パズル通信ニコリ159号

● お知らせ ●
3の倍数の月にいつも頂いている著者献本が届かないので「今号はボツになったのかな」と心配された「パズル通信ニコリ」ですが、どうやら無事に採用されているようです。どうして著者献本がこないのかは謎ですが。
というわけで、今日は久しぶりに当ブログの本来の目的であるはずの「創作活動」にちなんだ報告になります。
パズル通信ニコリ159号に、僕の制作したパズル作品がひとつ採用されました。159号の特集である「こよみ」に合わせて、暦をテーマにしたパズルです。
題名は「1枚だけ違う月」です。
6枚の破られた日めくりカレンダーがあります。このうち1枚だけ他の月と異なる月のものが混じっており、それを推理する趣向の作品です。ラフ案を作るまでにそれほど時間はかかりませんでしたが、その先の具体化に苦戦した覚えがあります。
パズルというのはただ作ればいいというわけではありません(ただ作るというだけでも、とても大変ですが)。
(1)ミスリードを仕掛けること。
(2)別解が出ないようにすること。
この(1)と(2)は相反する命題であり、(1)を立てれば(2)が立たずという状況によく陥ります。なんとか自信作と胸を張って言える出来映えにまで仕上げることができました。この作品も「世の中で僕にしか作れないであろうパズル」です。
どうぞよろしく。
おっと! 実は夜に我が家に著者献本が届いたみたい。心配して損した。



改めてよろしく。