cmphysの日記

2011-12-06

Ubuntu11.10 TeXworksの導入

今更ながらインストールしました。
TeXworksはLatexエディタで、ボタン一つでPDFに変換してくれます。

[改訂第5版] LaTeX2e 美文書作成入門

[改訂第5版] LaTeX2e 美文書作成入門

に紹介されていたのですが、初期状態は使い勝手が悪いです。
とりあえず入れるだけ入れて、今後改善していきます。

準備

TeXworksを入れる前に、必要なものをインストールします。
本来はUTF-8に対応しているTeXLive2011を入れたかったのですが、インストールをしようとしてもサーバーの接続が切断されてしまうので、普通のTeXLiveを入れました。

$ sudo apt-get install texlive-latex-extra
$ sudo apt-get install latexmk dvipng
$ sudo apt-get install xpdf gs-cjk-resource
$ sudo apt-get install vfdata-morisawa5 dvi2ps-fontdesc-morisawa5
$ sudo apt-get install cmap-adobe-japan1 cmap-adobe-japan2 cmap-adobe-cns1 cmap-adobe-gb1
$ sudo jisftconfig add

それぞれの詳細についてはJapaneseLocalizedDerivative/LaTeXForJapanese - Ubuntu Japanese Wikiなど参照してください。

これでも、あとはpdfglyphlist.txtとglyphlist.txtが足りないので、ネットからダウンロードしてきます。

$ wget http://www.ring.gr.jp/pub/text/TeX/ptex-win32/current/dvipdfm-w32.tar.xz
$ tar Jxvf dvipdfm-w32.tar.xz
$ cd ./share/texmf/fonts/map/agl/
$ sudo cp -v pdfglyphlist.txt glyphlist.txt /etc/texmf/dvipdfmx



TeXworksのインストール

Ubuntuソフトウェアセンターで「TeXworks」と検索してインストールするか、apt-getを使います。

$ sudo apt-get install texworks


これで一応できましたが、実は日本語でTeXを作る場合にはplatexの設定が必要です。
ホームフォルダーに「pdfplatex.sh」を作り、その中に次のように記述します。

#!/bin/sh
platex $1
dvipdfmx $1

そしてモード設定をしておきます。

$ chmod u+x pdfplatex.sh


この設定が終わったらTeXworksを起動して、

編集->設定->エディタ->エンコーディング

EUC-JPを選択します。
さらに

タイプセット->タイプセットの方法

で、+ボタンをクリックし、次のように設定します。

名前: pdfplatex
プログラム: /home/ユーザー名/pdfplatex.sh
引数: $basename

デフォルトを今設定したpdfplatexにしておくとよいでしょう。
引数については、詳しくはTeXworks ? GitHubを参考にしてください。


以上で設定が完了です。
使い方は、ホーム画面の左上にある中に三角が描かれた丸い緑のボタンを押せばPDFに変換されます。
Ctrl+tでもPDFに変換できます。

TeXworksについて、以下のページが参考になります。
TeXworks - TeX Wiki


スペルチェック

スペルチェック辞書ファイルを追加すれば、スペルチェックが行えます。
間違った綴りを書くと、下に赤線を引いてくれる便利な機能です。
スペルチェック辞書は標準で搭載していないので、OpenOfficeThunderbirdのものを流用します(とmanualに書いてあります)。
今回はThunderbirdのものを流用しましょう。

Thunderbirdインストールされているとします。
次のページから必要な言語のものをダウンロードします。
科学論文用の英語であれば、English(US)です。
スペルチェック辞書と言語パック :: Add-ons for Thunderbird
ダウンロードができたら、Thunderbirdを開いて

ツール->アドオン

でアドオンの画面を開き、右上の「アドオンを検索」の左側にあるスパナとドライバーが交わってX字になっているアイコンをクリックし、「ファイルからアドオンをインストール」を選びます。
そしてさきほどダウンロードしたファイルを選択すれば、インストールが自動的に行われます。

インストールが終わったらホームフォルダーを開いてCtrl+hで隠しファイルを表示します。
English(US)をインストールした場合ですと

~/.thunderbird/hogehoge.default/extensions/en-US@dictionaries.addons.mozilla.org/dictionaries/

の中にen-US.affとen-US.dicという二つのファイルがあるのでこれをコピーします。
hogehogeの部分は人によって違います)

次に、ウインドウの左側にある「ファイルシステム」をクリックして

/usr/share/myspell/dicts/

ルート権限で開いてください。
ルート権限でディレクトリを開くには「OpenAsRoot」などを使います。
Open As Root カレントフォルダを管理者権限で開くNautilusスクリプト | Ubuntuアプリのいいところ
このディレクトリにさきほどの2つのファイルをコピーすれば完了です。

TeXworksをすでに開いている場合は再起動して

編集->スペルチェック->en-US

にチェックを入れたらスペルチェックがオンになります。


※追記(20012/08/22)
usr/share に myspell のフォルダがない場合は

$ sudo apt-get install myspell-en-us

でスペルチェッカを取得できます。
上で述べたThunderbirdとか不要です。

参考にしたページ

【PdfPlatex】Ubuntuに日本語版tex(platex)を入れてみた【TexWorks】 - 忘れたときの備忘録
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