スイッチオンプロジェクト, Book | 02:17 |
インタビューするにあたって、戦後史を復習したり*1、社会学の本を読んだり*2しているんですが、「インタビューってそもそも何のためだっけ?」と立ち止まり「記事を書くためだ」ということに気付いたので、記事を書く際に有用そうな本を買いました。山田ズーニーの『伝わる・揺さぶる!文章を書く』です。
高校生の頃、小論文の対策ってどうすればいいのかなぁと図書館に調べに行き出会ったのが山田ズーニー。山田ズーニー経由でほぼ日刊イトイ新聞の存在を知ったので、山田ズーニーはちと特別。山田ズーニーの本を今回買おうと思ったのは、スイッチオンプロジェクトの合宿でデスクのどなたかが山田ズーニーはスゴイとおっしゃっており、山田ズーニーの名前を高校生以来久しぶりに聞いた私は「そういえば、山田ズーニーって文章術だけじゃなくコミュニケーション術とかまで言及してくれるので、インタビューに最適かも」と考えたからです。その山田ズーニーの本を読んで得たことをわたしのインタビュー案に沿いながら少し書いておきます。山田ズーニーって言いすぎですね。
今回わたしがするインタビューは「スイッチオン」がテーマ。スイッチオンとは転機のことで、「現在の〜〜に至らしめるには、何かきっかけがあったのではないか?」という問題意識を持ってインタビューに臨みます。インタビューのゴールは「転機を明らかにして、その前後の変化・それが現在にどう活きているか、を聞き出すこと。そして、それを記事にし、読者の心を動かすこと」。ただし、これはあくまでも表のテーマであって、裏テーマとして「〜〜〜」というものがあります(わたしが聞きたいところ)。
ところで、インタビューは何のためにするんでしょう?なぜ質問を考えるんでしょう?
1つの大きな問題を考えるために、有効な、具体的で小さな「問い」をいくとも作って、自分にインタビューをすることで、考えは前に進む
ゴールに近づくため。そのために、効果的な質問をインタビュアーはする。だから、常にゴールを意識していないと良い質問はできず、良いインタビューにもならず、まして良い記事にもならない。インタビューをするためのインタビューになりかけていた私の頭がリセットされました。
いい意見を出す人は、「問い」も深い。「問い」が浅薄だと、意見もそれなりになってしまう
私のインタビュー中の質問によって、記事の質は大きく変わってくるということです。
大きな問いに近づくための小さな問いの作り方として、
に視野を広げてみるといい、と山田ズーニー。なるほど。
インタビューは会話。しかし、仲良くなるのが目的ではないから、「え?」って思ったところは突っ込みます。では、「え?あれ?」と思う場所ってどこだろうと考えると、自分と違う部分であったり、その人らしくない思考をしている部分であったりするでしょうが、ひとつに相手が思考停止している部分というのがあるのではないかと思います。思考停止を言及されると血が逆流するような感覚に襲われます(わたしは)。仲良くなるには、やらないほうがいいかもしれない。でも、仲良くなることが目的でない、その人を深く知ろうとするのが目的の今回のインタビューの場合、思考停止を見つけたら「?」を投げかけます。
思考停止を発見するポイントとしては、
などなど。インタビュー相手が思考停止をしている箇所があれば、そこを突っ込んでみようと思います。存在が揺らぐような質問が相手を知るのに良い、とわたしは考えているので。インタビュー相手が憧れの人なので怖いですが、やってみます。
文章を書く段階から逆算してインタビューについて考えながら本書を読むと、あれこれ重要なことが分かりました。文章を書く際にはもっと参考になるでしょう。記事を書く際、また読み返そうと思います。記事を書くのは来週末。