岡本浩一 『上達の法則』

これまでなんとなく色んな勉強や趣味の分野でバラバラに経験則としてわかっていたような、「上級者」となる為のメンタルと方法論を心理学の言葉で整理し直したような本。やや精神論多めだけど、経験的に感じていたことが言葉にされるとやや面白い。色んな分野をまとめて上澄みの部分をさらっているので普遍性はあるけれど、この本を役に立てるには、実際に自分で何かに関して一度努力して「中級者」程度にはになっている必要がある。その努力を前提として、そっから先に1つjumpを起こすためのきっかけとモチベーション。まあ、読みやすいわりに応用範囲は広かったかな。
上達の法則―効率のよい努力を科学する (PHP新書)