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2018-06-23

最近観た映画とか

海外の滞在を終えて無事に帰国してました。滞在中のことはあとで書くかも書かないかも。帰りの飛行機、めっちゃ時間がありすぎて映画四本観たわ。四本観てもまだ時間余ったけどね。。

[]シェイプ・オブ・ウォーター

映画館ですっかり見逃してたのをやっと見ました。

現代のお伽話の優しさと、迫害される者たちの残酷さが絶妙に混ざり合ったお話でした。なんと言っても一番共感したのは、アパートの隣人ジャイルズですかね。半魚人の神性とイライザの無垢さの外側で、ひっそりと二人の愛情を見守る存在。この二人はこの物語の中でも取り分けて「外側」にいる存在なんですよね。で、ジャイルズというのはそういう外側と、ストリックランドのように社会的に成功している内側との間の、すごく中途半端なところにいるんですよ。彼は内側に戻ろうと頑張っているけど、いつも弾かれてしまう。それなのに半魚人とイライザのように俗世から懸け離れた外側にも辿り着けない、凡庸な人物です。しんどいな、と思うんですよ。彼はそういう中途半端なところで頑張るしかない。なんだかそれが刺さる。美しい物語に寄り添う、平凡な人の視点。そこがすごく印象的でした。

[]ピーターラビット

英語版で。

ピーターラビットの概念が崩れた(笑)思ったよりアクションが激しいし、わりとえげつないですね。手段を選ばないというか。宿敵マクレガーウサギ相手にどんどん正気を失って過激な行動に走っていく過程もすごい。小休止のようにラビットたちの飼い主ビアが挟まって、ものすごくドタバタしてます。でも、そんなに「コレジャナイ」感はなかったんですよね。うん、見てる途中で「あ、これトムとジェリーだ」と思ったから。いやーあれですよね、宿敵ってのは「こんぐらいやってもあいつは回避する」っていう絶対の信頼がありますよね。あと、マクレガーが「ウサギ相手に何やってんだ。。」とふと冷静になる瞬間が面白かったです。

[]追龍

日本語がなかったので広東語と英語字幕で。読めない。。

ドニー・イェンアンディ・ラウのダブル主演映画。こりゃ観ないとな。

どこまでがフィクションなのか分からないけど、ドニー・イェン演じるホーは実在の香港麻薬王だったようです。彼のファミリーと、警察組織でありながらも友人となるロック(アンディ・ラウ)との絆を中心に、1960年代の香港の闇を描きます。他の香港映画を観たりするとこの時代は英国領でイギリス人が悪役でよく出てきたりするんですが、この映画もそういう感じですね。圧政の下、なんとか食いつないでいくために、家族を食べさせていくためにホーは悪事に手を染めていく。アクションは少なめだけど、ドニー・イェンの様々な表情が見られるのでなかなかいい作品でした。今度はちゃんと日本語訳で見よう。。

[]トランスフォーマー/最後の騎士王

トランスフォーマー、そういえばどの段階から観てないんだっけ?ダークサイドムーンまでは見た記憶。。まあこういう映画はさ、あんまり考えずに機械知性体たちがガインガインとやり合うのをスナック菓子片手に観るのがいいですよね。それにしても2時間半は長い。。お気に入りオートボットバンブルビーがきちんと出ていて、オプティマスがかっちりと決めてくれればそれでいいです。それとマーク・ウォルバーグの腕がむきむきで良かった。

[]ニンジャバットマン

観てきました。去年の東京コミコンで見かけてら気になってたんだよ。

こういう、トンチキな方向にトップでギアを入れてドライブしていく映画はすきです。あほですよね(褒めてる)そしてめちゃくちゃかっこいい。あの衣装の絶妙なアレンジがすごくいいんですよね。戦国大名ヴィランたちのフュージョンがさいこうにイカれてて大好きです。特にトゥーフェイスね。バットマン甲冑装束もすごくいい。そういえばバットマンってマシン以外はわりと原始的な武器だから、こういう時代でも違和感ないんだよね。あとナイトウィングが良かったな。あの棍棒はどの時代でも使える(笑)あとキャットウーマンの首元にある鈴がわりと大きめで、ちょっと「ドラミちゃん」感があるのがかわいかった。声優陣もすごく豪華で、やっぱりバットマン役の山寺宏一さんがすごくヒロイックで素敵でした。わりととんでもないストーリーなのに、アクションはかっちりしてるんだよね。最後のジョーカー戦、見応えがあったなあ。そういうバランスも優れている楽しい映画でした。

