コムショップ店員日記(海賊盤) このページをアンテナに追加

2007-01-20

[日記]売る商品が増えすぎてリアル店舗を閉店しないといけなかったこと

どうも、愛知県岡崎市にある新品/中古ソフトの通販専門店コムショップメルマガ代打担当です。当店の売り物はPCゲーム(いわゆるエロゲ)TVゲームPS2ニンテンドーDSWii)]、アニメDVDなどです。販売だけでなく買取もやってます。

日記の内容があまりにもソレなことが原因で上司の逆鱗に触れコムショップ通販黒歴史となり、このダイアリーがなかったことにならないうちにいろいろ書いておきたいと思います。

このダイアリーコムショップメルマガ代打担当の私的なブログです。実際のコムショップの運営の事実とは異なっているかもしれません、なので代打担当の見た、思った、ごく私的な日記として考えていただきたいです。もちろんコムショップには代打担当より偉い人たちがたくさんいてその決断の中で現在があるわけです。一担当の個人的な思いと経営というものは全然別次元の存在だと考えます。

最初に通販専門店と名乗りましたが、昨年(2006年10月)までは当店コムショップ愛知県岡崎市愛知県豊橋市それぞれにリアル店舗を抱えておりました。でも売る商品が増えすぎて、売上が上がりすぎてリアル店舗を閉鎖しないといけなくなったんです。変な話ですよね、売る商品が増えすぎて店舗を閉鎖なんて。

もともとコムショップ(店舗)は愛知県岡崎市のシビコというショッピングセンターの4階にPCソフトの専門店としてオープンしました。実はこのころからコムショップホームページはすでに存在していて、中古ソフトの販売もおこなっていたんですが、もうホームページとしては本当に適当で、在庫の更新は2週間に一回くらいシステム担当がHTMLが理解できるからという理由で片手間でおこなっていました。まだ1999年ごろの話です。このころはインターネットで商売をすることは、本当に実業の片手間でおこなう場合以外はどの店舗も苦戦しているのが現実でした。実業のあまったリソースで通販をおこなうことが一番効率がいいというのが一般的な考え方だったと思います。またこのころの本業はシステム系の仕事でした。

とにかく通販は店舗のオマケとしてスタートしました。店頭で売っているものをWEBで表示して、ついでに売れればいいやの感覚でした。コムショップはPCソフトの販売量を増やすためショッピングセンター・シビコ内から現在の通販拠点、岡崎店の位置に移転しました。場所そのものは岡崎市の郊外で国道248号線沿いの車通りの多い場所での店舗です。店頭の売り上げはかなり順調に増えました。当時は店頭の売上と通販の売上は比べ物にならないくらいで、店頭売上が圧倒的でした。まだまだ通販は店頭販売のおまけでした。でもいつのころからか若干風向きが変わり、通販の売上がどんどんアップしていきました。2002年末に店頭の売上が通販の売上に抜かれました。最後に店頭の売上が通販の売上を上回ったのは2003年の5月のことです。(店頭売上の伸びそのものはかなり順調で、閉店時の2006年10月は2003年5月の2倍の売上を記録しています、でも通販の売上アップ幅はそれ以上だったということです。)それ以降はもう、その差はどんどん広がるばかりでした。

2004年以降になるとコムショップは深刻な問題を抱えました。在庫を置く場所がない!ということです。通販部門の成長率に建物が追いついていかないからです。これはかなり深刻な問題でした。実はコムショップは建物内部の改装を何度もおこなっています、またいくつかのシステム系の業務も手放さざるえないこととなりました。例えば今代打担当がいる机の場所はもともとせまいシステム系作業用の倉庫でした、次にソフト買取用の倉庫になりました、その後、事務所スペースとなりました、そして現在では壁が一部取り払われ、前よりはちょっと広めの事務所スペースとなりました。改装をおこなうごとに倉庫スペースがどんどん増えました。

2005年末、それでも倉庫は悲鳴を上げました。年末は一番、在庫量が増える時期です。「今年は大丈夫だけどたぶん、来年は無理だろうな」がスタッフの共通見解でした。ただバランスだけは悪くなかったんですよね。通販販売分の在庫を店頭に出すことによってとても地方のローカル店舗とは思えないほどの在庫量を持つことができましたから。

2006年7月にコムショップ豊橋店がオープンしました。愛知県豊橋市愛知県岡崎市から車で一時間ほどの場所にあります。こちらも店舗件通販出荷場所です。店頭と通販の売上比率は2:8。通販はまだまだ上り調子。

2006年8月ごろ、豊橋店を作ったものの結局問題は解決しなかったんです。両方で店頭販売通信販売をおこなう事は思った以上に効率が悪いことでした。リアル店舗として成立させるための在庫と備品、通販用の資材を両方(岡崎豊橋)に準備しておかなければいけないため、岡崎側の負担が全然減らなかったんです。在庫やその発送資材が多すぎて岡崎店側の倉庫不足は解消しませんでした。

2006年10月29日、岡崎豊橋の両方のリアル店舗を閉店することになりました。販売する商品の在庫量が増えすぎたため、実際の店頭の販売をやめなければいけなかったんです。コムショップは通販専門店に特化する決断をしました。

お昼や夕方の時間帯でもシャッターが半開きとなった店頭を見るとなんだか代打担当は申し訳ない気持ちになります。ニュース映像でときおり流れる廃れた駅前の商店街の一部のような雰囲気です。日本の各地にコムショップ通販のように店頭と通販を両方おこなっていて、通販が軌道に乗り店頭販売をやめてしまったお店がもしかしたらたくさんあるのかもしれません。売れすぎるから店頭販売をやめなければいけないというのは大きな矛盾です。でも、もし似たような状況でどこかしらのお店さんに「どうしたらいい?」って聞かれたら「店舗をしめて通販専門に切り替えたほうがいいよ」と答えると思います。でも、それは今までお店を育ててくれた地元のお客さんになんて説明したらいいんだろうとも思うんです。今でも本当に自分たちの力が足りずに申し訳ないという気持ちでいっぱいです。

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昼でもシャッターが半開きのコムショップ岡崎店(ヤマト運輸が前から入ります)

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10月29日をもって閉店いたしました(通販専門店となりました)

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店舗バックヤード部分。ここも現在は倉庫の一部です。

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倉庫です

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倉庫です (旧事務所です)

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倉庫です (旧事務所です)

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3本列になって入ってます

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倉庫です (旧店頭スペースです)

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発送用のダンボールです。天井高く積み上げられてます。

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hamanakohamanako 2007/01/24 00:36 すごい、amazonの物流センターみたいになってる……。これだけの在庫を抱えながらの対面販売は不可能ですね。

comshopcomshop 2007/01/24 16:07 コメントありがとうございます。店舗閉店直前の1年くらい前は実店舗より倉庫の方が在庫量が多くなりすぎてしまうなどの現象が発生していました。代打担当は市川塩浜のアマゾンの物流倉庫を遠目に見物に行きましたが、当店の1000倍くらいのスケールで圧倒されたのを覚えています。

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