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漫画研究所 所長のcomics blog

日本のマンガが文化として広く世界に認められるようになったのは周知の事実ですが、さらなるマンガ文化の発展を応援するブログです。 具体的な目標はマンガ制作者の文化勲章受章です。それも遠い日ではないと確信しています。

2010-04-05

LIAR GAME(ライアーゲーム) ヤングジャンプNo.18 集英社

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LIAR GAME (1) (ヤングジャンプ・コミックス)

LIAR GAME (1) (ヤングジャンプ・コミックス)

本日は作画:甲斐谷忍「LIAR GAME(ライアーゲーム)」からです。

昨日所長は花見の宴の下にいました。気温も低く天気も少し怪しい状態でしたが、桜は満開でタイミングどんぴしゃ!でした。昨日感じたのは花見客のマナーです。場所柄も関係するのか、一昔前の様に酔っぱらいによる狼藉も無く、みんなそれぞれのグループで比較的靜かに花を愛でている様に感じました。しかし、トイレに行くと男性用小便器にたばこの吸い殻がつまりあふれている状態です。手洗いの洗面器も同様でした。愛煙家にとって聴きたくない話かも知れませんが、たばこのマナーをこれだけ言われているのに、喫煙出来る場所が少なくなっているのはその様な行動の喫煙者の責任では無いでしょうか。「私は、マナーを守っています」と言う人はいても、落ちている吸い殻を拾ったり、便器に手を突っ込んで吸い殻を処理したりしている人見かけることは有りません。たばこを吸う権利を主張するので有るのならば、他の人の安全や利益を守る義務を果たしてからが正論だと思います。喫煙愛好者は便器に詰まった吸い殻を拾い上げてから「ここでたばこを吸っても良いですか」と訪ねるべきでしょう。

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では、本題です。

ライアーゲームはテレビドラマ化され2010年映画上映中となっています。内容は作画:福本伸行「カイジ」とかぶるような部分が有りますが、基本のコンセプトが少し違うように感じます。どちらも大金を手にするゲームなのですが、こちらの方が、主人公が女性神崎 直とそれを助ける天才詐欺師アキヤマに振り分けられています。普通だったら一度助けて無事解決しているのにまた、あらたな問題を持ち込んだり、ゲーム中に味方を裏切ったりするこんな馬鹿な女に振り回されるなど一度で十分学習するでしょうが、何故か何回も彼女を助ける羽目になります。だから物語が続くのですが。でも少し問題有ると思います。

連載当初はとても面白い展開でしたが、今回この作品を精読したのですが、今週号を読んだだけでは全くゲームの内容が理解出来ないであろう事はよく分かります。ゲームが複雑になり心理戦を解説するのに、種や仕込みが不確定要素に頼っている事でとてもスッキリした内容にはなりません。

絵柄は丁寧で線は細く、中間トーンを多用しています。見ていて安定感は感じますが、本誌の印刷(紙の質が悪く)中間のトーンが完全に表現されず飛んでいます。全体にメリハリが無くボケた感じになっているのが残念です。

映画は見ていないので語ることは出来ませんが、この作品はテレビドラマはテンポ良くとても楽しいできあがりでした。本作品にとってほめ言葉では無いでしょうが、主役の松田 翔太がマンガの主役より魅力的に感じました。編集部はグラビアに力を入れるより、印刷の質を上げる事が最重要課題だと強く思います。

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