2018-06-06

最近読んだ本とか

ここ最近は積ん読電子書籍)の消化がめっちゃ捗ってます。でもまた買っちゃうんだろうけど。。


世界の誕生日


同じくル・グィン「闇の左手」と同じ世界観の小作品を含む短編集です。この中で「孤独」は別の短編集(SFマガジン700海外編)にも収録されていて、これは読んでたんだけど他は初めてかな。


この短編集は性とそれにまつわる個人の物語が豊かに語られている印象です。性と言っても一般に想定する男と女ではなくて、様々な環境での多様な性の在り方に注力しているんですよね。で、あんまり親切な文章でもありません。わりとハイコンテクスト、というのかな。読者が分かってる想定でどんどんお話が進んでいきます。

だけど、ここに登場する人々の性との葛藤とか、誰かと関係を持ちたい気持ちとか、そういう普遍性というのも埋め込まれているのでそんなに置いていかれる、という感じでもないんですよね。で、ここがやっぱり面白いところで、どんなに多様な性の在り方だとしても、自身の身体について、相手との関係について、あるいはその性を内包する社会について、悩んだり考えたりする過程がすごく興味深くて面白かったですね。


過負荷都市

過負荷都市 (ハヤカワ文庫JA)

過負荷都市 (ハヤカワ文庫JA)


役割を演じるからその自分でいられる、という変な都市で「高校生をしている」峯士(たかし)は高校生であることをやめて(殺す相手もいないのに)殺し屋である自分を選ぼうとするが、恋人の玲湖(れいこ)や年上の親しい間柄の剣丈と共に、高い負荷のためにおかしくなっていく都市の綻に巻き込まれる。


タイトルにもあるように過負荷(かふか)ときて、ちょっと不条理というかこの著者だといつも通りというか。何者にもなれる、という設定を個人の(若者の)努力や意志ではなくて都市の方に組み込んでしまうのが面白いんですよね。人間は無限の可能性を一つに留めておくだけの存在っていう。でも峯士たちは様々な可能性世界を行ったり来たりして、多様な現実に直面します。一意に定まらない現実に戸惑いながらも、彼らはなんだか前向きなんですよね。高校生カップルの無邪気さと、そこに一人はさまったおじさんの悲哀がなんだか面白くて、そんなに難しいこと考えずに彼らと一緒にドタバタな現実を飛び回る感じが楽しかったです。それに両親や祖父の関係は、こんな「現実離れ」したお話なのに、きっちりと地に足ついていて、おじいちゃんのエピソードが良かったですね。


Gene Mapper - full build -

Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)

Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)


この作者さんの長編を読んだのは初めてですね。(短編はいくつか)

ガジェットの使い方とかテクノロジーへの姿勢とかがかなり好みでした。特に拡張現実を実現する技術周りの設定と描写は、サイバーパンクものとしてここ最近で一番「おおっ!」と思うところがけっこうあって楽しめました。ストーリーもミステリ仕立てでついつい先が気になってしまうし、主人公の周りがかなり有能でがんがんお話を引っ張っていくし、主人公要らないんじゃ。。って思ったらちゃんと見せ場があって良かったです。技術と人との関わり方(というか技術との距離の取り方、かな)を様々な視点から模索する展開、最後の将来への「開かれた」展望はけっこうぐっとくるものがあって面白かったです。


ディアスポラ

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)

ディアスポラ (ハヤカワ文庫 SF)


前に一度読んでるんですよ、これ。で、今回読み直してみて。内容全然覚えてなかったせいで、新鮮な気持ちで楽しめましたw なんとなく最後だけは覚えてたけどね。そして相変わらず途中の宇宙物理的なところはあんまり理解できていないけど(そもそも六次元とか無理)、やがて来る災厄を前にあの手この手でなんとかしようとする人類の途方もない旅の過程がすごく良かったですね。人類といえどソフトウェア化している彼らはそもそも不死だし並列化するし、災厄という終焉を回避する方法を探りながらも、不死となった後の自分自身の「終わらせ方」という部分を同時に考えないといけない。登場人物一人一人が選ぶ結末がすごく興味深くてあまり停滞することなく読了しました。

