【無料英語講座内容】英語がわからなくなってきたらこう教えます。

中学生に英語を教える場合、英文を構造で捉えることを一番大事にしています。
「英文の日本語訳はこうこうこれだ」という教え方は一切しません。

そういった「理解」では必ず躓いてわからなくなるときが来るからです。

「かたっくるしい文法は英語学習にマイナス…」
このような見解も英語教育に携わる人からも出てきますが、英語の文法など複雑な体系は(細部にはいりませんと)ありません。これていどを「かたっくるしい」と考えてしまう程度の知性であればなんの勉強も不可能なのではないでしょうか。

私が言う「英語」とは、将来ビジネス文章を作成したり読み思考するための英語をさします。もちろんその「完成」は実際に留学也インターンシップのように、海外で実際にそれらをしていくこと(実際の英語で活動する経験)が必要なのですが、とりあえず18歳程度までの国内で英語の一般的な文章を読んだり書いたりする事を学習していくための第一歩を考えています。

さて、実際に私がおこなう英語の授業の最初の出だしをご披露します…

英語には大きく言えば2種類の文章しかありません。

①This is a pen.
②I study English.

この二つの文の共通点と違いはなんでしょうか?

これを理解するための文言を理解し、使えるようにしなければなりません。

文の成分としては「主語」「(述語)動詞」「補語」「目的語」「修飾語」「修飾する」
単語の品詞では「名詞」「be動詞」「一般動詞」を先ず最初に、次に「形容詞」「副詞」「前置詞」
です。品詞の機能(役割)もあわせて理解し覚えることも重要です。

先ず共通点です。
①②とも文の成分は、主語+(述語)動詞で始まっています。
全ての英文は、先ず主語+動詞…で始まるのだ。とおもっても(今のところは)間違いありません。主語のない文・動詞のない文はありえませんし、動詞が2つも3つもあるような文もありえません。これを基本と先ずしましょう。

違いはなんでしょうか?

①は述語動詞の部分に「is」②は「study」という動詞(品詞)が使われていますが、①はbe動詞②は一般動詞と呼ばれるもので、この二つの動詞の種類は明らかに違う「性格」を持ちます。

文の作り方・成り立ちが全く違ってくる

と強調して覚えてください。

ですから、文を見るときに「どちらの種類の動詞を使っている文章なのか」と先ず判断する事が大切です。

日本語では文の種類は大きくいうと3種類です。
(1) 「…は○○である」(断定する)
(2) 「…はどんなだ」(様子状態を表す)
(3) 「…は△△する」(動作を表す)

実際の日本語の文をこのような類型で分析する事はあまりありませんが、私たちが小学生の時に文を読み書きをした時には、この3種類を読み書きする事から始めています。

これはとても大切な事です。

さて上記の①②の違いをその「意味」から考えていきますと、
日本語での(1)(2)が英語での①のbe動詞を用いた文になります。(3)は③の一般動詞を用いた文章になります。

表現するもの(意味)が全く違えば、その文の成り立ちや作り方が異なるのは、当たり前のことと考えられますよね…

とまあ、こんな感じで特にアルファベットを覚え、基本的な英語のルールを「なんとなく覚えた」1年生が、2年生になる前に(中には2.3年生で英語がわからなくなった者にも)教える「英語講座」はすすめます。