アラジンは男性版シンデレラなのかっていうこと

ゴールデンウィークは特に予定もなくだらだらと過ごしておりました。まあ、先月家族でディズニーシーの方へと遊びに行っててGWは予算的にも体力的にも抑えめで過ごそうかなと。
あ、ちなみに4月中旬のディズニーシー、空いてて良かったですよ。行く前にガイドブックを買い込んで混雑予想を調べておいたんですが、どのアトラクションも平均以下の待ち時間だったみたいです。ただ超人気のタワー・オブ・テラートイストーリー・マニアはさすがに混雑してて乗れませんでしたけどね。その混雑も普段列に並ぶことのない田舎者だから耐えられないだけで、都会の人ならラッキーな範囲内だと思いますけど。
ええと家族のディズニー旅行の話をしてもさほど面白くはないので、ちょっと映画よりのお話を。ディズニーの映画の中でも私はとりわけ「アラジン」が大好きで、ディズニーシーのアトラクションももちろん楽しんできました。ジーニーが大好きなんだよ。
現実に帰って来てからも(笑)熱が冷めずにさっそく映画を見直してみたんですよね。いやーけっこう久しぶりに観たけど、やっぱり面白かった。演技と歌の組み合わせ、ストーリー、アクション、どれもが楽しい。なによりキャラクターが際立っていながらも、他のキャラクターとぶつからずにお互いに引き立てているところも素晴らしい。ジーニーは彼自身だけでとても魅力的なキャラクターだけど、賢いアラジンと次第に関係を深めていくうちに別の一面も見せるようになる。アラジンは王女ジャスミンとの関係では常に二面性を持ったキャラクターとして描かれ、その葛藤がストーリーの軸になります。自分の実力ではない、魔法の力によって「王子」となったアラジンは、自分の正体をジャスミンに打ち明けられずに悩み続けるのですが…。
って、あれ、これってシンデレラの男バージョンなんじゃない?と観ながら思いついたんですよね。魔法によって変身した主人公が好きな異性に会いに行くというお話。でも男性と女性で違うのは、「それって本当の実力じゃないよね?」と問われるところ。シンデレラだと可哀想な境遇と引き換えの奇跡のように描かれるのに対し、アラジンでは魔法はチート(ずる)として描かれている。アラジンだってかなり貧しい生活をしていることには変わりないのに。なんなんだろう、この差(笑)その「ずるをしている」ということにアラジンは苦悩して、それを持ち前の賢さで切り抜けて行くのがこのストーリーの醍醐味ではあるのですが、男性ってなんかこう常に実力を証明しなければならないものなのかなあ、と思ったのでした。うーん、シンデレラはあまり「ずるいよそれ!」という感じはしないものなあ。
あと、ディズニー映画では珍しく男性主人公のタイトルなんですねこれ。


そういえば帰って来てから、ディズニーシーの方に「アナと雪の女王」のアトラクションが作られるとニュースでみました。おお…また行かなければ!


この時はイースターのイベントをやってました。この写真かなりカメラの望遠がんばってます…。


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