前に読んだときからSFレベルちょっと上がった感じがしてうれしい。


亡霊星域


叛逆航路 ラドチ戦史の続編です。

前回は主人公ブレクの逃避行と復讐劇でこちらもすごく面白かったんですが、今作は派遣された先の星系で遭遇する異種族、異文化とそこにある軋轢に立ち向かう、どちらかというと組織的、政治的なお話でした。前回ほどアクションシーンはないものの、ブレクを中心として前回から続いて登場しているセイヴァーデンなどの主要キャラクターたちが時に喧嘩したり和解したりして星系の安定に奔走する展開もかなり面白かったですね。前回は孤独に(というわけでもなく常にやっかいなセイヴァーデンがいたんだけど)立ち回っていたブレクが、今回は同乗している副官たちと協力したり異種族と接触して協力関係を作り上げたりと仲間との関係に視点が置かれているんですよね。ある事情からブレクは意識を共有していた部隊から離脱しなければならなくなり、以来ずっと孤独だったのが今作でちょっと報われたのかな。。というシーンがすごく良かったです。

2018-06-05

グラフィック・ノベルというものにはまりつつあるみたいっていうこと

海外というか欧米の方には漫画のように絵と文章を組み合わせた読み物があって、それをグラフィック・ノベルと言うそうです。まあその辺の厳密な区別はよく分かんないんだけどね。ヒーロー映画で有名なマーベルやDCはアメコミ(アメリカン・コミック)って呼ばれてるし、フランス語圏になるとバンド・デシネって言ったりするし。ちなみに日本の漫画も英語などに翻訳されて本屋さんに並んでるのを見かけますが、「Manga」って日本語読みのジャンルで括られてますね。

ようするに漫画みたいなやつ、なんですが日本の漫画とはちょっと違います。


まずはコマ割がほぼ四角です。漫画だと展開に合わせて見開きとか台形とか、コマの形にいろいろパターンがあるんですが大きさを変えてるくらいで四角以外はあんまり見かけません。たまたまそういう作風のばかり読んでるのかもしれないけど。なんというか、コマの設計が映画のカットのような感覚に近いんですよね。コマの一つ一つをカメラで撮影したような、そんな感じ。漫画ってコマとコマの間が連続していてスムーズにストーリーを追えるんだけど、グラフィック・ノベルだとコマの間が少し断絶していて意識的に読み込んでいく必要がある、小説を読む時の感じに似てるんですよね。


それに漫画に比べて文字が多いです。まあこれは日本語に比べて、一つの文章を表現するのに英語やフランス語の方が単語数が多くなりがち、っていう漫画に関係ない言語のせいもあると思うんだけど。それを差し引いても、たぶん漫画より文字表現は多いんじゃないかな。グラフィック・ノベルというだけあって、基本的には絵(グラフィック)で説明しているんだけど、ノベル(小説)としての部分もたくさん盛り込まれている感じですかね。セリフだけじゃなくて、ナレーションやモノローグをうまく組み込んでいたりして。ああ、でも一つだけ欠点があるとすれば、ほとんどの作品は文字も手書きですごく読みにくいってことですかね。。UとVの区別がわからないよ。日本語翻訳だときちんと印刷文字に差し替えてあったりして読みやすいんだけど。


今までこういうハイブリッドな読み物に出会ったことがなくて最初はなかなか読むのも大変だったんですが、なんかこう漫画を読む能力と小説を読む能力を同時に使う楽しさがあるんですよね。漫画ってぱぱぱっと読んでしまいがちなんだけど、グラフィック・ノベルは絵を見て文字を読みつつのんびり楽しめていいなと思います。

というわけで、ここ最近読んだものの感想など。

[]AB IRATO


バンド・デシネですね。フランス語はほぼ分からないけど、絵の見やすさとキャラクターがかっこいいので買っちゃいました。ストーリーは2111年のカナダ西部の都市、モントリオール大企業が街を支配し、ゲリラ活動家ぽい集団が跋扈し、重武装した警察組織がなんとか治安を維持するような、そんなディストピア的な世界観。そこにひょっこり街にやってきた主人公が偶然出会った女性と恋に落ちるも、ゲリラの暴動に巻き込まれて離散。一方で大企業の支配者になにか因縁がありそうな、超能力を秘めた美女が暗躍する。。。という感じ?


