「ウェブ進化論」の書評もいろいろ

FACTA編集長、阿部さんが、ウェブ進化論2――ラムズフェルドの民主主義というエントリーでWEB進化論に対して物申している。
WEB進化論も、読む人によっていろいろな捉え方があるのなぁと思った。
阿部さんともあろうお人が、まるで脊髄反射的な書き込みをされてしまって、danさんにばっさりと漫画比喩で 神の視点!?いやいや、あれは元気玉。 と、切って捨てられている。まぁ、これが釣りなのかどうかは、よくわからないが、catfrogさんのエントリーちょwwwおまいらwwww 釣られかた間違い杉wwwにはワラタ。みんな芸達者だなぁ。

ちなみに私が感じた「ウェブ進化論」は「若者賛歌」であるということだ。
「若者よ!変化せよ!後悔するな!」
というメッセージを感じた。googleや、その他は、このメッセージを伝えるためのツマにしか過ぎない。
ウェブ進化論」が、投げかけた花火の内封する色音は、さまざまなbloggerという触媒を経て、いろいろな形で花開いて大きな大輪の花火となって連鎖を繰り広げている。非常に見ていて、楽しい。たぶん、これは、blog文化に対して、はじめて、直接に ぷよぷよ の120連鎖くらいの議論の連鎖を巻き起こした書籍になったんじゃないかと思われる。この連鎖の根底にあるのがこのメッセージの熱さで、自らが若者だと感じる人たちが、この本を読んで、「何かやらねば!」という焦燥にも似た追いたてにより、反応しているんじゃないかと思う。まぁ、私も反応している一人なんですけどね。