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めるみほしき さみあもにょる

2018-06-14

6/13 PM、の交換しない日記。 (ハル・ハートリー『トラスト・ミー』)

仕事が楽しい。仕事で進めたいことがある。

と思いつつも、今日は以下を鑑賞することに。


ハル・ハートリー 『トラスト・ミー』

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(よく見かけるヴィジュアル)


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(一番好きな関連ヴィジュアルだったため、「チェ・ブンブンのティーマ」様から画像をダウンロードしました。

どこで見つかるものなのでしょうか…)


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(こんなバージョンもありました)


ハートリー監督、とにかく画が決まっています。

人物よりも静物を収めるほうがお得意なのではと思わせるほど、

あらゆる物体がしずる感でキラキラしていました。

どうやらハートリー氏は映画を専攻する前に絵画を学んでいたそうなので、

モーションよりもカットに重点を置かれる方なのかもしれません。


ストーリーもセリフも妙な小難しさや奥深さを持たせることがなく、

好感が持てましたし、画のスマートさと一体感が生まれていました。


さらに誤解を恐れずに言うと「かわいい女優さんを主人公に据えれば、

奇抜なことをしなくたっていい作品になるのだなあ」の例でもあると感じました。

(さらに余談ですが、どんな女の子だってきちんと自信と勇気が与えられれば

映画の主人公になれるんですけどね)


これって言い方によっては悪口にもなりますし、

実際に女優の魅力にだけ頼った作品って残念ながら?ありますが、

この作品に関しては、ハル・ハートリー監督の

さっぱりした作風を際立たせる意味合いで使ったつもりです。


でも、すごいんですよ。

主人公の男性の顔/表情に注目させたいカットのはずなのに、

STOPの真っ赤の標識がどどーんと映っていて、男性がかすんでしまうんです。

でも『トラスト・ミー』のカップルは生きづらさを抱えていて、

特に男性は日陰で暮らしているような人ですから、この画で「正しい」んです。


その画力と、さっぱりした作風の両方が活きてくるのが、

おそらく「かわいい女優さんを使えば、奇抜なことしなくたって

いい作品になる」の塩梅なのではないかと感じました。


主人公の女性のキャラクターの作られ方についても触れたいところですが、

(早い話が「ずるいよ〜」がてんこ盛りなのですが笑)機会があれば、追記します。