絵的には武装した警察官たちがちょっと前の押井守ぽい感じのデザインだったりとか、女性の顔立ちの線の強さとかがけっこう好みです。途中で日本人らしき甲冑の集団が登場するなど、なかなかオリエンタルな風味もあったりして。まあもう少しお話を詳しく読み込めたらいいんだけど、絵だけでもけっこう面白いですね。

[]The Wolf Among Us

Fables: The Wolf Among Us Vol. 1

Fables: The Wolf Among Us Vol. 1

Fables: The Wolf Among Us Vol. 2

Fables: The Wolf Among Us Vol. 2


同名のアドベンチャーゲームコミカライズです。


童話の世界の住人が現実世界のニューヨークにこっそり隠れて住んでいるという、今風にいうと逆転生もの?主人公は、元赤ずきんちゃんの大きな悪いオオカミことビッグビー。童話世界の住人のコミュニティで保安官を務めています。ある夜、トード(カエル男)からアパートの上で騒ぎがあるとの通報を受け現場に向かったビッグビーは、元オオカミのお腹を切り裂いて赤ずきんちゃんを助けた猟師ことウッズマンと、一人の女性が言い争う現場に遭遇。なんとか騒ぎを収めて女性から事情を聞こうとするも「後で保安官事務所に行くから」と彼女は名前も告げずに立ち去ってしまう。事務所と自宅のあるアパートへ戻ったビックビーは、夜中にも関わらず元白雪姫のスノウに呼び出される。いつもは冷静なスノウが急ぐ先はアパートの玄関口。そこには先ほど別れたばかりの名も知らぬ女性の首があったのでした。。


という冒頭で始まる連続殺人事件を基調としたお話です。キャラクターたちはほとんどが何かしらの童話の登場人物で、転生後も童話の中のしがらみを抱えていたり、現実世界にうまく馴染めずに身持ちを崩したり、ささいな悪事に手を染めたりと、童話の優しい世界とは真逆の世知辛い生活を余儀なくされています。ゲームではビッグビー(というかゲームプレイヤー)は、登場人物たちをジャッジするような選択を迫られるというもので、これがなかなかどっちもどっちな選択が悩ましくてめっちゃ面白いんですよね。


で、コミック版です。ゲームの中では端折られていた(と思う、実績解除してないだけかもしれないけど)ロバ皮(Donkey Skin)の童話や、ビッグビーの過去とか黒幕のエピソードが補足的に盛り込まれていて、単なるゲームのストーリーをなぞるだけじゃない部分があってなかなかお買い得でした。

ちなみに最近、開発元から続編のアナウンスがあったので復習するのにもお役立ちですw


元々はFablesというグラフィック・ノベルを元にゲーム化したものらしいので(むしろグラフィック・ノベルとしては元の方が有名なのかも)、機会があったら読みたいなあ。

[]The Witcher 3 CURSE of CROWS

The Witcher Volume 3: Curse of Crows

The Witcher Volume 3: Curse of Crows


気がついたけどゲーム原作のグラフィック・ノベルばっかりだな。ゲーム原作だと世界観がだいたい分かってるから入りやすいんですよね。

で、これもそうですが。いや、このシリーズ、たぶんそのうち日本語訳出ると思うんだけど(1と2は出てるので)、表紙にもあるけどシリとイエネファーが出てるし、ぱらっと中を見たらめっちゃお風呂シーン多くて思わず買ってしまいました。ゲラルトがお風呂好きなのは知ってるけど、なぜかシリとイエネファーにもそれぞれお風呂シーンがあります。こんなにお風呂好きなの、他にしずかちゃんしか知らないw


