会社のPCでよくやるネットワーク設定の意味でも振り返ってみる

  • DNSサーバ
    • OSに設定する(正確には、ネットワークアダプタに対して設定する)。
    • これを設定しないと:
      • 例えば、ブラウザで「shanai.infla.co.jp」「google.com」などのページを表示しようとする。
      • するとブラウザは、OSにこのホストへの通信を依頼する。しかし、OSはIPアドレスが分からない※。結果、通信ができない。
        • DNSサーバは、それを教えてくれる。
        • ※: hostsファイルに記載があれば別。
  • プロキシサーバ
    • ブラウザに設定する。
    • これを設定しないと:
      • 例えば、各自のPCが直接「社外へのHTTP/HTTPS通信」を試みようとする。
      • しかし、その会社の(FW等の設定により)ネットワークが「社外へのHTTP/HTTPS通信は、プロキシサーバを介してのみ可能」という設定/運用になっていたとする。すると、これが不可能になる。
        • ブラウザにプロキシサーバが設定されていると、ブラウザはそのサーバを介して通信を行おうとする。
        • 実際にはプロキシ自動構成スクリプトにより、宛先によって複数のプロキシサーバを使わけていることもある。