冬のソナタツアー(ウソ) 7/8

明洞と新村で「書いたいモノ買いまくっちゃうぜツアー」をしたソウル2日目でしたが、ソウル3日目である今日は「見てみたいモノ見に行っちゃうぜツアー」をする事にしました(ネーミングセンス皆無)。


というワケで、ソウル3日目・午前編
映画猟奇的な彼女をご覧になった皆様、お待たせ致しました(くじら風に)


思えばあまりの面白さにDVDを購入した時から、ロケ地マップを観ては「行ってみてぇ〜」と切望していたあの場所。
そう、遊園地「ソウルランド」でございます。


運動会の入場マーチと聞き違えそうになる音楽をバックに、入口にて記念撮影。





……超ビミョー。




まぁ同じく映画観て感動してロケ地に行った友人*1が「ショボかった」と言っていたのは覚えていたが。
まさかここまでとは…。
とは言っても、わざわざ地下鉄乗ってここまで来たわけですし、まさか入口で帰るなんて芸当はいくらこの私でも致しますまい。
入場券のみ買って、いざ遊園地へ!!




確か、ここだったよね?
キョヌと彼女が講義抜け出して最初に映るシーンです。
いくらショボいと言えども、さすがにここには感動しました、ええ。


そして、コチラ。



行く前にちゃんと映画観て確認しとけよ、って話なんですが、それもまぁできなかったので推測で写真撮影しまくったワケなんですが、コチラも映画に出てきたメリーゴーランドでございます。


そして!
これはさすがに遊園地内に1つしかないぞー、
ってか、これを見るだけでもここ来たかいあるんじゃないのー?
というアトラクションを見てきました。


その名も「SKY X(スカイ エックス)」で、ございます。




これがどういうアトラクションかと言いますと、こんな感じで





地上約55mの高さまで、ワイヤーで吊るし上げてですね……





合図と共に吊るしていたワイヤーがはずれてですね……
その後はひたすらブランコのように地球の重力及び引力に従う…といったモノでございますのよ。



言うまでもないですが、これメッチャ怖いです。
って言うか、このワイヤーで吊るされてる時の高さが既に気絶しそうになるほど高いんですよ。
乗った人の悲鳴をずっと聞いていたけど、吊るされてる時とワイヤー外された時が一番すごかったもん。


このソウルランドのアトラクションは基本的に乗り物券と呼ばれるものを買ったら全ての乗り物に乗り放題なのですが、この「SKY X」に関しては例外。別途15000Wが必要となります。*2
ソウルランドを代表する目玉アトラクションなので、こちらに来られた際は是非やってみてはいかがかな?と思いますよ。


……私ですか?やるワケないじゃないですか
今回この写真撮るのも、勇気ある女性3人組が挑戦してくれたからこそ。
映画でもこのアトラクションで悲鳴を上げてるシーンがあったので、是非撮りたかったのですよ〜いやー、撮れて…ってか見れた事に感謝、うん。


・ ・ ・


というワケで続いては、ソウル3日目・午後編
ソウルランドの最寄り駅である地下鉄4号線「大公園」駅から、ソウル駅にて乗り換え後、1号線「市庁」駅へ行き、10分ほど歩いて、今回ソウル観光の内で最も楽しみにしていた、劇「NANTAを鑑賞して来ましたー!!!


その名も「NANTA劇場」。
グッズ売り場にて。



NANTA*3を知らない方はコレを見ても「料理ショー?」と思う程度だとは思うのですが。
はい、間違ってはおりませぬ。
これは宴会場の厨房を舞台とした、料理人達のお話なのですね。


但し、全編言葉を使わずに音や体で表現をする、「ノンバーバル・パフォーマンス」なのです。
ショーの中身まではさすがに動画はなかったんだけど(そらそうだわな)、紹介動画があったのでココでもご紹介します。



さて、肝心なショーを見た感想ですが。




すげー!!!!




の一言ですね、ええ。
言葉分からなくてここまで楽しめるショー、今まで観た事ないよ、すげーよ!!


