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CITROBAL MARINA 「URBAN RESORT LIFE」

2008-05-26 カンヌ・ライブ感想。

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1日経ちました。ちょうど、24時間前は演奏中だったかな。
今日は親友の女子2人に会って、やっとプレッシャーから解放された気分です。
Kちゃん、Hちゃん、嬉しかった、今日あえてよかったー。ありがと。


まずは、昨晩のセットリストです。


1 Last tango in paris : Tango (sound track)
2 Amere(アメハ)(CITROBAL曲)

MC 伊藤さとりさんとの映画トーク

3 Last tango in paris:Suite part2~4 (sound track)
4 Dam Dam 無頓着についての歌 (CITROBAL曲)
5 Last tango in paris:Picture In The Rain(sound track)


MCでも話したとおり、大好きなラストタンゴインパリの曲を自分で編曲しなおして、
演奏ができることを、とても嬉しく思いました。


この曲との出会いは、小学校4年生くらい。
エレクトーン・ピアノの発表会かコンクールの講師演奏で、初めて聞いたとき、もの凄い衝撃を覚えました。
こんなにめまぐるしく転調して行くのに、メロディは同じフレーズで気持ちよく駆け上って行く。
その駆け上る感じと、めまぐるしい転調。。。思えば今の私の好きな音。。。夢中になって、会場で聞き入りました。
「なんとか、このメロディを覚えて帰りたい!」と、必死で。。。
「ラストタンゴインパリ」という題名だけうっすらと記憶していました。
とても難しそうな曲だったので、当時引っ込み思案だったわたしは先生にも「あの曲が弾きたい」と言えず。。。
当時、CDも発売されていなかったし、しばらくしてレコード屋さんで見つけた時は、とても高い値段がついていた。
20歳を過ぎた頃、サントラのCD再発ブームにのって、CDがやっと手に入った!
あの、メインテーマの「Tango」以外にも、すばらしく心が溶けるような音楽が、たくさん詰まっていました。


このカンヌのお仕事が決まったとき、まず一番に「ラストタンゴインパリ」を演奏したい!と思いました。
20年越しの演奏の夢が、カンヌの大舞台で最高の形で叶いました。


でも私はまだ、昨晩の演奏が自分で良かったのか、どうだったのか、いまいちよくわからないんです。。。正直。

演奏中、気持ち的には、「いい調子!」という瞬間よりも「プレッシャーをかける自分との戦い」でした。
ドラムやパーカッションという頼りになる「鳴りもの」ものは一切無く、
まず曲の始めにいかに安定したカウントを自分が出せるか。。。
まずそこから、平常心、冷静さが必要でした。


リハーサルでつくったステージ内の「ナカ音」といわれる、足下のモニターから聴こえる音は、
お客さんが会場に入ったあとの本番ではまったく違い、全然聴こえなくてまず戸惑ってしまった。
そんなこと関係なく、演奏はしなければ、プロじゃない!
味気なく演奏を「こなす」のではなく「1音1音を愛でながら、かつタンゴなんだから情熱的に!」と、
ずっと自分に呼びかけていました。
大名曲のカバー故のプレッシャー。自分のオリジナル曲の方が、意外と楽だったり。。。笑。


でも、ピアノのpatさんから、リハーサルでも聴いたことのない素晴らしいフレーズがバンバン聴こえて来る。
ベースの鈴木ノブリンからも同様。プラス安定したリズムをもらえている。
アコーディオンの重さに負けそうになりながらも、ふたりに支えられ、なんとかステージを降りました。
ライブ前から、「よくわからないまま、あっというまに終わってしまった」と思うライブじゃなくて、
「大切に味わいながら、演奏がしたい。」と心がけておりました。
そして、親友の女の子からもらった靴を履いて挑みました。
だけど、いざステージに立つと。。。ステージに現れる魔物との戦いにまず勝たねば!


まだ、実感がしっかりないわたしも、
じわじわと、これから感動して行くのかもしれません。
昨日のブログに、カンヌで初めて私を見てくださったお客さんからコメントがあり、
それを見たときに、なんだかはじめて「ああ!よかった!」とホッと思ったりしました。


6/7土曜の再演、
info@citrobal.comでメール予約受け付けております。
また、よろしくお願いします。
会場で聴いてくださったお客さま、カンヌ、ユナイテッドシネマのスタッフの皆様、私に大役のお話を下さった高祖さん、
ほんとうにどうもありがとうございました!

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