微粒オフ使用構築「弱点保険ホルード」(シングル)

微粒オフで使用した構築です。結果は5-2でブロック2位でしたが一人抜けだったので予選敗退。

最高レートは2072、2000までは勝率8割くらいで行けました。環境の変化と、弱点が多く浮彫りになってきたので公開。

以下解説。

ゲンガー シャドーボール ヘドロ爆弾 身代わり 道連れ ゲンガナイト 臆病 影踏み
ホルード やつあたり 地震 電光石火 剣の舞 弱点保険 意地っ張り 力持ち
化身ボルトロス ボルトチェンジ めざめるパワー氷 電磁波 挑発 オボンのみ 図太い 悪戯心
スイクン 熱湯 冷凍ビーム リフレクター 吠える ゴツゴツメット 図太い プレッシャー
ボーマンダ 捨て身タックル 地震 身代り 竜の舞 ボーマンダナイト 意地っ張り 威嚇→スカイスキン
ローブシン ドレインパンチ マッハパンチ 叩き落とす 岩雪崩 突撃チョッキ 意地っ張り 根性

ORASでは電気タイプが強いと感じていたので、それの耐性である地面ポケモンを模索することから始めました。しかしガブリアスランドロスなどの氷4倍ポケモンでは耐性にはならないことからそれら以外で考えていきました。

この条件で考えるとマンムーカバルドンが最初に思い浮かびますが、スイクンクレセリアなどの耐久ポケモンで止まってしまうことから、攻撃的なポケモンを採用したいと考えました。

そこで高い火力や先制技を持つホルードに着目しました。また採用率の多い氷技を受けて全抜き耐性に入れる保険剣舞に可能性を感じて採用を決めました。

次にノーマルタイプとの並びを考えてメガゲンガーを、そして物理高火力に後出しできるポケモンとしてゴツメスイクンを採用して、この3体を基本選出として組んでいきました。

次に残りの3体として

・2体目のメガ進化枠であり、この時点で辛いローブシンリザードンヘラクロスのためにメガボーマンダを採用。

・相手のメガマンダやアロー等の飛行技に後出しが出来、電磁波によってストッパーになりうる化身ボルトロスを採用。

・瞑想スイクン、蝶舞ウルガ等に後出しができる枠としてチョッキローブシンを採用。

またメガマンダの枠はリザXと迷いましたが、ホルードの起点であるボルトスイクンを誘えるメガマンダを優先しました。

以下個別解説。

1.ゲンガー ゲンガナイト 臆病
シャドーボール ヘドロ爆弾 身代り 道連れ
H155(156) B100 C203(100) D115 S200(252)
メガ進化前の耐久で、161ガルーラの肝っ玉捨身タックル耐え
ヘドロばくだんで200-100マリルリ確定1

状態異常技を撒くわけじゃないので祟り目ではなくシャドーボールバンギラスに構築が弱くないので気合玉ではなくヘドロ爆弾。
アタッカーにもなれる上に、道連れでこちらの後続が苦手な相手を強制的に倒すことができる。
道連れゲンガーは削れた一匹を攻撃で倒した後に道連れでもう一匹を倒せることからわかりやすくアドを取れる上に、わかりにくい局面でも最低で11交換は取れるので非常に評価が高いです。

2.ホルード 弱点保険 意地っ張り
やつあたり 地震 電光石火 剣の舞
H164(28) A118(252) B98(4) D99(12) S125(212)
Aぶっぱ
200ガブリアスの逆鱗耐え
最速バンギラス抜き=209ガルーラ抜き
ダウンロード意識でD>B
[+4]地震で207-183スイクン確定1
[+4]電光石火で155-100メガバシャーモ確定1
110スイクンの熱湯確定耐え
216霊獣ボルトロスの命の珠めざ氷(=草結び)確定耐え
95クレセリアサイコキネシス+冷凍ビーム+ゴツメダメ確定耐え
ゴツメダメ+地震で167-171ギルガルド確定1

