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COLAND このページをアンテナに追加

2016-01-06

パソコンのOSアップグレードするためにデータを整理していたら、8〜4年前に書いていたブログのテキストデータを発掘した。ブログを削除するときにはもう二度と読みたくないと思っていたはずだけど、わざわざテキストとcsvの形式でダウンロードしてあって、ブログのデータなんかとは少しも関係のないアプリケーションフォルダの下層に入っていた。もちろん、ブログを削除した日に、数年後のこういう日のためにわざわざ入れたのだと思う。




髪を伸ばしている。とくに切る理由がなくて。ドライヤーで乾かすのには時間がかかるし、寝返りをうつのに困ったりするものの、支度の際にはさっとまとめてしまえばいいから、短い髪よりも楽だ。

このあいだ散歩中にふと、長い髪が「よくわかんない」の象徴のように思えて急に鬱陶しく、というか忌々しいものに感じられた。私の「よくわかんない」は、うまく理解できませんとか、理解したことをどう伝えたらいいか考えるので数秒くださいとかいう意味ではなくて、境界線を主張することの放棄と、相手が展開する不機嫌に対して抱いた恐怖心の告白なのに、それがいつの間にかこんなに長く重たくなって、もう腰に届きそうだった。

2015-12-14

視線

身体を揺らされながら右を向いて、知っている背表紙に鈎を渡した。また別の日は右を向いて、馴染まない道具のうえを滑らせた。

2015-11-17

あなたの子供を産みたい。あした婦人科避妊器具を外してもらって、あなたの家へ行って、「あなたの子供を産みます。コンドームは要らない。」と言えばいいだけだし、彼はそれに応じるだろう。女の身体はときどきひどいめまいを起こす。だけど私はそれに従いたい。

あなたの子供は産めないだろう。
子供を産むために、女は、自分の身体を放り投げなければならない。私は自分の身体を失おうと決意して、自らそれを放り投げる、だけど彼は私が失った部分を共有しようとしないだろう。妊娠した女はそれに耐えられない。10ヶ月もあなたのことだけを思い続けるなんて、きっと耐えられない。