シリアを破り五輪最終予選へ

 北京五輪アジア2次予選は18日、シリア(シリア・アラブ共和国)の首都ダマスカスのアルアバシーン競技場で行われ、4大会連続の五輪出場を目指す日本が2−0で勝ち、2試合を残して五輪最終予選進出を決めた。

 日本は前半17分に水野晃樹(千葉)の目の覚めるようなみごとなミドルシュートで先制し、そして43分には本田圭佑(名古屋)が追加点を挙げた。後半は点こそ入らなかったが、シリアに押されながらも、0点に抑え逃げ切った。
 
 私が応援する名古屋グランパス本田圭佑(20)は良いところで追加点を上げ相手の反撃をかわしてくれた。大阪出身であるが、高校は石川県星稜高卒であるから、先月の石川県で起きた能登半島地震は関係ないわけではない。地震復興には彼のような明るいプレーが災難にあった人たちを勇気付けてくれる。

伊賀市長、今岡睦之市長(67)のゴルフ問題

 三重県中部を震源に15日に起きた地震の当日、同県伊賀市の今岡睦之市長(67)が災害対策本部を設置したにもかかわらず、隣接する名張市内でゴルフをし、市役所には顔も出さず、懇親会まで出席していたことについて、県内の新聞は連日彼の対応について非難を浴びせている。

 伊賀市といえば平成16年11月1日に上野市、伊賀町島ヶ原村大山田村阿山町、青山町が合併した山の中の街である。今岡睦之市長はもともと上野建築研究所という設計事務所のオーナーで、1991年退職し旧上野市長選に出ている。

 温厚で優しい人であるが、言い訳がへたくそで、「ゴルフをされる方はご存じだと思いますがマナーを重視する競技。途中で出たり入ったり、プレー中の私語は一応禁じられている」といったのでは日に油を注ぐようなもの、「なっとらん、答弁が!」とつめよられたじたじになった。山の中の平和な田舎町に起きた地震は「雲隠れの術」を使いたい今岡市長の心を震わせている。

松坂と井川


 米大リーグは18日、各地で行われたが日本人のルーキー2人には対称的な評価であった。レッドソックス・松坂とヤンキースの井川はどちらも好投したが、6回を3安打3四球2失点で毎回の10三振を奪った松坂が黒星を喫し、6回を投げて5安打2失点の井川が初白星となった。松坂はちょっとこの2戦とも相手ピッチャー良すぎ打線が沈黙、援護射撃が無かった。おまけにマウンドの態度がブーイングを呼び降板を早めた。しばらく我慢のピッチングをしなければならない。

頑張れ、松坂!
頑張れ、井川!