▼【新型インフル】「帰ってくるな」「謝れ」…大阪・寝屋川市や学校に中傷殺到
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090514/bdy0905142144008-n1.htm
>新型インフルエンザで、国内初の感染が確認された高校生ら4人に対する「隔離」と、周囲にいた人たち48人の「停留」措置が、15日夕から次々と解かれる。これまでの厳しい行動制限がなくなり、日常生活が可能になる。だが、生徒らの高校がある大阪府寝屋川市などには、誤解にもとづく誹謗(ひぼう)や中傷が殺到。関係者らは、いわれのない偏見などを危惧(きぐ)している。
>隔離の4人と停留の48人のうち32人が、短期留学の関係者。寝屋川市によると、生徒らが帰国した8日以降、52件の電話が全国から寄せられた。府や学校にも計100件超の電話が寄せられ、多くが行政や生徒らを批判する内容だったという。
>「成田から帰ってくるな」「どうしてあんな学校がカナダ留学にいくのか」といった理不尽な電話や、「なぜマスクをしなかったのか」 「早く帰国させるべきだった」といった留学中の行動にも批判が寄せられた。「謝れ」「賠償しろ」「バカヤロー」といった 罵声(ばせい)を一方的に浴びせたり、生徒や教員を個人的に中傷したりする内容の電話もかかっているという。
・・・それはたぶん産経新聞の読者だと思います(@∀@) きっと電凸してる人たちは、インフルエンザにかかるのは「自己責任」だから、患者は「国益」のために「日本から出て行け」と思っているのでしょう。気分はもう中世。まるでスペインの宗教裁判だ!w
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090514/bdy0905142144008-n2.htm
>インターネットの掲示板でも、書き込みが殺到する“おまつり”状態。その多くが「税金使ってウイルス輸入。何やってんの?」「他人に迷惑かけてるんだ。たかが風邪ひいた問題じゃない」という心ない表現になっている。<<
・・・
>仙台検疫所長などの経歴を持つ岩崎恵美子仙台市副市長は「差別や偏見が繰り返されるようなことがあってはならない。 停留や隔離を解かれた人から、感染が広がることは全くない。普通に受け入れればいいだけのこと」と話している。 その上で、「弱毒性であることを考えれば、国は停留や隔離などの措置を、もっと柔軟にすべきではないか」とも指摘している。
・・・なお、この記事自体は「冷静さ」を呼びかけているわけで、そのこと自体は評価しておきたい。
産経新聞の記者だからって、くそみそ一緒にするのはよくないね。