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あたまのなか研究室 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

2016-08-31

映画を観続けるということについて



 映画を映画館で集中的に観るようになって八年が経過した。いよいよ九年目である。

 当初は、映画については、(学生時代にそれなりに観てはいたものの)全然詳しくない状態(特に過去作)にあって「初心者」を自称し、それはおそらくずっと続くだろうと思った。

 具体的には少なくと十年は「初心者」だろうと思っていた。
 そして、その十年までそんなに遠い時期でもなくなってきた。

 ずっと思っていたのは「十年たったら、映画にもちょっとは詳しくなって、映画の見方も素人考えではなく、少しは深くまで読み取れるようになるだろう」と思っていた。

 しかしそんなことはなかった。

 むしろ最初の3、4年くらいは、どんな映画を観ても楽しく、面白くない映画をどう観るかという意味でも面白く、どんな映画でも観たかったし、実際可能な限り観ていた。

 ところがいつからだろう。5、6年をすぎるあたりから、そういう感覚が薄れてきたような気がする。
 そして、もはや、今となっては、映画を観るのが以前ほど楽しいと思えなくなってきたことに気づいている。

 決して全く面白くない、という訳ではないが、以前に比べるとトーンは低くなっている。以前はどんな映画も観たいと思っていたのに、今は観たい映画の方が少なくなっている。

 これにはいくつかの理由があるだろう。趣味以外の自分の日常生活における環境の激変。体調の問題。経済的な要因。
 しかしそれだけではない。もっとも大きいことがある。

 これにはまだ自分自身で確信を得ていないので推測にすぎないのだが、そして、その可能性を考えるだけで、ちょっとした戦慄を覚えるのだが、「映画を観ることに飽きてきた」のではないか、ということだ。

 いや、これは別の要因もある。「映画を観る目が肥えてきて、つまらない映画を観る気が起こらなくなったのではないか」という可能性だ。

 いまはわからない。

 これからわかってくるのかもしれない。

 これからどうなっていくのかはわからない。

 とりあえず十年まで様子を見たいとは思っているが・・どうなるかわからない。

 あるいは突然、映画を全く観なくなるのかもしれない。(0という可能性は低いと思うが)

 何周年記念だというのに、なんだか暗い話になってしまった。申し訳ない。

 いつかまた、自分の映画に対する気持ちついての明るい話をできれば・・と思っているのだが。

 (2016年9月3日)