2009-04-06
そして残るは残滓
アイデア334が発売になりました。
特集は、「漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン(前編)」
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 雑誌
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ちなみに雑誌的には、デザインで飯食ってるガチンコデザイナー向けの媒体なので、うっかり買って損したとか言われても責任とれません。
でも、表紙のデザイン、本の装丁・カバーデザインに興味のある方にはおすすめです。
デザイン誌だから、好き好きだけじゃ難しい。だけど次の夏コミ新刊では格好いい表紙のデザインにしたい!だけどどうすりゃいいのかわからない… なんて頭を悩ませた事のある人は、多分楽しくて堪らない一冊。
そんな次号の表紙はどうなるの?
2009-03-02
手書きのものをタイピングするのは結構疲れる事が発覚
twitterでふと考え、一度大絶賛放置中のここで、普段手書きしている物を興してみる事にする。
<……>は、書き足した物。
想起の入口
歩きつづける ゆり 咲きつづける
「書く」事について考えてみる。
何か前にも書いた気はするが、何処へか消えていった。
タイピングと手書きで得られる快感の違いとは何だろうか。
文字を出力するためのプロセスやら手間がまず違う。
また、出力される物も当然異なる。
いや、そんな事ではない。
綺麗な字を描けたときの嬉しさ、楽しさ、
そして連ねた文字列に意味を生み出す行為が大好きなのだと思っている。
<何となく、とかち未来派の「兄ちゃんムッツリだームッツーリスケベー」というアレが
頭の中を流れ始めた>
元々、中学の頃に書いていた日記は、いつか自分の子供が読んだ時の事を想定していた。
気がつくと段々と対象が自分に近くなっていき、今では現在の自分が現在の自分に対し自問しているかのようだ。
それでは何か楽しくない。
やはり、いつか、どこかで年月を経て、自分ではない誰かを想定して描くといった方が、
情熱の入り方や思い入れ(同じ事か)が大きく変わるものと考えている。
自分で<今の>自分に向けて書いても、意味を感じないのだから。
では、これは一体誰を対象として書いているのだろう。
数十年後の自分?それとも未だ見知らぬ誰かなのか。
でも両親は嫌だなあ、何か遺書っぽいので結構です。
でもそれを言ったら、自分の子供に対してもそうだよなと思いつつ、
要するに後世に残したいのかと云う事に思い至った。
対象読者は数十年後の誰か。
自分かもしれないし、出来れば我が子であればいいなと思いつつ、全くの他人かもしれない。
ここに自分の嫁さんと出てこないところが、将来に対する、
何というかアレな感じというか、終わっている感が漂う。
今すぐ誰かに読ませたいとは思わない。
寝かせて、時代が移り変わったときに、今、現在の姿を伝える事が出来れば、
価値観、考えている事、状況…
写真は画として残るが、日記は文字として残る。
そう、物として捨てなければ百年は保つだろうか。
そうして家の片隅で、ひっそりと眠らせたこれを、いつか目覚めさせて欲しいと願っている。
そう、究極的にインターネットやデジタルと云った物を信用していないのだろう。
いつかは消えて無くなってしまう物。
ある日、ある瞬間に消し飛んでしまう物という認識が確かに存在する。
確実に、でも偶然に、いつか誰かに読んでもらうため、今これを書いているのだと思った。
2008-12-21
感想:俺の妹がこんなに可愛いわけがない
- 作者: 伏見つかさ,かんざきひろ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/08/10
- メディア: 文庫
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1巻を読了。
設定がちょっと、リアルで似たような兄妹が知り合いにいるので冷静に判断できずにいる感じ。
でも、大体の兄妹はもうちょっとサバサバしてるんじゃないかなぁ?
ここまで妹が見下すのは、兄貴がオタだったりイモっぽかったりといった理由が大抵あるハズなんだけど、意味はないみたいだしな…
作品としては、やや物足りない。
まず舞台がよく見えてこない。
リアルとパラレルワールドが混在してるので、リアルを思い浮かべるとどこを描いているのかがよくわからなくなってくる。
そしてキャラもちょっとぼやけている。
この兄貴(主人公)の性格が見えてこないというか、いくら「感情移入しやすいように大抵平凡で地味な性格」にするったって、空っぽにすりゃいいって訳ではないような。
読みながら終始考えていたのは、「では、この兄貴はどんな趣味を持ってるんだ?」という事だった。
些末な事だけど、感情移入するためには主人公の情報がもう少しはあった方がいいんじゃないかと思う。
全ては「オタクの主張」を書くために、「14歳」の「女子中学生」が「読者モデル」やってて「18禁ゲーム」をやり込みまくってるという突拍子もない設定を組んで、オタク界隈で良く耳にするエピソードを突っ込み、具体的なサイト名や店名を出してみたといった印象を受ける。
それは「オタク」の暗黙の了解の元に成り立っており、知ってる人間はやいのやいのと騒げるが、知らない人間には内輪ネタとして訳が分からないまま話が進んでいるのではないかと考えてしまう。
アキバblog、はてなアンテナやかーずSPを知らない人間が、これら固有名詞を見てそれが何なのか理解できるのだろうか。
話の全体を通して読んだら、要するに「18歳未満に18禁ゲームを売りつけるサイト」と思われても反論ができないんだけど、その辺は別にいいんだろうか。そこはまあいいか。
何だろう、確かに面白いっちゃ面白いんだけど、心に残らない。
別に残る必要はないといえば無いのだけど、結局何がやりたかったのかと考えると、オタクが非難されている諸問題を棚に上げて自己礼賛しちゃってるような感想を持ってしまった。
オフ会見て「悪いイメージはなかった」と主人公は言うが、元々の悪いイメージって見た目や表面上の問題じゃない気がするし、それは別にオタクに限った話では無いわけで…
何かキリがないので、この辺にしておこう。
2巻も買ってしまったが、もう一回頭をリセットしてから読む事にする。












