜっ返す人がもう一人くらい欲しい。やっぱり、二人より三人がいいね(サンバルカンだったか?)。
  • 蔦子さんが相変わらずで萌えるのですが、たまには祐巳に逆襲して欲しい。カメラを持ったまま舞台の外にいるつもりの人に、急にスポットライトが当たる演出を希望。短編でないと無理か。

2006-05-17

[] つばさ (麻生俊平) MF文庫

  • なんつーか、商業的な理由で無理してハーレム小説書きました感が漂ってて微妙。恵美理と麗と静香はいかにも麻生俊平の小説に出てきそうな曲者?なんですが、翠子は無理してギャルゲーキャラにしてる感じ。もうちょっと作者の色が欲しい。
  • 私は、主人公のキャラが最後まで掴めませんでした。この主人公は、危険を未然に感知する超能力があるんですが、その能力があったら普段は逆に無警戒になるのかもしれません。そういうキャラだと思って読めばまだ分かるかなぁ。
  • 何が足りないかと言われれば、やはり「つばさ」の活動に不快感を示す委員長ですかねぇ。でも翠子が既に委員長属性を強く持ってるんですよねぇ、、、。

2006-04-03

[] マリア様が見てる くもりガラスの向こう側 (今野 緒雪)

  • 今回は1ターン溜めの回。次回、出るか? 大技!? 
  • 新年に祥子様のお屋敷を丸々使って双六->「面堂家人間すごろく大会」を思い出した人の数(1)
    • 清子おばさまはうる星世代と見た。
  • よんでて、アレ? と思ったので調べてみた。

君がため 惜しからざりし いのちさえ 長くもかなと 思ひけるかな(藤原義孝)

    • これは、「一度はジャンクとして滅んだ水銀燈が病床の少女のために再び生きようと決意する歌」ではなくて、後朝(きぬぎぬ)の歌なので、「死んでもいいと思ってたけどヤル事やったらやっぱり生きたくなりますた」といったありがちエロゲのGood Endみたいな歌で、思い詰める歌として出すにはちといまいちかと。(「平安時代には既にエロゲの原型は出来上がっていたんだよ!」「な、なんだってー!!」)
  • ちなみに自分的にメジャーなのはこちら。

しのぶれど 色にでりけり わが恋は 物や思ふと 人のとふまで(平兼盛)

    • こっちの方が百面相の祐巳にふさわしいと思うけど。問題は二字きまりなので、祐巳が取るのは無理っぽいてこと。