構築の軸、クレセリアスイクンなどの耐久ポケモンを崩す役割。ボルトロス等の電気タイプと対面させた後に後出ししてくるこれらの物理受けを狩って後ろのマンダを一貫させる。相手はスカーフを警戒して動いてくれることが多いので決まり易かった。
さらに一貫しやすいゴースト技に後出しできるのが強い。
先制技持ちなどが相手の構築に少ないときはホルードで全抜きを狙う。全抜きを阻害してくる相手はメガゲンガーにみちづれで強制的に倒す。
ホルードが展開しても厳しいときは、物理受けを削る役割に特化して後ろのメガポケモンの補助をする。
展開した後でのガルーラ対面は電光石火が安定。
交代読みできあいだまが飛んできたら外れるよう祈る。

3.スイクン ゴツゴツメット 図太い
熱湯 冷凍ビーム リフレクター 吠える
H207(252) B183(252) C110 D136(4) S105
HBぶっぱ

いつも使ってる型、スイクンに対してグロウパンチから入ってくるガルーラに使うリフレクターが強い。またマンダやホルードの積みの補助をすることができます。
4枠目は自由枠ですが、ミラーコートは択が出るので無難に吠えるを採用。毒毒もありかもしれない。
最近はSを伸ばして凍える風を採用している型がいますが、耐久を減らすことで後出し性能を下げてしまうので、構築に無難に入れやすいのはHBぶっぱだと思います。

4.化身ボルトロス オボンのみ 図太い
ボルトチェンジ めざめるパワー氷 電磁波 挑発
H184(236) B132(236) C145 D105(36) S131

今となってはテンプレの図太いボルトロスクレッフィの数が落ち着いてきたので挑発→10万ボルトの方がいいかもしれない。
また耐久にがっつり割いたヤチェガブをめざ氷2連で落とせないことからガブリアス対面がめざ氷安定と言えなくなってきたのが残念。
単体性能の低い耐久ボルトロスの役目は電磁波によって後ろの有利対面を強制的に作成すること。

5.ボーマンダ ボーマンダナイト 意地っ張り
捨て身タックル 地震 身代り 竜の舞
H171(4) A216(252) B150 D S172(252)
ASぶっぱ

メガマンダは鬼火や電磁波対策で空元気を採用しているものがありますが、抜き性能が奪われてしまうことは防げないので、それらを完全にシャットアウトできる身代わりを採用しました。
また威嚇を入れればカバルドンの岩石封じくらいは身代わりが耐えるので、カバルドン展開に対してボルト挑発→めざ氷で削ってから退場→身代わり→竜舞という展開ができます。
攻撃技はタイプ一致の捨身タックルは確定として、HPの消耗を抑えるためにサブウエポンとして地震を採用しました。


6.ローブシン 突撃チョッキ 意地っ張り
ドレインパンチ マッハパンチ 叩き落とす 岩雪崩
H207(212) A198(156) B121(44) D97(92) S66(4)
232晴れオーバーヒートを最高乱数以外耐え

これもいつも使ってるやつ。この枠はかなり瞑想していたので他に適切なのがいるかもしれない。
ブシンだとフェアリーが重すぎるので代わりに珠バシャーモなども考えたが、そうすると相手のボルトスイクンが重すぎるのでこれに落ち着いた。


●雑感
ホルードが上手く展開できたときは強かったですが、展開できる相手が数体しかいないのに関わらずリザードン、ガルーラ、ゲンガー、ガブリアスボーマンダなど不利対面が多すぎるのが微妙でした。さらに保険を発動できる技が熱湯や冷凍ビームなど運負けしやすい技なのも辛い要因の一つでした。
さらに対面的な構築の増加から気合玉ボルトロスが増加してしまったので、非スカーフが割れた時点で一方的にやられてしまうことが多かったです。
構築全体としてはフェアリーが重すぎる、サーナイト入りなどにはゲンガーマンダを同時選出してゲンガーをメガ進化せずに立ち回る。


解説は以上です。


学校が1段落したので社会人になるまでの3月は一杯ポケモンしたいです。

今回はこの辺で・。・