やるなー、韓国。
すごいよ、韓国。
劇場を後にしながら、ひたすら感動しっぱなしでした。


因みにこの「NANTA」ですが、日本はもとより台湾、ヨーロッパ諸国、果ては南米アルゼンチンまで及んでいるという超ツワモノ演目ですので、機会がありましたら是非ご覧になるとヨロシイと思いますよん。


・ ・ ・


公演終了後は歩きでホテルに戻り、一旦休憩する事に。
ここで、ソウルには地下鉄があるにも拘らず何故徒歩でホテルに戻ったかと言いますと……。


答えは簡単で、ソウルの地下鉄は




超不便




なのですよ……。


確かに、郊外からソウル市内中心部へ移動する手段としては、最適な乗り物なのですよ。
でも、市内中心部の間を移動する人には、不便極まりないのですよ!!!
それについて、如何に不便かを丁寧に綴って下さったブログを見つけたのでご紹介。


http://blogs.yahoo.co.jp/shima_kz/49835824.html


記事名が「ソウルの地下鉄は不便やがな!」という、何ともどストレートな心の叫び。
ソウルの地下鉄―その乗り換えがどれほど面倒くさいか。


一言で言って




駅ダンジョン




ではないかと。
少なくとも私は地下鉄に乗るたび「邪神の像でも取りに行かされてるのだろうか」と思いました。


駅入口から乗り場まで。
○号線の降り場から△号線の乗り場まで。
電車降り場から◇番出口まで。
おはようからおやすみまで。
とにかく、歩かせる歩かせる。
乗り換えの為だけに300m歩くとか、ザラにありました


しかも、1つの改札が狭過ぎです
これじゃスーツケースの人は通れません*4
しかも乗車率がほぼ100%。
私なら心折れます。


極め付けですが、エスカレーター&エレベーターが殆どありません*5
通りでベビーカー率が日本に比べて少ないワケだ。
とてもじゃないけど、赤ちゃん連れで乗ろうなんて思える代物じゃありません。
例え雨降っててもカッパ装備で、多少信号機少なくとも*6街を歩いた方がマシだぜ!!と、わずか3日間しかいない私でも思いました。


・ ・ ・


という事で。
休憩後は明洞から徒歩10分の所にある「Nソウルタワー」*7へ行ってきました。
まぁ大阪で言う通天閣みたいなものなんですね、きっと。
そう思って足を運んでみたら……



結構地元の人が多くてビックリしました。
で、私達としましては折角ここまで来たのだから是非このタワーにある回転レストランへ行きたい…と思って行ったのですが。。。
ここの回転レストランは予約客のみ受付なのだそうで。


嗚呼、幼い頃行った旅行先でも行けなかった回転レストラン*8
自分と如何に縁がないか痛感致しましたですよ。


で、ですね。
海抜レベルでの高さ基準で考えると―なんですが、この「Nソウルタワー」、何と世界で第3番目に高いそうです。
因みに2位は…台北101だっけか?
とすると、1位はどこだ???どなたか教えて下さい。


そうこうしてる内に展望台に到着。
当然ながら360度円形展望台でございます。
また、窓には世界各地の地名の方角と距離が記されています。
折角なので私も台湾方向から撮ってみました。



こんなにモザイク領域が広いと何だか気分は犯罪者ですな。
ま、気にしませんが。

その後、回転レストランにフラれた悔しさを胸に蔘鷄湯*9をおいしくいただき、ホテルへと戻りました。



今回ソウル市内で寄ったレストランはいずれも私の強めなリクエストによるもので(笑)。
当然の事ながら日本のガイドブックを参考にして行ったので、全てにおいて日本語に優しいお店でした。
味気ないと思うかもしれないけど、それはそれで便利で良かったなー。おいしかったし。


明日は旅程最終日。13時の飛行機で台北に戻ります。
韓国ともいよいよお別れ。
悔いのないように、ンマかった韓国のりをたらふく買って帰るとしようか……。


(8日目につづく)

*1:4回観て4回泣いたというツワモノ

*2:しかも、乗る人への注意事項を話す時間が10分近くあります。そりゃそうだわな

*3:劇の名前「NANTA」は「乱打」という意味を持つ言葉だそう

*4:初日に私の両親が苦労したのはここでもあった

*5:両親は当然ここでも苦労した

*6:ソウル市内は横断歩道がとても少なく地下道がとても多い。何故…?

*7:NはNewの意味だそう

*8:夜9時に眠ってしまうお子ちゃまだった為。家族がどんだけ起こしても起きなかったので仕方なく私だけホテル直行だった

*9:サムゲタン。韓国の代表的なスープ料理のひとつ