ラヂオの時間
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2000/09/21
- メディア: DVD
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そういうわけでずいぶん遅ればせながら三谷幸喜監督映画を初めて観ました。
期待どおりに面白かった。
まるで、ジョン・フォードの『駅馬車』やアンリ・ジョルジュ・クルーゾーの『恐怖の報酬』みたいな旧くて良質でスリルフルなアクション映画を観ている気分。
走り続ける馬車やトラックの代わりに、ラジオドラマの生放送というのが、現代的で見事な発想だ。
純粋にワクワク・ハラハラできる。
映画というモノを分かってる。
キャストもみんな個性的なのばかりだけど、三谷色に染まるんだなあ。
最近の日本映画にありがちな「濃すぎる」キャラが無いのもよい。
やっぱり舞台出身の監督は違う。
『笑の大学』も『有頂天ホテル』も観たくなりました。