FUSION IP-Phone SMARTをMacで使う
月額基本料無料でIP電話の番号を貰えて、通話料金も同じサービス同士の通話なら無料、それ以外の電話にかけた場合でも30秒 8.4円というFUSION IP-Phone SMART というサービスが始まったので試してみました。
注意としては以下の番号に発信が出来ません。
- 海外への通話
- 110番、119番など緊急電話番号
- 177
- 117
- フリーダイアル(0120など)
- ダイヤルQ2(0990)
緊急電話に発信できないので、注意が必要です。
クレジットカード情報の登録が必要ですが、登録も簡単ですぐに終わります。しかし、公式サイトにも書かれていますが、登録が完了したから使えるようになるまで1時間程かかります。今回登録した時は15分ほどで使用出来るようになりました。登録完了後すぐにSIPの認証までは出来るので使えるようになったと思うのですが、発信・着信が出来ません。
公式サイトではiPhone/Androidで使うためのアプリや、設定方法の案内があるのですが、PCでも対応しているアプリであれば使えます。
普段、Macを使っているので、Mac用のアプリを探すと幾つかあるのですが、インターフェイスもシンプルで設定も簡単な、Telephoneというアプリを使ってみました。App Storeからインストール出来るのと、オープンソースなのでソースが公開されています。リンクは
設定も簡単ですが、Fusionのサイトと名称が異なるので、以下の様なマッピングです。
- FUSION IP-Phone SMARTのMyPageにログインして以下のリンクをクリックするとSIP情報が表示されるので
- 以下の様にサイトから設定情報をコピーして入れます (Full Nameのところは好きな名前を入れて下さい)
- 電話をかける時はこんな感じ
- 出る時はこんな感じ
実際使った感想は、WiFi環境下ではSkypeより若干遅延は目立ちますが十分に使えるレベルでした。しかし、3G回線では電波状況が良好な環境でも通話に支障が出る位のノイズがのりましたが、Skypeだと音声も聞こえない様な電波状況の環境でも、それなりに相手の声が聞き取れ、こちらの声も届いていました。
iPhone/Androidアプリだと、Skypeなどと違いPush通知が無いので、常にバックグラウンドで起動しておきSIPサーバと通信していないと着信出来ないので注意が必要です。着信できない場合は、相手には話し中と通知されました。
少し不便なところがありますが、月額基本料が無料なので、月に少し使うという場合は契約してても損はないかなと思いました。