2007年ミス・ユニバース・・・森理世(りよ)さんが優勝。

 2007年ミス・ユニバース世界大会が28日、メキシコ市で行われ、世界77カ国の美女から日本代表のバレエダンサー、森理世(りよ)さん(20)(静岡市出身)がトップに選ばれた。

 日本代表が優勝したのは、1959年の児島明子さん以来、48年ぶり2人目。昨年の大会では、知花くららさんが2位に選ばれている。


 嫌なニュースの中で明るい事には目が行ってしまう。彼女は1986(昭和61)年12月24日のクリスマスに生まれ。まずは母親の経営する「森育子ダンススタジオ」で、4歳からジャズダンスを始め、地元の名門「常葉学園高校」を2年で中退し、ブロードウェーの舞台に立ちたいとカナダに留学したという。昨年夏、クウィンティバレエスクールを卒業し、NYのコーラスラインのオーディションに合格、07年秋からNYを拠点に活動を開始する予定だったというが、今回の優勝でブロードウェーの夢も叶う事になるも知れない。


 彼女の夢の為に、親もかわいい子供をよくも手放したと感心するが、それくらいの気概のある子供に育てなくては世界のトップに選ばれる事は難しい。話はそれるが中退した常葉学園。春の選抜で優勝した常葉学園菊川も姉妹校である。この高校文武両道、一度行きたいと思っていた常葉美術館を持っている。この高校修学旅行が修学旅行は普通科はオーストラリアのケアンズで美術デザイン科は信州とフランスのパリというから田舎モノには高校だけで満足しちゃいそうである。


 ミス・ユニバース出場を決めた理由を聞くと、「前年度の日本代表で世界2位となった「知花(ちばな)くらら」さんの活躍で、同じように世界を舞台に活動する輝く女性となりたかった」と答え、そう言える様に育てた環境を羨んでしまった。