「注目のエントリー」を俺たちの手に取り戻せ!


このエントリーはhttp://d.hatena.ne.jp/santaro_y/20051018/p1インスパイヤされて書いたエントリーです。


サブアカウントによるはてなブックマークをどうするかという話。

自分の中でもイマイチまとまらないまま書き始めてるので変なところがあるかもしれない。

まず、自分の中でのはてなブックマークの位置づけをおおざっぱに書くと「みんなが面白いと思ったwebページに触れられる場所」ということになります。「みんな」であって、「わたし」でも「あなた」でも「だれか」でもないのがミソ。そんで、今現在のはてブにおける「みんな」の最低ラインが5人ということになっています。「別々の5人が注目しているwebページなら、ほかの人も注目する価値があるだろう」とはてブのシステムは判断する。そこには数以外の要素は入りません。たとえカリスマだとかアルファがつくブックマーカーさんでも、注目している人数が5人に満たないwebページを注目のエントリーに入れることはできないわけで、だからこそ信頼できる。5人というラインが適切かどうかはともかく、ある一定の基準を満たしたものしか表示されないっていう信頼感を、知らず知らずみんな持っているはずです。

で、少人数による多重アカウントでのブックマークエントリー。これによって、はてブが「みんなが面白いと思ったwebページに触れられる場所」ではなくなるのがとてもとても嫌だ。これは自作自演が悪だからやめるべきという正義感や道徳心ではなく、自分にとって都合が悪いので何とかしてほしいという気持ち。

っていうか、「みんなが面白いと思ったページ」だと思ったら「だれかが面白いと思ったページ」だった、ってことが一度でもあっただけで、そのシステムに対する信頼感はがた落ちなわけで。つまりはシステムの問題じゃねえの? って思います。はてブで面白い記事を探してる人ならば、この点には敏感になるべきだと思います。そういう意味で

これはシステムがなんとかするべき問題です。

っていうid:kowagariさんの意見には全面的に賛成します。

でここで、上で引用した記事で「サブアカウントによるブックマークがuser数にカウントされない仕様」が提案されてるわけですけど、これに対してサブアカウントとは何かという根本的な問いが出てくる。これについては

で近藤さん自ら書いているとおり。

アカウント内での自己同一性を保ちながら、一方で、他のアカウントを持ち別の人格として振舞える自由や、実世界の存在や他の人格と結び付けられない自由を適切に保障していきたいと考えています。

ということらしいですが、かと言ってサブアカウントメインアカウントと同じ権限を持っているかというとそうではないそうです。

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サブアカウントでサービス利用に制限があるのは直接的な「ポイント」のやりとりに関わる

といったことに限られ、主なサービスの利用に制限はありません。