発売から少し経ってしまったのですが、8月頭に共著本が出ました。
『ワードマップ現代現象学―経験から始める哲学入門 』(新曜社)
植村玄輝・八重樫 徹・吉川 孝 編著
富山豊・森功次 著
http://amzn.to/2wc6aWu
著者一同で3年ほどかけて練り上げた本です。
出だしはそこそこインパクトをもって受け入れられているようで、発売後すぐに増刷かかりました*1。
ありがとうございます。
とはいえ、随所でいろんな人に怒られそうな主張をしていたり、かなり偏った見方を提示したりと、チャレンジングな試みをしている本なので、今後専門家の方々からいろいろと批判も出てくるだろうと思います。
プロの方々は、激励とともに叱咤ご批判をよろしくお願いします。
また、出版記念として、紀伊國屋書店新宿本店でブックフェアも開催されてます。
会場では14名の専門家による解説を載せた計36ページのブックレットを無料配布中です。
http://socio-logic.jp/events/201708_phenomenology.php
薄い新書レベルの情報量が詰まってますので、こちらも新宿に行く機会があれば、ぜひよろしくお願いします。
9月末まで開催予定です。
あと、長らくおまたせしているノエル・キャロルのOn Criticismの翻訳も、上手く行けば年末までには刊行される予定です。
タイトルは『批評について――芸術批評の哲学』の予定。勁草書房より。
いまバリバリと校正作業中ですので、もう少々お待ち下さい。