Me & My Degu

デグーとの暮らし、日々のあれこれ

クリスマスの約束

俺の家も掃除してね

うわー!こぉれは残念無念!朝起きてメールで教えていただいた。斉藤哲夫さんが、小田和正さんの「クリスマスの約束」に出はって、「ピカピカ」ちょっとと「悩み多き者よ」と「グッドタイムミュージック」を歌いはったって! 見ーたーかったーーー!!!! はまぞうで「グッドタイムミュージック」のリンクを貼ろうと思ったけど画像がないじゃないかっ! ビックリマークつけすぎ。「いしうらまさゆきのしゃべってもいいんだ話うれしい 〜レコード篇〜」さんで様子を拝見。それにしても、オフコースって「悩み多き者よ」をカバーしてたんですね。知らなかったなー。あぁ、そうかぁ、あのコーラスワークに傾倒していく後半の作品とオフコースは近いものがあるのかもしれないなぁ。
以前斉藤さんについて書いたもの→http://radioshop.mods.jp/saitouvoice.htm(聞くだけで嬉しくなってしまう歌声は有山じゅんじさん) ここでは斉藤さんの歌声のことを「輪郭のぼやけた、苦しく、ふらふらと地声とファルセットが不安定に行き来するヴォーカル」と書いたけれど、今の斉藤さんは輪郭のぼやけと声の色はそのままに、声の芯がふとくなっていて、切なさと力強さが両立しているという日本最強のボーカリストなのだ!!!! だからビックリマークつけすぎ。狙ったピッチにすっと声を置いていき、声をぐねぐねと捏ねない「オカリナ系ボーカリスト」最高峰だ。あにきさん(http://www.geocities.jp/ykawabata45/)も同じ歌い方と声質だなぁ、そう言えば。「悩み多き者よ」も「グッドタイムミュージック」も、流れるメロディラインが美しいナンバー、いやぁ聴きたかったなぁ。ううううー。「グッドタイムミュージック」は日本のPOPSを語る上で外せない名盤、まだ聴いていない人は是非是非是非!
これって再放送するのかしら。する時もあるよね?10ヵ月後とかに。録画のキーワードに「クリスマスの約束2006」を登録しておいたらいつか捕獲するかしら。あ、今度はデジタルのほうで再放送するのかも、あかんやーん。

大掃除遅々として進まず。進まないながらもネイルだけは剥げていくのはなぜ。昨日は冷蔵庫のクリーンアップを敢行、またしても賞味期限切れのもの多数。ナカミを袋に空けてビンは洗う。オイスターソースでしょ、豆板醤でしょ、甜麺醤でしょ、ピーナツバターでしょ。どんどん溜まる袋の中がえらいことに。あぁ、でもこれはこれで鶏もも肉でも漬け込んで焼いたら美味しそう。ピーナツバターってサテ作るときに買ったんだものな。という妄想も、上からコンデンスミルクうねうねかけて終了。もうヤヤこしい調味料は買わないぞ!あぁ、でも豆板醤はいるしなぁ…


「ヒト付き合いのコツなんてものを熟知しているワケじゃないが、それでも昔よりは判ることが多くなった。ような気がする。かもしれないねもしかしたら。」を読んで同じような事をしていたなぁと共感する。私も美術教諭として中学生を指導した遠い昔を思い出した。
美術という教科は、すごく得意な子が一握り、好きだけど出来は普通って子が大部分で、好きじゃないし下手って子がまた一握り、と思う。もともと生徒の大多数がなにか作りたい、表現したいという気持ちを持っている。そこで、見映え良く自分の思ったように作品を仕上げていく技術と美しいモノを美しいと感じる力を教師は教えていけばいい。新任の頃はヤミクモに褒めちぎっていた。「ココがいいねー!」「上手く塗れているねー!」「色合せが良いねー!」しかしあるとき「センセってなんでもかんでも誉めるなぁ。誉めりゃいいって思ってるやろー」と言われたのだった。生活態度も学力もヒドいがセンスが良く手先も器用な、「不良」と言われるS君だった。彼が学校の授業で認められるのは美術の時間ぐらいかと、彼の絵を思いっきり褒めちぎった後にこう言われたのだった。
ううむスルドイ。そうかぁ、相手を気分よくさせているだけでは指導にならない。そこで、「欠点を指摘しながら長所を述べる」ことにしたのだった。まず良い所を言う。そうしてそれに関連して欠点を指摘する。「Kさんは構図が大胆なのが素晴らしいね。今は色の塗り方にムラがあってそっちに目が行ってしまうから、折角の構図の良さが目立たなくてもったいないよ。もっと濃く絵の具を溶いてごらん」みたいな感じ。文句ばっかりつけたくなる作品でも、とにかくなんとか誉めるポイントを見つけ出し、欠点はその後で「もっと作品がよくなる可能性をもった要素」として指摘する。そうすると、その作品ではもう手遅れかもしれないが、次同じような課題を出した時に明確に良くなっていくのだった。シロイさんがおっしゃるとおり、ほめる時は内容に具体性がなくても誉められるが、こうした欠点と誉めるのの合わせ技は、言う方もかなり具体的な事を指摘しないといけないから、相手にも入っていきやすいのだろう。そうして、ヘボ新任もなんとか授業の質を上げていきつつあったのだが、時は20年前、学校は荒れに荒れ、教師はまず授業の前に生徒を教室に集めることから始めなければいけなくなり、S君は校長室で先生相手にナイフを振り回し、そうして美術の授業も次第に困難なものになっていったのだった。南無。