内容はしっかり読めてないので日本語翻訳版を待ちたいですが、ちょっとだけ。ゲラルトとシリとイエネファーという、主役級の三人のエピソードが見られるのがやっぱり嬉しい。ギャグもあったり、シリが一生懸命だったり、ゲラルトとイエネファーが相変わらずいちゃいちゃしたりして、読んでるとこのエピソードのゲームやってみたいなあと思ってしまう。(もう追加コンテンツないみたいだけど)あと、どうでもいいけどゲラルトの装備、初期のやつだたぶん。

2018-06-04

最近のこと

少し前から日本を離れて他所の国に滞在しています。だいたいで言うと北米大陸。旅行よりももう少し長い滞在って感じですが、本屋で漫画を買ったり自転車こいで映画観に行ったりと、やってることが日本に居る時とあんまり変わんないです。たまには観光もしてるけどね、そんなに毎日行かないし近くのカフェとか公園でぼーっと本読んだりしてる方が楽でいいんだよね。

最近観た映画とか

というわけで飛行機の中で観たりこっちで観たりした映画の感想です。

[]ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

英語版で観たのでふわっとしか理解してないところもありますが。

クリアするまで出られない、謎のゲーム「ジュマンジ」に取り込まれてしまった高校生四人は、マッチョ美女格闘家、教授、地図と荷物持ちの役割に振り分けられ、危険なゲームを余儀なくされる、そんなお話。


まずはこの映画のゲームっぽいところがすごくいいんですよね。

ゲームに囚われた四人はそれぞれ三回のリトライが認められています。みんな三機持ってるっていうこと。(ライフは機で数える古いタイプ)で、死んだら空から落ちてきてリトライ。それがマリオみたいなビットの画面じゃなくてリアルな実写でやるからすごくシュールなんだけど、そこが可笑しいんですよね。それに機が減った時の「ああ〜」って感じがすごくリアルでした。

それぞれのキャラクターに付随したステータスや属性によって、めっちゃ足が速かったり格闘技がめちゃめちゃ強かったり、なぜかケーキで大変なことになったりと、そういう「ゲームデザイナー、絶対ここでネタに走ったな!」って感じの無茶苦茶な設定とかも良かったし、NPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)の使い方も良かった。そうそう、ゲームおたくinマッチョの子が「NPCって何!?」って質問にさらっと答えるおたくっぷりがすごくぐっと来ました。


それにしてもゲーム内のそれぞれのキャラクターがきちんと内面を反映していたり、ゲーム内でその姿でいることで少しずつ変わっていったり、変わらなかったり、そういう部分をきちんと表現しているところはすごく良かったですね。ドウェイン・ジョンソンがあんなにおたくっぽい内面を出せるとは思わなかったし、ジャック・ブラックのイケイケ女子高生の憑依ぷりは完璧すぎたし、カレン・ギランのちょっと奥手でシャイな女の子は見ててすごく応援したくなった。

今度は吹き替えで観たいな。

[]スパイダーマン・ホームカミング

こっちは日本語吹き替えで。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーは観てたんだけど、MCUは全部網羅してなくてこれも観てなかった作品でした。主役はスパイダーマンなんですが、わりとアイアンマンの中のひと(トニー・スターク)が出てきて、半分もいかないけど三分の一くらいはアイアンマンだったんじゃないかって感じです。というのも、スパイダーマンの中のひと(ピーター・パーカー)と擬似的な父子のような関係なんですよね。で、その中でピーターは認めて欲しくていろいろと無茶なことをして結局叱られてしまったり。そこにもう一つ、この映画ではある意味でピーターが対峙しなければならない「父親」としてバルチャーというヴィラン(悪役)を登場させています。このバルチャーとアイアンマンの間には、経済的な格差があるんですよね。アイアンマンは大きな会社の経営者であるけれども、バルチャーは政府方針で仕事を失ってしまった失業者です。ピーターはどちらかというとあまり裕福な家庭の子ではないしトニーをすごく尊敬しているけれど、どちらの側に義があるのか、ということにはあまり関心がなさそうなんですよね。彼にとっては、社会にとっての正義や経済の仕組みという大きな枠組みではなく、等身大の高校生が手に届く範囲での正しさを貫いていると思うんですよね。それが時には大人たちの思惑をふわっと超えていく感じが爽やかで良かったです。

