2011 October
*10,000 BC
『紀元前一万年』
最初は紀元前1万年前はこんな暮らしをしてましたといった環境映画的な作品かとも思ったけど、実際はエメリッヒ流の壮大な娯楽映画だった。
そんなわけで、同時代には生息していなかったはずの恐鳥とサーベルタイガーが同時に登場したり、高度な金属製品が登場するのは寛容に受け止めべきところなんだと思う。
そもさん、1万年前のアフリカにも様々なホットスポットが存在しただろうから、一見荒唐無稽に見える部分も全てが間違いとは言い切れない。
日本では未だ氷原を闊歩していたイメージの強いマンモスは皮脂腺を持たない温帯生物だったというし、人類文明の起源についてもこれまでの常識より古いものが続々と見つかっている。
(ちなみに本作のマンモスは帝王マンモスを上回る体格ながら、ディティールはアフリカゾウによりも小さいけれども一般には馴染み深いケナガマンモスに似た外見をしている)
ともすれば、本作は『スターゲイト』や『インディペンデンスデイ』と同一の世界観に位置する、エメリッヒ・ワールドの一作品だとする意見もある。
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