[]ランページ

英語版で。まーこれはあんまり理解してなくてもほぼほぼアクションだから別にいいんだけど。

大きなものが大暴れする映画っていいですよね。整然とした道路も、ピカピカのガラス窓もぜーんぶぶっ壊してぐっちゃぐちゃにする。車も装甲車もなんならヘリも、捕まえてぼこぼこにして放り投げちゃって。まあこういうのはゲームでやっても楽しいんだけど、スクリーンの前にぼーっと座ったまま楽しむのもいいですよね。

まあ、見所はなんといっても巨大ゴリラのジョージとドウェイン・ジョンソン共闘シーンですよ。巨大化した生き物に比べたら人間なんてすごくか弱いんですけど、なんにしろあのロック様なのでめっちゃ絵になるんですよね。霊長類コンビがやるぞー!と会敵するシーンがめっちゃ盛り上がりました。

[]ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー

英語版で。スターウォーズ自体もあんまりちゃんとわかってないので、しっかり理解できてないかも。


なんだかあんまり評判良くないみたいですが、私はわりと楽しく観ました。なんといってもスター・ウォーズなので、贅沢なシーンの連続でもうそれだけで良かったなと思っちゃうんですよね。

スター・ウォーズではハン・ソロが好きかな、ってくらいの感じなので主演の若きソロもまあいいんじゃないかなと思ったのですが、めっちゃファンだとやっぱり「これじゃない!」って感じなのかも、というのもなんとなくわかる気がします。今作だとちょい悪って言うより優しくて一途な一面の方が印象的だったからかな。それにアクションや見せ場にケレン味みたいな、スカッとする感じが少なかったのもあるかも。

でも一人の青年がどん底から這い上がりながら、自分の夢や恋人との関係を諦めずに走り続けるっていう物語として観た時、いい映画だなと思ったんですよね。特に生まれて初めてハイパードライブを体験した時の眼差しとか、夢が叶った時の夢中な表情とか、裏切りや信頼を積み重ねていく時の覚悟とかがそこに見えるようで良かったです。

2018-05-08

最近のこと

ちょっとフランス語を覚えとく必要がありそうで、語学学習がてらネトフリでフランス語の映画を探して観てました。まー発音がけっこう難しくて短いフレーズ以外はあんまり聞き取れないけどね。

そういえばフランスの著名な映画監督と言ったらリュック・ベッソンだよなーと思って探したんだけど、ほとんどが英語劇なんですね。へえー。そういえば定番のアメリもあったけどそのうち観るかも観ないかも。

[]大統領の料理人

大統領の料理人 [DVD]

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タイトル通りの料理人のお話ですが、この料理人となる人物は片田舎の家庭料理が得意な女性です。男性ばかりのフレンチの世界に果敢に飛び込み、なおかつ大統領付きという重圧も背負った特別な料理人の物語です。

料理のお話のため、めちゃくちゃ美味しそうなお料理がたっぷりと出てきます。なんかこれだけでもうめしてろーな感じで観ながらお腹が空いてしまうのが辛かった。。

一番これはやばいと思ったのは、夜にこっそり厨房に降りてきた大統領に出されたスライスしたトリュフをたっぷりと乗せたトースト赤ワイン。大統領も料理人も、互いに逆境にありながらそれぞれの本分を全うしようとするプロフェッショナルと、二人の秘密の料理という感じがしてすごくいいシーンでした。

[]シェフ!三ツ星レストランの舞台裏へようこそ


なんか似た名前の映画がもう一本あるみたいですが、こっちはジャン・レノが出てる方です。

三ツ星を獲得し続けてきた格調高いレストランのシェフと、才能はありながらいい加減な人柄で料理の仕事が続かない青年が巻き起こすドタバタお料理コメディです。

で、この威厳のあるシェフをジャン・レノが演じているわけですけれども、怒りのあまり黙り込むシーンなんかはものすごく剣呑な殺気がほとばしったりしていてなかなか迫力がありましたw

お料理はたくさん出てきたけど、シェフが娘のために焼くパンがシンプルだけどめっちゃ美味しそうだったなあ。

[]アナザー

フランス映画の方の。ミステリーだけどあまり「えー!」という驚きがなくて、うーんどうなんだろうね。主要人物の三角関係らしいところもちょっと読み取れなくて、主人公の鬱屈がふわっとしてしまった感じでした。うーん。